こんにちは。
<りらいとらぼ>を運営する“しょうろんますたあ”(@ronbun_master
)です。
法学・政治学系学部を受験するみなさんのこんなお悩みに答えます。
・入試の小論文対策に困っている
・頻出の論文テーマを知りたい
・合格答案を書けるようになりたい
この記事では法学・政治学系学部の小論文対策について以下の3つを解説します。
1 頻出テーマと出題形式
2 小論文攻略5つのポイント
3 過去問を手に入れる
もし受験を間近に控えて<小論文対策>に悩んでいるのならぜひこの記事を読み込んでください。
きっと合格答案の書き方を超速でマスターできますよ。
最後に、実践に即役立つ「授業まとめ」と「特別企画」もあります。
さっそく<テーマ><出題形式>について解説していきましょう。
それでは、どうぞ!
【本記事はプロモーションを含みます】
<頻出テーマ><出題形式>をチェック!
以下が法学系の頻出5テーマです。
1 新型コロナウィルスと私権制限
2 働き方改革関連法
3 AI技術の進歩と法整備
4 ロシアによるウクライナ侵攻と難民
5 法に関する基本問題
特に<新型コロナウィルス感染症>関連で以下の3つは要注意です。
✔︎「緊急事態宣言」と「ロックダウン」の違い
✔︎ 各国の法制度の比較
✔︎ 私権制限の問題
最近では国家体制よるコロナ対策の違いを比較し論述させる問題が目立ちます。
東南アジア、欧米、中国・台湾・韓国、ロシアの新型コロナ対策を調べて「一覧表」に整理しておくとよいです。
あと外国人労働者について。
過酷な生活環境や人権侵害が、昨今の社会問題となっています。
統計(データ)を読み解いて論述させる「テーマ型」小論文として出題の可能性はじゅぶん考えられますよね。
たとえばこんな問題です。
問題
少子高齢化による労働力不足を解消するため、外国人労働者を日本に受け入れることについて、あなたの意見を述べよ。
「少子高齢化×労働人口減少×移民受け入れ」で論理構成するパターンです。
これらのトレンドワードに関して、日頃からコツコツ情報収集しておきましょうね。
直接取材が難しければ、映像や書物などで間接的に関わっておくことも大切ですよ。
出題形式は<課題文読解型><統計データ型>が主流です。
資料(課題文 or 統計)の読み込み
↓
設問①(課題文要約 or 統計分析)
↓
設問②(意見論述)
以上のプロセスで答案を作成すればよいです。
小論文攻略5つのポイント
合格レベルの小論文を書くには<4つの力>をみがくことが大切です。 4つの力 資料を分析し条件にそって要約する読解力 論理的な展開で読み手を納得させる構成力 アイデアを集約し解決策を提案する発想力 論理的な文章で分かりやすく伝える表現力
これから合格答案を完成させる5つのポイントを解説しますね。
<課題文>と<統計>を読み解く
提示された統計資料(グラフ)は<数値の増減><出題者の意図>に着目します。
問題(テーマ)
↓
意見
↓
根拠
↓
結論
このプロセスで論述を組み立てます。
「課題文」は以下3つの<対>を意識して読むのがコツです。
・対比
「日本」と「欧米」
「過去」と「現在」
「国家」と「人権」
・対照
「賛成論」か「反対論」
「メリット」か「デメリット」
「Aの意見」か「Bの意見」
・対論
「批判」と「主張」
「抽象」と「具体」
特に③「対論」は<筆者の価値観>が見えるので超重要です。
<筆者主張+自分意見>でバッチリ序論構成ができますよ。
設問には100パーセント答える
✔︎なにを書くのか
✔︎なにが条件か
以上の2つをつねに意識して答案をつくりましょう。
「具体例をあげて、意見を述べなさい」この設問の場合<具体例+自分意見>を書くことが必須となります。
設問の指示はマストです。
指示をスルーすれば大幅減点です。採点対象外になることも。
以下の3点をまず習慣づけてくださいね。
✔︎ 試験の「はじめ」と「終わり」に
✔︎ 設問の指示を
✔︎ 必ず確かめること!
