大学入試 小論文

【オンライン診療・模範答案】看護福祉医療系推薦入試800字小論文対策<構成メモつき>


<りらいとらぼ>を運営する“しょうろんますたあ”(@ronbun_master
)です。

医療看護福祉系大学・学部を志望している受験生のこんなお悩みに答えます。

・入試の小論文対策に困っている
・頻出テーマで集中的に練習したい
・合格答案を書けるようになりたい!

今回は<新型コロナ・オンライン診療>というテーマについて以下の4つを解説します。

1 これが合格答案
2 まず書写からスタート
3 構成メモは答案作成必須ツール
4 重要キーワードを得点源にする
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もし受験を目前にして<小論文対策>に悩んでいるのならぜひこの記事を読み込んでください。

きっと合格答案の書き方を超速でマスターすることができますよ。

いきなり「模範答案」です。
それでは、どうぞ!

【本記事はプロモーションを含みます】

「新型コロナ・オンライン診療」の模範答案

例題を使って練習してみましょう。

まず、次の<問題>と<模範答案>をじっくり読み込んでください。

問題

新型コロナウイルス感染症の流行により導入が拡大したオンライン診療について、その利点と欠点を整理し、今後の課題について400字程度であなたの考えを述べなさい。


模範答案

 まず、オンライン診療の利点は、病院内で医師や患者が新型コロナウイルスに感染するリスクを低減できることである。新型コロナウイルスは接触や飛沫で感染する。発熱症状のある患者の来院を抑止することで、院内感染を回避することができる。
 次に、オンライン診療の欠点である。聴診や触診といった、医者が五感を使う診察や血液や尿検査ができないため、病巣の見落としや誤診のリスクが高くなる。また患者に対してリモートによる問診が中心となるため、医師と患者が互いにていねいなコミュニケーションをとることができなければ、正確な診断ができない点が大きな課題である。
 リスクを減らし利便を高めるため、強い痛みや吐血、意識障害などの重症ケースは対面診療を必須とし、病状が安定していて画面診療が可能なケースのみオンライン診療を導入するなど、病状に応じて効果的な活用を模索していくことが肝要である。(400字) 

まずは書写からスタート

<模範答案>を読み込んだら、400字詰め原稿用紙と鉛筆などの筆記道具を用意してください。

気持ちを集中させて<模範答案>を最初から最後まで正確に書き写していきましょう。

この<書写トレ>を重ねることで文章スキルと練習モチベは格段にアップします。

書写トレの目的は3つあります。

書写トレ

① 合格答案の内容をインプットする
② 原稿用紙の正しい使い方を覚える
③ 答案を完成させる時間を確かめる

あと原稿用紙のルールについて以下に整理しておきますね。

原稿用紙ルール

✔︎  文字は「楷書体」でマスに収める

✔︎  書き出し、改行後段落の先頭は1マス空ける

✔︎  行中の句読点(、。)はマスの隅に入れる

✔︎  行末の句読点は、文字と共に入れる(行頭に打たない)→行頭禁則

✔︎  行中のカッコ(かぎ・まる)は1マスに入れる

✔︎  行末のカッコ(かぎ・まる)閉じは文字と共に入れる(行頭に書かない)→行頭禁則

✔︎  行末のカッコ(かぎ・まる)始めは次行頭に入れる(行末に書かない)→行末禁則 

✔︎  原則として縦・横書きすべて「漢数字」を用いる

✔︎  固有名詞、数値、暦年は「算用数字」を用いる


✔︎  数字は1マスに2数字ずつ入れる


✔︎  アルファベットは縦書きに用いないが固有名詞・略語は大文字で1マスに1字入れる

(横書きには用いることができ、大文字は1マスに1字、小文字は1マスに2字入れる)

構成メモは答案作成必須ツール

試験本番でゼロから答案を作成する時は構成図(メモ)をフル活用します。

いきなり原稿用紙に文章を書き始めるのはゼッタイダメ!

構成メモを書いておけば、答案作成でフリーズしてしまうことはなくなりますよ。

頭に中がスッキリ整理されて、論文の見通しがクリアーになります。

400字程度の小論文では、答案の内容に応じて段落を構成するのが基本です

今回は<3つの箱>をイメージして以下のような構成メモを作りましょう。

第一段落の箱<オンラインの利点>
 ↓
第二段落の箱<オンラインの欠点>
 ↓
第三段落の箱<オンラインの利活用>

以上の流れで、例題の構成図(メモ)を作ると以下のようになります。

構成メモ

序論<利点>
◯感染症の拡大を抑止
 ↓
本論<欠点>
・遠隔診療による誤診リスク大
・医師と患者の相互コミュが必要
     ↓
結論<利活用>
◎病状が軽度のケースで活用
◎病状に応じた導入を模索

重要キーワードで得点アップ!

今回は400字の<書写>からスタートしましたが、本試験では800字から1,200字の内容が要求されます。

内容のボリュームアップを図るには<関連キーワード>について、日頃からの情報収集は必須です


「医療法」「院内感染」「診療報酬」「PCR検査」「コホーティング・ゾーニング」「既往歴」「かかりつけ医」等の重要キーワード
について調べて、専用ノートにまとめて論文対策に活用することをオススメします。

専門知識と最新情報を駆使できれば、小論文の説得力”爆上げ”まちがいないです。

情報収集に役立つ省庁のウェブサイトを以下にリストアップしておきます。

厚生労働省(オンライン診療)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/rinsyo/index_00010.html

新型コロナ・オンライン診療>を深掘りしたいあなたに必携テキストをご紹介!↓↓↓

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これでガッツリ対策しておけば、あなたの小論文の完成度は超速アップ!

あなたが自力でゲットした情報で<解答例>をブラッシュアップすれば、さらに内容の濃い合格答案が出来あがります。

あとは受験する学部・大学のアドミッションポリシーについて、直近の情報を必ずインプットしておきましょう。

大学・学部の公式ウェブサイトをチェックすることをオススメします。

小論文試験で高得点を取るには、アドミッションポリシーの理解は欠かせませんよ。

定期的に確認することをお忘れなく!

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最後に。

・読み手(採点者)の気持ちを慮(おもんばか)って書く

・与えられた問題(課題)に対する結論(答え)を示す

以上2つは小論文対策の心得としてぜひ肝に銘じてほしいです。

スキマ時間を大切にして、テキストを読んで、資料で調べて・・・

そして書き上げましょう。

納得いくまでガッツリ書いてください。

日々積み上げた鍛錬のその先に、必ず“合格”への道は開けます。

合格内定を勝ち取る日まで、ともに励んでいきましょうね。

今回はここまで。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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