大学入試 小論文

【健康寿命・模範答案】看護福祉医療系推薦入試800字小論文対策<構成メモつき
>

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<りらいとらぼ>を運営する“しょうろんますたあ”(@ronbun_master
)です。

医療看護福祉系大学・学部を志望している受験生のこんなお悩みに答えます。

・入試の小論文対策に困っている
・頻出テーマで集中的に練習したい
・合格答案を書けるようになりたい!

今回は<健康寿命>というテーマについて以下の4つを解説します。

1 これが合格答案
2 まず書写からスタート
3 構成メモは答案作成必須ツール
4 重要キーワードを得点源にする

<小論文超対策マニュアル>完成!

もし受験を目前にして<小論文対策>に悩んでいるのならぜひこの記事を読み込んでください。

きっと合格答案の書き方を超速でマスターすることができますよ。

それでは<模範答案>からどうぞ!

【本記事はプロモーションを含みます】

「健康寿命」の模範答案

例題を使って練習してみましょう。

まず、次の<問題>と<模範解答>をじっくり読み込んでください。

問題

平均寿命と健康寿命の定義を明らかにし、双方の差が意味すること、課題解決への方策を400字程度で述べなさい。


模範答案

 平均寿命は「零歳の子どもが平均あと何年生きるか」と定義され、一方、健康寿命は「傷病により就床することなく日常生活を送れる期間」を意味する。双方の差が通常の自立した生活ができず、他人の介護や介助を必要とし、社会的活動が制限される期間となる。
 健康寿命を延ばし、平均寿命との差をできるだけ少なくするためには、まず個人の努力が必須である。毎日、適度な運動とバランスのとれた食事を心がけ、喫煙せず、定期健康診断、検診を受診し、自己の健康状態を把握、体調管理を徹底させることが大切である。
 また、講習会などで健康の重要性を周知したり、心身の健康増進のため、地域住民が気軽に参加できるサークルを運営したりするなど、行政のサポートも必要となる。さらに、働く意欲のある高齢者が存分に活躍できるよう、職場環境や保険制度を見直すことにより、 社会全体で個人の健康をサポートするシステムの構築をめざしていくべきである。
(400字)

まずは書写からスタート

<模範答案>を読み込んだら、400字詰め原稿用紙と鉛筆などの筆記道具を用意してください。

気持ちを集中させて<模範答案>を最初から最後まで正確に書き写していきましょう。

この<書写トレ>を重ねることで、文章スキルと練習モチベは格段にアップします。

書写トレの目的は3つあります。

書写トレ

① 合格答案の内容をインプットする
② 原稿用紙の正しい使い方を覚える
③ 答案を完成させる時間を確かめる

 

あと原稿用紙のルールについて以下に整理しておきますね。

原稿用紙ルール

✔︎  文字は「楷書体」でマスに収める

✔︎  書き出し、改行後段落の先頭は1マス空ける

✔︎  行中の句読点(、。)はマスの隅に入れる

✔︎  行末の句読点は、文字と共に入れる(行頭に打たない)→行頭禁則

✔︎  行中のカッコ(かぎ・まる)は1マスに入れる

✔︎  行末のカッコ(かぎ・まる)閉じは文字と共に入れる(行頭に書かない)→行頭禁則

✔︎  行末のカッコ(かぎ・まる)始めは次行頭に入れる(行末に書かない)→行末禁則 

✔︎  原則として縦・横書きすべて「漢数字」を用いる

✔︎  固有名詞、数値、暦年は「算用数字」を用いる


✔︎  数字は1マスに2数字ずつ入れる


✔︎  アルファベットは縦書きに用いないが固有名詞・略語は大文字で1マスに1字入れる

(横書きには用いることができ、大文字は1マスに1字、小文字は1マスに2字入れる)

構成メモは答案作成必須ツール

試験本番でゼロから答案を作成する時は構成図(メモ)をフル活用します。

いきなり原稿用紙に文章を書き始めるのはゼッタイダメ!

構成メモを書いておけば、答案作成でフリーズしてしまうことはなくなりますよ。

頭に中がスッキリ整理されて、論文の見通しがクリアーになります。

400字程度の小論文では、答案の内容に応じて段落を構成するのが基本です

今回は<3つの箱>をイメージして以下のような構成メモを作りましょう。

第一段落の箱<双方の定義>
 ↓
第二段落の箱<個人の取組み>
 ↓
第三段落の箱<社会の取組み>

以上のフローで例題の構成メモを作ると以下のようになります。

構成メモ

第一段落<双方の定義>
◯健康寿命と平均寿命の差が問題 

第二段落<個人の取組み>
・健康状態を把握(健診・検診)
・健康管理(運動・食事・禁煙) 

第三段落<社会の取組み>
◎地域への広報啓発
(講演会・ボランティア)

◎職場寿命の延伸
(高齢者の労働環境を整備)

上記の<構成メモ>を参考に<下書き>を作成します。

<小論文対策超マニュアル>完成しました!

さて今回の【特別企画】は・・・

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重要キーワードを得点源にする

今回は400字の<書写>からスタートしましたが、本試験では800字から1,200字の内容が要求されます。

内容のボリュームアップを図るには<関連キーワード>について、日頃からの情報収集は必須です


「スマート・ライフ・プロジェクト」「QOL」「職業寿命」「フレイル健診」「高年齢者雇用安定法」等の重要キーワードを
調べて、専用ノートにまとめて論文対策に活用することをオススメします。

専門知識と最新情報を駆使できれば、小論文の説得力”爆上げ”まちがいないです。

情報収集に役立つ省庁などのウェブサイトを以下にリストアップしておきます。

厚生労働省
(スマート・ライフ・プロジェクト)

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34814.html

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これでガッツリ対策しておけば、あなたの小論文の完成度は超速アップ!

あなたが自力でゲットした情報で<解答例>をブラッシュアップすれば、さらに内容の濃い合格答案が出来あがります。

あとは受験する学部・大学のアドミッションポリシーについて、直近の情報を必ずインプットしておきましょう。

大学・学部の公式ウェブサイトをチェックすることをオススメします。

小論文試験で高得点を取るには、アドミッションポリシーの理解は欠かせませんよ。

定期的に確認することをお忘れなく!

最後に。

・読み手(採点者)の気持ちを慮(おもんばか)って書く

・与えられた問題(課題)に対する結論(答え)を示す

以上2つは小論文対策の心得としてぜひ肝に銘じてほしいです。

スキマ時間を大切にして、テキストを読んで、資料で調べて・・・

そして書き上げましょう。

納得いくまでガッツリ書いてください。

日々積み上げた鍛錬のその先に、必ず“合格”への道は開けます。

合格内定を勝ち取る日まで、ともに励んでいきましょうね。

今回はここまで。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

<全テーマ>バッチリ対策して、ライバルに差をつけたい受験生はこちらの記事がオススメです

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