こんにちは。
<りらいとらぼ>を運営する“しょうろんますたあ”(@ronbun_master
)です。
・入試の小論文対策に困っている
・小論文の基本から勉強したい
・合格答案を書けるようになりたい
大学入試にチェレンジする受験生のこんなお悩みにお答えします。
志望大学を決めてこれから小論文対策を始めるならこの記事を読み込んでください。
<例題>→<演習>→<解説>→<まとめ>で論理的文章を書くコツをつかめます。
そしてあなたは合格への第一歩を踏み出すのです!
今回のテーマは<文章構成>で以下の3つを解説します。
1そもそも小論文の<文章>とは
2マスターしたい4つの接続関係
3文をまとめる「裏技」
まず論理的文章について解説します。それでは、どうぞ!
【本記事はプロモーションを含みます】
小論文は<論理的文章>のカタマリ
まず、小論文を解剖してみましょう。
小論文→「段落」→「文章」→「文」→「単語」→「文字」
「文字」で構成された「単語」を並べて「文」を作り、文が集まり「文章」となります。
さらに主題ごとに括られた文章のまとまりが「段落」です。
小論文を構成する文章は、論理的な文章です。そう、筋道バッチリの文章。
文を寄せ集めただけの文章では、採点者を納得させられませんよね。
文と文で「たしかな関係」をつくることで、文章は論理的になるのです。
文の関係づくり最強ツール・・・ここで「接続詞・接続助詞」の出番です。
マスターしたい4つの接続関係
「接続詞」の活用法について解説します。
文と文の<意味関係>を<位置関係>に置き換えると以下のようになります。
関係イメージ
<意味関係> <位置関係>
① 順接×説明→「上下」関係
② 並列×添加→「左右」関係
③ 換言×例示→「対等」関係
④ 逆接×対比→「反対」関係
4つの接続関係をひとつずつ解説していきますね。
順接・説明は「上下」関係
例文
「子どもの貧困問題にはどのような解決策があるか。まず、格差社会の原因を考えていこう。」
「まず」・・・論述のスタートを示す接続詞です。他にもこんな接続詞がよく登場します。
「そこで」(視点の提示)
「ならば」(総括の場面)
「なぜなら」(根拠の提示)
「よって」(結論の場面)
この4つの接続詞は文章の流れに勢いをつけます。積極的に使っていきましょう!
並列・添加は「左右」関係
例文
「国内だけでは安定して労働力を供給できない。また、人口減少の日本では優秀な人材を確保することは困難だ。そのため、外国人労働者を受け入れる法整備を進める必要がある。」
「また」「そのため」・・・文と文をつなぐ、根拠を示す接続詞です。
他には「さらに・そして」(論述の方向づけ)もあります。
換言・例示は「対等」関係
例文
「規制緩和により収益を得た企業はより安定し、収益を失った企業は一層厳しくなっていく。つまり、日本では企業の二極化が進んでいる。」
「つまり」・・・別の表現で言い換える接続詞です。
他には「要するに・すなわち」(換言)もあります。
例文
「新型コロナ感染予防には、状況に応じた対策を講じることが大切だ。たとえば、人混みのない屋外ではマスクを外し熱中症予防を優先させるべきだ。」
「たとえば」・・・具体例をあげて言い直す接続詞です。
特に「換言・例示」の接続詞は、使いこなしてほしいです。
内容が具体的になるし、読み手にとってかなり分かりやすい文章になります。
さらに好印象を持ってもらえれば、高得点も期待できますよ。
逆接・対比は「反対」関係
本論の後半あたりでコレを使うと、小論文のレベルがワンランクアップしますよ。
例文
「今年の新入社員はよく無断欠勤をする。だが、それは社会では通用しない。」
「だが」・・・内容に反対の接続詞です。
他には「しかし・けれども」(逆接)もあります。
例文
「A政党は、国内の電力不足を解消するため、原子力発電所の再稼働を主張している。
これに対してB政党は、安全性を最優先に考え、再生可能エネルギーへの転換を提案している。」
「これに対して」・・・相反するものを比べる接続詞です。
他には「一方で・他方で」(対比)などもあります。
接続詞の活用ココに注意!
4つの使い分けをどうすればよいか?
まず「順接×説明」を軸にして論述をすすめてみます。
そして「添加・並列」で展開し、途中で「逆接・対比」「例示・換言」を入れてみましょう。
最後に「解決、結論」にもっていくのがセオリーです。
ただし、接続詞は文と文の関係をよく考えて使いましょうね。乱用は禁物です。
たとえば「そして」の連用。
ここをまちがうと、文章が単調になったり大渋滞を起こしたりして、小論文が袋小路に迷い込む結果となるので要注意です。
文をまとめる「裏技」がコレ
しっかり接続詞をマスターできましたか? 他にも文をまとめて論理的にする<裏技>があります。
「~ので、・・・」「~が、・・・」
「~し、・・・」「~ため、・・・」
「~だから・・・」などなど・・・
ぜんぶまとめて接続助詞!
「接続助詞は文をつなぐ万能薬ですが、文が長くなるため、主語・述語の関係がねじれるし、文章が分かりにくくなるため、減点の対象にされます」
このように文がダラダラと長く続いてしまい、読み手にとってかなりのストレスになりますよね。
接続助詞は便利ですが、使いすぎは禁物!
連続して使うのは2つまで。接続詞をうまく使って文を区切ると読みやすい文章になりますよ。
では、さっそくリライトしてみます。
「接続助詞は文をつなぐ万能薬です。しかし文が長くなるため、主語・述語の関係がねじれてしまいます。そのため文章が分かりにくくなるため、減点の対象にされます。」
2つの接続詞「しかし」「そのため」で文を区切るとスッキリしますね。短文を重ねると文章にリズムも出できますよね。
合格答案は添削後に完成します!
まず今回の講義をまとめます。
✔︎ 論理的文章にするため<接続詞>を効果的に使う。
✔︎<接続助詞>と<接続詞>の組み合わせで文章にリズムを出す。
以上2つです。
そして・・・
答案(小論文)が完成したら必ず信頼できる人に添削してもらいましょう。
小論文の添削はプロに依頼するのがスキルアップと高得点ゲットへの早道です。
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最後に。
短い時間でかまわないので毎日、読んで、調べて・・・
そして書きましょう。
同じ問題にくりかえしチャレンジしましょう。
納得いくまでガッツリ書き続けてください。
日々練習を積み上げたその先に、“合格”への道は必ず開けます。
合格を勝ち取る日まで、ともに励んでいきましょうね。
今回はここまで。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
入試まで時間がない受験生のための<まとめページ>です。一気読みがオススメ!
「書くことは考えること。
文章力はきっとあなたの財産となる」
(by しょうろんますたあ_りらいとらぼ)