<りらいとらぼ>を運営する“しょうろんますたあ”(@ronbun_master )です。
医療看護福祉系大学・学部を志望している受験生のこんなお悩みに答えます。
・入試の小論文対策に困っている
・頻出テーマで集中的に練習したい
・合格答案を書けるようになりたい
今回は<医療・介護と人工知能>というテーマについて以下の4つを解説します。
1 これが合格答案
2 まず書写からスタート
3 構成メモは答案作成必須ツール
4 重要キーワードを得点源にする
<小論文超対策マニュアル>完成!
もし受験を目前にして<小論文対策>に悩んでいるのならぜひこの記事を読み込んでください。
きっと合格答案の書き方を超速でマスターすることができますよ。
いきなり「模範答案」です。
それでは、どうぞ!
【本記事はプロモーションを含みます】
「先進医療・介護」の模範答案
例題を使って練習してみましょう。
まず、次の<問題>と<模範答案>をじっくり読み込んでください。
問題
AI(人工知能)のメリット・デメリットと医療・介護の現場に導入する際の課題について、400字程度であなたの考えを述べなさい。
模範答案
人工知能は、膨大なデータを分類して関連する内容を選択し、回答するプロセスを得意とする。しかし、前例がない状況で全く新しい問題に対応することは不可能である。人間の意思を慮ることが得意でないため、その場に応じたコミュニケーションができない。
医療・介護の現場では、人工知能のメリット・デメリットを見極め、問診システムやケアプランの作成のような定型的だが人手のいる業務を効率化するために導入するとよい。人間の役割を代替したり補完したりする道具として活用することが適切であると考える。
しかし、患者に寄りそうケアをすべて人工知能に任せることはできない。人間ならではのコミュニケーションスキルを日々磨いていく必要がある。また、コンピューターは機械であり、突然の故障は想定内である。人工知能に依存しすぎることなく、いつでも専門性が発揮できるように万全の準備をしておくべきである。(400字)
まずは書写からスタート
<模範答案>を読み込んだら、400字詰め原稿用紙と鉛筆などの筆記道具を用意してください。
気持ちを集中させて<模範答案>を最初から最後まで正確に書き写していきましょう。
この<書写トレ>を重ねることで文章スキルと練習モチベは格段にアップしますよ。
書写トレの目的は3つあります。
書写トレ
① 合格答案の内容をインプットする
② 原稿用紙の正しい使い方を覚える
③ 答案を完成させる時間を確かめる
原稿用紙のルールについて以下に整理しておきますね。
原稿用紙ルール ✔︎ 文字は「楷書体」でマスに収める ✔︎ 書き出し、改行後段落の先頭は1マス空ける ✔︎ 行中の句読点(、。)はマスの隅に入れる ✔︎ 行末の句読点は、文字と共に入れる(行頭に打たない)→行頭禁則 ✔︎ 行中のカッコ(かぎ・まる)は1マスに入れる ✔︎ 行末のカッコ(かぎ・まる)閉じは文字と共に入れる(行頭に書かない)→行頭禁則 ✔︎ 原則として縦・横書きすべて「漢数字」を用いる
✔︎ 行末のカッコ(かぎ・まる)始めは次行頭に入れる(行末に書かない)→行末禁則
✔︎ 固有名詞、数値、暦年は「算用数字」を用いる
✔︎ 数字は1マスに2数字ずつ入れる
✔︎ アルファベットは縦書きに用いないが固有名詞・略語は大文字で1マスに1字入れる
(横書きには用いることができ、大文字は1マスに1字、小文字は1マスに2字入れる)
構成メモは答案作成必須ツール
試験本番でゼロから答案を作成する時は構成図(メモ)をフル活用します。
いきなり原稿用紙に文章を書き始めるのはゼッタイダメ!
構成メモを書いておけば、答案作成でフリーズしてしまうことはなくなりますよ。
頭に中がスッキリ整理されて、論文の見通しがクリアーになります。
400字程度の小論文では、答案の内容に応じて段落を構成するのが基本です。
今回は<3つの箱>をイメージして以下のような構成メモを作りましょう。
第一段落の箱<問題提起>
↓
第二段落の箱<活用提案>
↓
第三段落の箱<課題提示>
以上の流れで、例題の構成図(メモ)を作ると以下のようになります。 構成メモ 序論<問題提起>
・人工知能(AI)のメリットとデメリット
↓
本論<活用提案>
◯人工知能(AI)の有効活用
→定型的な業務に限定
→人間の役割を代替・補完
↓
結論<課題提示>
◎人間としてのコミュ力アップ
◎医療・介護の専門性スキルアップ
以上の<構成メモ>を参考に答案の<下書き>を作成します。
<小論文超対策マニュアル>完成しました!
さて今回の【特別企画】は・・・
小論文試験で合格を狙うなら
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「小論文の書き方が分からない」
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と思っているあなたに、大学入試で出題される論文テーマに対する<合格への道筋>をお届けします。
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重要キーワードで得点アップ!
今回は400字の<書写>からスタートしましたが、本試験では800字から1,200字の内容が要求されます。
内容のボリュームアップを図るには<関連キーワード>について、日頃からの情報収集は必須です。
「先進医療」「電子カルテ」「問診システム」「ケアプラン」「医師の働き方改革」「介護ロボット」「ディープラーニング」等の重要キーワードについて調べて、専用ノートにまとめて論文対策に活用することをオススメします。
専門知識と最新情報を駆使できれば、小論文の説得力”爆上げ”まちがいないです。
情報収集に役立つ省庁のウェブサイトを以下にリストアップしておきます。
厚生労働省(保健医療分野における AI開発の方向性について)
https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000337597.pdf
「AIと先進医療・介護」を深掘りしたいあなたに必携のテキストをご紹介!↓↓↓
看護医療福祉系大学小論文対策のテキストとしても最適です。
これでガッツリ対策しておけば、あなたの小論文の完成度は超速アップ!
あなたが自力でゲットした情報で<解答例>をブラッシュアップすれば、さらに内容の濃い合格答案が出来あがります。
あとは受験する学部・大学の<アドミッションポリシー>について、直近の情報を必ずインプットしておきましょう。
大学・学部の公式ウェブサイトをチェックすることをオススメします。
小論文試験で高得点を取るには、アドミッションポリシーの理解は欠かせませんよ。
定期的に確認することをお忘れなく!
最後に。
・読み手(採点者)の気持ちを慮(おもんばか)って書く
・与えられた問題(課題)に対する結論(答え)を示す
以上2つは小論文対策の心得としてぜひ肝に銘じてほしいです。
スキマ時間を大切にして、テキストを読んで、資料で調べて・・・
そして書き上げましょう。
納得いくまでガッツリ書いてください。
日々積み上げた鍛錬のその先に、必ず“合格”への道は開けます。
合格内定を勝ち取る日まで、ともに励んでいきましょうね。
今回はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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「書くことは考えること。
文章力はきっとあなたの財産となる」
(by しょうろんますたあ_りらいとらぼ)