基礎編 小論文

【大学入試800字小論文】<構成メモ>を作成すれば答案清書まで時間内にラクラク突破

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こんにちは。
<りらいとらぼ>を運営する”しょうろんますたあ”(@ronbun_master)です。

「原稿用紙に向うと手が動かない」

「筋道の通った文章を書けない」

小論文試験の対策に取り組む受験生ならこんな悩みを抱えているのでは?

この記事で紹介する文章構成法を実践すれば800字程度の小論文は難しくはありませんよ。

実際に私が担当している生徒さんも練習を積み上げて合格レベルの答案を書けるようになりました。

もしあなたが採点者を納得させる文章を書けるようになりたいなら、ぜひこの記事を読み込んでください。

文章構成スキルを手に入れて、必ず合格答案を完成できるはずです。

さっそく文章構成のコツについて解説していきますね。

それでは、どうぞ!

【本記事はプロモーションを含みます】

ひらめいたら構成メモを書く

思いついたことを直接<原稿用紙>に書き込んではダメです!

2、3行書いたところで必ず行き詰まります。手が止まり思考もストップします。

原稿用紙は<冷凍室>です。

マスに文字を入れると固まってしまい、修正システムがフリーズ状態になります。

では、どうすればよいのでしょうか?

家を建てる時、必ず「設計図」をつくりますよね。

原稿用紙はひとまず横において構成メモを書きます。

小論文は3部構成が基本です。構成メモは3つの<箱>で考えましょう。

3つの箱

<序論の箱>→問題(事実)を入れる

<本論の箱>→根拠(事例)を入れる

<結論の箱>→答え(主張)を入れる

モヤッとしていることは3つの箱にすべて書き出してみましょう。キーワードのレベルでよいです。

頭に思い浮かんだことを取捨選択せずにすべて箱に書き出します。

これを整理していくと少しずつ流れがみえてきましたよね。

頭の中がスッキリ、考えもクリアーになったのでは?

構成メモを書いておけば、執筆中にフリーズしてしまうことはなくなります。

重要なことなのでもう一度くり返します。

✖️思いついたことをすぐに原稿用紙に書き込んではダメ!

アイデアはひとまず<3つの箱>に入れておきましょう

構成メモを作成する3ステップ

構成メモ作成のポイントは以下の2つでした。

✔︎ 3つの箱(序論・本論・結論)をつくる

✔︎ キーワード(短い文)を書き込む

以上!シンプルでしょう?

構成メモを<3ステップ>でつくっていきましょう!

段落構成と字数配分を決める

まず確かめておくことが2つあります。段落構成字数配分です。

「序論・本論・結論」の3部構成が基本なので、段落(箱)も3つですよね。

800字以上のボリュームであれば、本論を分けて段落を4つにしてもよいです。

ただ、例外もあります。400字程度であれば段落を分けずに書き上げましょう。

字数配分にはいろいろな考え方がありますが、

<序論:本論:結論=3:5:2>

およそこれくらいのバランスが目安です。

800字であれば、

<序:本:結=240:400:160>
となります。

まず設問分析と課題文要約から

小論文試験で高得点ゲットのポイントとなるのが<設問分析><課題文要約>です。

まずは設問分析からスタートです。以下3つを明らかにします。

✔︎ 問題にしていること

✔︎ 根拠になること

✔︎ 求められる結論

以上3つを明確にして、次のテンプレで自分の意見(主張)を組み立てます。

「私は(問題)について(根拠)から(結論)であると考える」

これが小論文において意見論述を展開するベースとなります。


次は<課題文>への対応です。

課題文が提示されていたら必ず読解、要約しておきましょう。

<設問1>で課題文を要約させるパターンが多いです。

読解しながら「筆者の主張(結論)」をまとめておくとよいです。

筆者の主張に「賛成か反対か」「問題はなにか」「根拠はあるか」「事例はあるか」

以上についてチェックしておくと構成メモをつくる下準備ができます。

3つの箱で文章構成

<序論・本論・結論>各段落の「箱」を設定します。

そこにキーワード(短文)を書き込んでいきます。

序論の「箱」→考え①(意見) 
(課題文の)筆者の主張に対する「意見」です

本論の「箱」→理由+事例
 考え(意見)の「根拠」になります

結論の「箱」→考え②(答え)
課題文で提示された問題の「答え」になります

思いついたアイデアもどんどん加えてボリュームアップするとよいです。

書き終えたら以下の2つをチェックしてくださいね。

✔︎  序論と結論の「考え①②」にズレはないか

✔︎「理由+事例」が(意見・答え)の「根拠」となっているか

スタートしてゴールするまでに<切れ目><段差>があれば、語句を加除修正します。

論理構成がスムーズであれば、ここで準備完了です。さあ原稿用紙に向かいましょう!

納得させるには結論から書く

採点者が「なるほど!」とひざを打って納得する文章・・・そんな文章をサクッと書きたいですよね。

構成メモを原稿用紙に文章として落とし込む時に使いってほしい型(テンプレ)があります。

以下が、採点者の納得感をアップさせる<文章テンプレート>です。

鉄板テンプレ

【考え①(意見)】
 →「私は〜と考える(提案する)」

【根拠①(理由)】
 →「なぜなら・・・からだ」

【根拠②(事実)】
 →「事実・・・となる」

【根拠③(事例)】
 →「実際・・・であった」

【考え②(結論)】
 →「だから・・・と考えるのである」

この【5層構造】を意識するだけで、文章が論理的になります。

採点者にサッと伝わる、分かりやすい文章になります。

論理的文章をどんどん積み上げて高得点を必ずゲットしましょうね。

授業まとめ&特別告知

まず今回の授業をまとめます。

✔︎  いきなり原稿用紙に書き込まない。

✔︎  構成メモを作れば文章は論理的に展開する。

✔︎  問題→考え①(主張)→根拠(理由+事実+事例)→考え②(答え)で論理的文章になる。

今回の記事は構成メモから答案を作る方法を解説しました。

そして今回の特別告知は・・・

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今回の解説はここまで。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

<文章力>これからしっかり磨いていきましょうね!

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「書くことは考えること。
               文章力はあなたの財産となる」
 (by しょうろんますたあ_りらいとらぼ)

  • この記事を書いた人

しょうろんますたあ

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