大学入試 小論文

【臓器移植・脳死】看護福祉医療系推薦入試800字小論文対策<模範答案・構成メモつき>

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<りらいとらぼ>を運営する“しょうろんますたあ”(@ronbun_master
)です。

医療看護福祉系大学・学部を志望している受験生のこんなお悩みに答えます。

・入試の小論文対策に困っている
・頻出テーマで集中的に練習したい
・合格答案を書けるようになりたい!

今回は<臓器移植>というテーマについて以下の4つを解説します。

1 これが合格答案
2 まず書写からスタート
3 構成メモは答案作成必須ツール
4 重要キーワードを得点源にする
<小論文超対策マニュアル>完成!

もし受験を目前にして<小論文対策>に悩んでいるのならぜひこの記事を読み込んでください。

きっと合格答案の書き方を超速でマスターすることができますよ。

いきなり<模範答案>です。
それでは、どうぞ!

【本記事はプロモーションを含みます】

<臓器移植>の模範答案

例題を使って練習してみましょう。

まず、次の<問題>と<模範答案>をじっくり読み込んでください。

問題

日本における臓器移植の課題を整理し、今後に向けての具体的な解決策を400字程度で述べなさい。


模範答案

 日本の臓器移植の問題点として、医療現場の体制を整備する必要性を提起したい。脳死判定を熟知した医師や家族に寄り添い臓器提供を提案できるコーディネーターなど、人材の確保を図ることで、医療側の不備で患者が移植を断念するケースは減少すると考える。
 また、iPS細胞の研究など、臓器移植を補完する医療も重要な課題である。ここは研究機関と民間企業が連携し、政府が補助金で支援する体制を整備したい。さらに、移植について国民が不安を抱かないよう、医療技術の開発プロセスを逐一情報提供し、ていねいに説明を尽くし、研究の透明性を担保しながら国民の理解を求めることが必要である。
 臓器移植は、個人の生命維持に直接アプローチできる有効な医療行為である。それと同時に、個々の死生観に大きくかかわる問題でもある。生命維持と死生観の両方に十分配慮して、臓器移植に対する国民の理解を着実に醸成していくことが肝要である。(400字)

まずは書写からスタート

<模範答案>を読み込んだら、400字詰め原稿用紙と鉛筆などの筆記道具を用意してください。

気持ちを集中させて<模範答案>を最初から最後まで正確に書き写していきましょう。

この<書写トレ>を重ねることで、文章スキルと練習モチベは格段にアップします。

書写トレの目的は3つあります。

書写トレ

① 合格答案の内容をインプットする
② 原稿用紙の正しい使い方を覚える
③ 答案を完成させる時間を確かめる

あと原稿用紙のルールについて以下に整理しておきますね。

原稿用紙ルール

✔︎  文字は「楷書体」でマスに収める

✔︎  書き出し、改行後段落の先頭は1マス空ける

✔︎  行中の句読点(、。)はマスの隅に入れる

✔︎  行末の句読点は、文字と共に入れる(行頭に打たない)→行頭禁則

✔︎  行中のカッコ(かぎ・まる)は1マスに入れる

✔︎  行末のカッコ(かぎ・まる)閉じは文字と共に入れる(行頭に書かない)→行頭禁則

✔︎  行末のカッコ(かぎ・まる)始めは次行頭に入れる(行末に書かない)→行末禁則 

✔︎  原則として縦・横書きすべて「漢数字」を用いる

✔︎  固有名詞、数値、暦年は「算用数字」を用いる


✔︎  数字は1マスに2数字ずつ入れる


✔︎  アルファベットは縦書きに用いないが固有名詞・略語は大文字で1マスに1字入れる

(横書きには用いることができ、大文字は1マスに1字、小文字は1マスに2字入れる)

構成メモは答案作成必須ツール

試験本番でゼロから答案を作成する時は構成図(メモ)をフル活用します。

いきなり原稿用紙に文章を書き始めるのはゼッタイダメ!

構成メモを書いておけば、答案作成でフリーズしてしまうことはなくなりますよ。

頭に中がスッキリ整理されて、論文の見通しがクリアーになります。

400字程度の小論文では、答案の内容に応じて段落を構成するのが基本です

今回は<3つの箱>をイメージして以下のような構成メモを作りましょう。

第一段落の箱<体制整備>
 ↓
第二段落の箱<技術開発>
 ↓
第三段落の箱<意識醸成>

以上の流れで、例題の構成図(メモ)を作ると以下のようになります。

構成メモ

序論<体制整備>
◯脳死判定や臓器移植に熟練した人材確保(医師・コーディネーター)
 ↓
本論<技術開発>
・iPS細胞の研究、代替治療の開発
・情報提供による透明性確保
     ↓
結論<意識醸成>
◎個々の死生観への配慮
◎国民レベルで意識の醸成

重要キーワードを得点源にする

今回は400字の<書写>からスタートしましたが、本試験では800字から1,200字の内容が要求されます。

内容のボリュームアップを図るには<関連キーワード>について、日頃からの情報収集は必須です


「心停止・脳死」「ドナー(カード)」「iPS細胞」「イスタンブール宣言」「臓器移植コーディネーター」「ヒト・クローン技術規制法」「脳死判定」等の重要キーワード
について調べて、専用ノートにまとめて論文対策に活用することをオススメします。

専門知識と最新情報を駆使できれば、小論文の説得力”爆上げ”まちがいないです。

情報収集に役立つ省庁などのウェブサイトを以下にリストアップしておきます。

厚生労働省(臓器移植について)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/zouki_ishoku/gaiyo.html
臓器移植ネットワーク
https://www.jotnw.or.jp/

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看護医療福祉系大学小論文対策のテキストとしても最適です。

これでガッツリ対策しておけば、あなたの小論文の完成度は超速アップ!

あなたが自力でゲットした情報で<解答例>をブラッシュアップすれば、さらに内容の濃い合格答案が出来あがります。

あとは受験する学部・大学のアドミッションポリシーについて、直近の情報を必ずインプットしておきましょう。

大学・学部の公式ウェブサイトをチェックすることをオススメします。

小論文試験で高得点を取るには、アドミッションポリシーの理解は欠かせませんよ。

定期的に確認することもお忘れなく!

<小論文超対策マニュアル>完成しました!

さて今回の【特別企画】は・・・

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最後に。


・読み手(採点者)の気持ちを慮(おもんばか)って書く

・与えられた問題(課題)に対する結論(答え)を示す

以上2つは小論文対策の心得としてぜひ肝に銘じてほしいです。

スキマ時間を大切にして、テキストを読んで、資料で調べて・・・

そしてガッツリ書き上げましょう。

納得いくまで書いてください。

日々積み上げた鍛錬のその先に、必ず“合格”への道は開けます。

合格内定を勝ち取る日まで、ともに励んでいきましょうね。

今回はここまで。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

<全テーマ>バッチリ対策して、ライバルに差をつけたい受験生はこちらの記事がオススメです

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しょうろんますたあ

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