<りらいとらぼ>を運営する“しょうろんますたあ”(@ronbun_master
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今回は<公共交通サービス>をテーマとした論文試験について以下の4つを解説します。
1 「公共交通サービス」は頻出テーマ
2 <書写>で論文スキルの基礎を磨け!
3 構成メモは答案作成必須ツール
4 重要キーワードを得点源にする
さっそく<頻出問題からどうぞ!
【本記事はプロモーションを含みます】
「公共交通サービス」は頻出テーマ
まず<問題>をじっくり読み込んで、論文の<答案>をイメージしてみましょう。
問題
人口減少による地域の公共交通サービスの課題を整理し、住民が安心して快適に利用できる公共交通を実現するため、行政はどのような取組みを行う必要があるか、あなたの考えを述べなさい。
<書写>で論文スキルを磨く
まず、400字詰め原稿用紙を3枚と鉛筆などの筆記道具を用意してください。
次に、ネットなどから索出した<模範答案>を最初から最後まで正確に書き写していきましょう。
書写のメリットは3つあります。
書写メリット
① 合格答案の内容をインプットする
② 原稿用紙の正しい使い方を覚える
③ 答案を完成させる時間を確かめる
この「書写トレ」を重ねることで、モチベとスキルは格段にアップしますよ。
原稿用紙のルールについては、以下に整理しておきますね。 原稿用紙ルール ✔︎ 文字は「楷書体」でマス内に収める ✔︎ 書き出し、改行後、段落の先頭は1マスあける ✔︎ 行中の句読点(、。)は1マスに入れる ✔︎ 行末の句読点は、文字と共に入れる(行頭に打たない)→行頭禁則 ✔︎ 行中のカッコ(かぎ・まる)は1マスに入れる ✔︎ 行末のカッコ(かぎ・まる)閉じは文字と共に入れる(行頭に書かない) →行頭禁則 ✔︎ 原則として縦・横書きすべて「漢数字」を用いる
✔︎ 行末のカッコ(かぎ・まる)始めは次行頭に入れる(行末に書かない) →行末禁則
✔︎ 固有名詞、数値、暦年は「算用数字」を用いる
✔︎ 数字は1マスに2字ずつ入れる
✔︎ アルファベットは縦書きに用いないが、固有名詞・略語は大文字で1マスに1字入れる
(横書きには用いることができ、大文字は1マスに1字、小文字は1マスに2字入れる)
構成メモは答案作成必須ツール
たとえ書きたいことが頭に浮かんできたとしても、
いきなり原稿用紙に文章を書き始めるのはゼッタイダメ!
これはたいへん重要なことです。
実際の試験場でゼロから答案を作成する時は構成メモをフル活用します。
構成メモを書いておけば、答案作成でフリーズしてしまうことはなくなりますよ。
頭に中がスッキリ整理されて、論文の方向性がクリアーになります。
論文は「序論・本論・結論」の3部構成が基本です。
したがって構成メモも3つの「箱」をイメージして作りましょう。
構成メモ①
序論の箱<現状・定義・課題>
↓
本論の箱<解決策・取組み>
↓
結論の箱<方向性・まとめ>
以上の流れで、構成メモを作ると、以下のようになります。 構成メモ② 序論<現状・課題>
・人口減少で地域の公共交通は維持に苦慮
・住民の移動手段の確保が喫緊の課題
・地方創生の重要施策とすることが肝要
↓
本論<解決策・具体的取組み>
解決策①
→地域全体の交通網を再編
→定路定時線型コミュニティバスを導入
解決策②
→デマンド運行のシステムを導入
→乗合タクシー事業を開始
解決策③
→自家用有償旅客運送を導入
→路線バスとのすみ分けを考慮
解決策④
→環境負荷低減のため自転車を活用
→自転車を利用しやすい都市設計を推進
解決策⑤
→都市全体のバリアフリー化を推進
→ユニバーサルデザイン対応の車両を普及
解決策⑥
→社会実験による新しい移動手段の試行
→自動運転技術など先進的サービスを検討
↓
結論<方向性・まとめ>
◎住民の利便性向上を最優先とする
◎自治体と民間の強みを生かし協働して事業を推進する
重要キーワードを得点源にする
<コミュニティバス運行><デマンドタクシー導入><シェアサイクル事業><自転車保険の義務化>について、あなたが受験する自治体の最新情報を必ずインプットしておきましょう。
自治体の公式ウェブサイトを随時チェックしておくとよいです。
論文試験で高得点を取るには、自治体の情報は欠かせませんよ。随時アップデートもお忘れなく!
自治体のオリジナル情報で「模範解答」をブラッシュアップすれば、さらに内容の濃い合格答案が出来あがりますよ。
「バリアフリー」「ユニバーサルデザイン」「スマートシティ」「スマートモビリティ」「電動キックボード」「自動運転技術」等の重要キーワードについて情報収集し、専用ノートにまとめておいて、対策に活用することをオススメします。
専門知識と最新情報を駆使できれば、論文の説得力”爆上げ”まちがいないです。
情報収集に役立つ省庁のウェブサイトを以下にリストアップしておきます。
国土交通省(公共交通政策の現状と課題)
https://www.soumu.go.jp/main_content/000578731.pdf
総務省(地域公共交通の確保等に関する実態調査)
https://www.soumu.go.jp/main_content/000789427.pdf
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最後に。
・読み手(採点者)の気持ちを慮(おもんばか)って書く
・与えられた問題(課題)に対する結論(答え)を示す
以上2つは論文対策の心得としてぜひ肝に銘じてほしいことです。
スキマ時間を大切にして、テキストを読んで、資料で調べて・・・
そして書き上げましょう。
納得いくまで何回でも書いてください。
日々積み上げた鍛錬のその先に、必ず“合格”への道は開けます。
合格を勝ち取る日まで、ともに励んでいきましょうね。
今回はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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(by しょうろんますたあ_りらいとらぼ)