自分の意見で説得する
<課題文>を要約すると、筆者の主張が明らかになります。
筆者の主張に「共感」か「反対」か・・・ここは「共感」がオススメです。
<筆者主張+自分意見>の提示により序論構成ができます。
つぎに「本論」へ進み、共感する<根拠>を述べます。
共感する根拠を書くために、準備することが2つあります。
・「材料」をそろえる
・「構成図(メモ)」をつくる
まず材料について。
知識・情報、経験、事例など、頭に浮かんだアイデアを総動員しリストアップしてみます。
もし知識と情報のストックがなければ、そもそも小論文は書けません。
情報収集は日頃からやっておくこと。
新聞、業界誌、専門書、学術論文など、信頼度の高いものを参考にしましょう。
これ1冊で、あらゆるジャンルの情報収集はできますよ。
インプットしたことは、大切にストックしておきましょうね。
「ネタ帳」(情報収集ノート)をつくることをぜひオススメします。
情報の「ひきだし」をどんどん増やしていきましょう。
つぎに構成メモについて。
家を建てるには「設計図」が必要ですよね。
構成メモは、本論を論理的に展開する設計図の役目をします。
図式化すると論理構成が可視化され、思考の整理もできます。
小論文全体の「できばえ」を左右するので超重要です。
構成メモの作り方はこちらの記事で詳しく解説しています。
構成図(メモ)から答案をつくる
構成メモができたら、いよいよ原稿用紙とご対面です。
書きはじめる前に、ざっと<フレーム>をイメージしておきましょう。
小論文は「序論」「本論」「結論」の3部構成が基本です。
試験時間(90分)・文字量(800字)でシミュレーションしてみます。
・序論(意見提示)
→20パーセント(160字程度)
・本論(根拠・論証)
→60パーセント(480字程度)
・結論(主張・解決策)
→20パーセント(160字程度)
・要約→構成メモ
→30パーセント(約30分)
・答案作成→推敲
→60パーセント(約50分)
・点検→仕上げ
→10パーセント(約10分)
あくまで目安です。
あとは、原稿用紙のルールを守って、一気に書き上げましょう!
推敲と見直しを怠らない
「最後まで書きあげたぞ!おわり!」思わずホッとするところですが・・・
誤字脱字はありませんか? 設問に100パーセント答えていますか?
ここまできたら「減点なし」をめざします。終わりのチャイムがなるまで、気を抜かず「推敲と見直し」に全力集中!
「見直しのコツ・減点防止ポイント」「原稿用紙のルール」はこの記事で紹介しています。
過去問を手に入れる
志望する学部の過去問は必ず手に入れてください。直近3年分あればしっかり小論文対策はできます。
① 課題文を読む
② 統計を分析する
③ 要約する
④ 構成メモをつくる
⑤ 意見を書く
この5つの作業にフルコミットして、トレーニングを積み上げましょう!
政治学・法学など社会科学系学部を受験するならオススメのテキストを紹介します。
解説がとてもていねいで分かりやすい。モチベ爆上がりマチガイなしの一冊です!
授業まとめ&特別企画
まず今回の内容をまとめます。
✔︎頻出5テーマ
① 新型コロナと私権制限
② 働き方改革関連法
③ AI技術と法整備
④ クライナ侵攻と難民問題
⑤ 法に関する基本問題
✔︎4つの力をブラッシュアップ!
✔︎5つのポイントで小論文攻略!
これで文章力アップ!
そして・・・
小論文試験で合格を狙うなら
まずはこれを見てください!
「小論文の書き方が分からない」
「合格のためのポイントを知りたい」
と思っているあなたに、大学入試で出題される論文テーマに対する<合格への道筋>をお届けします。
・実際の出題テーマに基づいた「答案作成アドバイス」
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最後に・・・
スキマ時間を大切にして、テキストを読んで、資料で調べて・・・
そして書きましょう。
納得いくまでガッツリ書き続けてください。
合格する小論文、コツコツみがいていきましょう。
日々積み上げた鍛錬のその先に、必ず“合格”への道は開けます。
合格を勝ち取るまで、ともに励んでいきましょうね。
今回はここまで。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
第2、第3志望で他の学部の対策が必要な受験生はこちらの記事がオススメ。
基礎からサクッと対策してライバルに差をつけたい受験生はこちらの記事がオススメ。
「書くとは考えること。
文章力はあなたの財産となる」
(by しょうろんますたあ_りらいとらぼ)