<りらいとらぼ>を運営する“しょうろんますたあ”(@ronbun_master )です。
医療看護福祉系大学・学部を志望している受験生のこんなお悩みに答えます。
・入試の小論文対策に困っている
・頻出テーマで集中的に練習したい
・合格答案を書けるようになりたい!
今回は<薬剤師の役割>といったテーマについて以下の5つを解説します。
1 これが合格答案
2 まず書写からスタート
3 構成メモは答案作成必須ツール
4 合格答案は添削後に完成!
5 重要キーワードを得点源にする
もし受験を目前にして<小論文対策>に悩んでいるのならぜひこの記事を読み込んでください。
きっと<合格答案>を書くコツを超速でマスターできますよ。
それでは<解答例>からどうぞ!!
【本記事はプロモーションを含みます】
これが<薬剤師の役割>の解答例
例題を使って練習してみましょう。
まず、次の<問題>と<解答例>をじっくり読み込んでください。
問題
現代の医療・介護現場における薬剤師の期待される役割について400字程度で述べなさい。
解答例
生まれ育った地域で快適に暮らし続けるための地域包括ケアシステムにおいて、中核的な役割を担うことが薬剤師に求められる。がん治療専門病院と連携する「専門医療機関連携薬局」や地域医療を支える「地域連携薬局」での活躍が最重要だと考える。
とくに専門医療機関連携薬局では、退院後の抗がん剤治療に適切に対応することが求められる。抗がん剤治療について深い専門知識を駆使しながら、病院と治療方針や患者の病状について緊密に情報共有しなければならない。つねに患者とその家族に寄りそい、苦痛や不安に耳を傾ける姿勢が求められる。
地域連携薬局では、在宅患者への調剤、夜間休日の対応といったきめ細かな任務が課せられる。また、患者が入院する際、当該病院へ常備薬の情報を提供するなど、医療、介護分野との連携を強めて包括的な支援に尽力していくことが肝要である。(400字)
まずは書写からスタート
<解答例>を読み込んだら、400字詰め原稿用紙と鉛筆などの筆記道具を用意してください。
気持ちを集中させて<解答例>を最初から最後まで正確に書き写していきましょう。
この<書写トレ>を重ねることで、文章スキルと練習モチベは格段にアップします。
書写トレの目的は3つあります。
書写トレ
① 合格答案の内容をインプットする
② 原稿用紙の正しい使い方を覚える
③ 答案を完成させる時間を確かめる
あと原稿用紙のルールについて以下に整理しておきますね。
原稿用紙ルール ✔︎ 文字は「楷書体」でマスに収める ✔︎ 書き出し、改行後段落の先頭は1マス空ける ✔︎ 行中の句読点(、。)はマスの隅に入れる ✔︎ 行末の句読点は、文字と共に入れる(行頭に打たない)→行頭禁則 ✔︎ 行中のカッコ(かぎ・まる)は1マスに入れる ✔︎ 行末のカッコ(かぎ・まる)閉じは文字と共に入れる(行頭に書かない)→行頭禁則 ✔︎ 行末のカッコ(かぎ・まる)始めは次行頭に入れる(行末に書かない)→行末禁則 ✔︎ 原則として縦・横書きすべて「漢数字」を用いる ✔︎ 固有名詞、数値、暦年は「算用数字」を用いる ✔︎ 数字は1マスに2数字ずつ入れる ✔︎ アルファベットは縦書きに用いないが固有名詞・略語は大文字で1マスに1字入れる
(横書きには用いることができ、大文字は1マスに1字、小文字は1マスに2字入れる)
構成メモは答案作成必須ツール
試験本番で答案をゼロから作成する時は構成図(メモ)をフル活用します。
構成メモを書いておけば、答案作成でフリーズしてしまうことはなくなりますよ。
頭に中がスッキリ整理されて、論文の見通しがクリアーになります。
いきなり原稿用紙に文章を書き始めるのはゼッタイダメ!
400字程度の小論文では、答案の内容に応じて段落を構成するのが基本です。
今回は3つの<箱>をイメージして以下のような構成メモを作りましょう。
第一段落の箱<期待像>
↓
第二段落の箱<専門性>
↓
第三段落の箱<包括性>
以上のフローで例題の構成メモを作ると以下のようになります。 構成メモ 第一段落<期待像>
◯地域包括ケアシステムで中核的な役割
↓
第二段落<専門性>
・抗がん剤治療の専門知識
・患者と家族への心理的ケア
↓
第三段落<包括性>
◎医療、介護分野との連携
以上の<構成メモ>を参考に答案の<下書き>を作成します。
合格答案は添削後に完成する!
答案(論文)が完成したら信頼できる人に必ず添削してもらいましょう。
添削を受けてはじめて<合格答案>が完成します。
小論文の添削はプロに依頼するのが、スキルアップと高得点ゲットへの早道です。
添削を依頼するなら「ココナラ」がオススメです。
国内最大級のスキルマーケットで最近テレビCMでもおなじみですよね。
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添削オーダー
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①「小論文 添削」で検索
② 添削者を選んで
③ 見積もり依頼に進む
④ 契約成立後、代金支払い
⑤ 原稿送信
⑥ 納品後に評価をフィードバック
料金・添削メニューなどは、講師によって違います。
じっくり検討して選んでくださいね。
あなたのニーズとフィットすれば同じ添削者で継続できますし、もちろん他の添削者に変更するもアリです。
費用はかかりますが、塾や専門学校を使うよりかなりコスパがよいです。
対面指導ではないので、プレッシャーもありませんよ。
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重要キーワードで得点アップ!
今回は400字の<書写>からスタートしましたが、本試験では800字から1,200字の内容が要求されます。
内容のボリュームアップを図るには<関連キーワード>について、日頃からの情報収集は必須です。
「医薬分業」「地域包括ケアシステム」「OTC医薬品」「薬機法」「残薬」「ポリファーマシー」「セルフメディケーション」等の重要キーワードについて調べて、専用ノートにまとめて論文対策に活用することをオススメします。
専門知識と最新情報を駆使できれば、小論文の説得力”爆上げ”まちがいないです。
情報収集に役立つ省庁などのウェブサイトを以下にリストアップしておきます。
日本薬剤師会(医薬分業とは)
https://www.nichiyaku.or.jp/activities/division/about.html
<薬剤師の役割>を深掘りしたいあなたに必携のテキストをご紹介!↓↓↓
看護医療福祉系大学小論文対策のテキストとしても最適です。
これでガッツリ対策しておけば、あなたの小論文の完成度は超速アップ!
あなたが自力でゲットした情報で<解答例>をブラッシュアップすれば、さらに内容の濃い合格答案が出来あがります。
あとは受験する学部・大学の<アドミッションポリシー>について、直近の情報を必ずインプットしておきましょう。
大学・学部の公式ウェブサイトをチェックすることをオススメします。
小論文試験で高得点を取るには、アドミッションポリシーの理解は欠かせませんよ。
定期的に確認することをお忘れなく!
最後に。
・読み手(採点者)の気持ちを慮(おもんばか)って書く
・与えられた問題(課題)に対する結論(答え)を示す
以上2つは小論文対策の心得としてぜひ肝に銘じてほしいです。
スキマ時間を大切にして、テキストを読んで、資料で調べて・・・
そして書き上げましょう。
納得いくまでガッツリ書いてください。
日々積み上げた鍛錬のその先に、必ず“合格”への道は開けます。
合格を勝ち取る日まで、ともに励んでいきましょうね。
今回はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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「書くことは考えること。
文章力はきっとあなたの財産となる」
(by しょうろんますたあ_りらいとらぼ)