はじめまして。
<りらいとらぼ>を運営する”しょうろんますたあ”(@ronbun_master)です。
「課題文をしっかり読み解けない」
「要約文の書き方を教えてほしい」
こんな悩みをお持ちの受験生のために、この記事では「課題文型」小論文対策について解説します。
記事を読み終えると<課題文を要約するコツ><論述問題に答えるスキル>を手に入れることができますよ。
実際、塾で担当する生徒さんも毎日演習を積み上げて、完成度の高い答案を書けるようになりました。
ではさっそく「課題文型」小論文対策について解説していきますね。
さあ、どうぞ!
【本記事はプロモーションを含みます】
課題文の読解がカギ
ズバリ「課題文」とは小論文の試験で提供される資料のこと。
評論や随筆、新聞記事から抜粋したものが一般的で資料文ともよばれます。
課題文型小論文はこの資料文を読解したうえで、論述することが必須となります。
課題文を読解して要約するコツ、論述のテクニックについては次の章で解説します。
追加情報ですが・・・
小論文の出題形式には<5つの型>があります。
1 課題文型
2 テーマ型
3 統計データ型
4 英文型
5 融合型
今回は入試で頻出の「課題文型」小論文にターゲットを絞りました。
5つの出題形式すべてに対策して、ライバルに差をつける超オススメのテキストがあります。
精鋭講師陣の解説がとにかく秀逸です。
要約文を完成させる5ステップ
課題文型を攻略するため、ぜひ要約スキルを磨いてください!
ここから課題文をサクッと要約するコツを<5ステップ>で解説します。
ステップ①
各段落を「かたまり」でとらえる
長文も段落で区切ると文章量が減る・・・少し気分が楽になりませんか?
大きな課題文を小さな<かたまり>にして、ゆっくり料理していけばよいのです。
ステップ②
筆者の「主張+根拠」に注目する
ここは接続語に注目! 接続語に次に続く内容が重要ですよ。
✔︎「したがって・要するに」のうしろ
→筆者の「主張」
✔︎「なぜなら・だから」のうしろ
→主張の「根拠」
大切なのは、体験談などはすべてカットして筆者の主張だけ残すこと。
ひたすらひき算です。長文を徹底的に断捨離するのです。
そして筆者の<主張>を徹底的に追跡!
ここは課題文の結論を見つけ出すことに全力を傾けます。
ステップ③
結論を見つける
筆者の主張を特定したら、その<根拠>を追跡しましょう。
筆者があなたに伝えようとしていること、その全体像が見えてきますよね。
それをブラッシュアップするとそれが課題文の結論です。
ステップ④
課題文のテーマを確かめる
次に課題文の<テーマ(問題)>を確定させましょう。
第一段落の「◯◯について、どう考えるか」などで表現された文章に注目します。
筆者があなたに投げかけた問題、すなわちそれが課題文のテーマです。
「小見出し」を参考にすれば、テーマはかなりクリアになりますよね。
ステップ⑤
要約文を完成させる
もうひと息です!
<テーマ(問題)><根拠><結論(主張)>の3つのパーツで構成図(メモ)を書きます。
構成メモのフローは以下の通りです。
「コロナワクチン」を例にします。
<問題>
ワクチン接種の義務化について
どう考えるか(賛成か反対か)
↓
<結論>
義務化には賛成だ
↓
<根拠>
なぜなら、
重症化リスクの抑制に効果があるから
要約文を書くとき必ず構成メモを書きます。効率的に答案を完成させるためです。
字数制限があればその範囲内で文章量を調整します。
最後に、もうひとふんばり!
読む立場になってダブリ・モレ・ズレがないかチェック!
できあがった要約文を読んでみて、要旨がしっかり伝わりますか?
論理の飛躍や違和感があれば、課題文に戻って必ず修正してくださいね。
これで要約文の完成です。ようやくゴール。お疲れさまでした!
課題文を要約するコツ、小論文の構成法について基本から学びたい人はこの動画(無料)がオススメです。
小論文対策へのモチベアップまちがいなし!
https://academy.kirihara.co.jp/WTE/reg.cgi?m=essay
高得点をゲットするために、さらに重要なアドバイス!
要約文(答案)が完成したら、必ず信頼できる人に添削してもらいましょう。
要約文は添削を受けてはじめて<合格答案>となります。
小論文の添削はプロに依頼するのが、スキルアップと高得点ゲットへの早道です。
添削を依頼するなら「ココナラ」がオススメですよ。
国内最大級のスキルマーケットで最近テレビCMでもおなじみですよね。 添削オーダー 「ココナラ」のウェブサイトへ
会員登録は無料。メールアドレスがあれば5分程度で完了します。
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小論文添削のオーダーはざっくり以下の流れになります。
①「小論文 添削」で検索
② 添削者を選び
③ 見積もり依頼に進む
④ 契約成立、代金支払い
⑤ 原稿送信
⑥ 納品後に評価をフィードバック
料金・メニュー・方法は、講師によってそれぞれ違います。
じっくり検討して選んでください。
自分のレベルやニーズとフィットすれば継続できますし、もちろん他の添削者に変更もアリです。
費用はかかりますが、塾や専門学校を使うよりかなりコスパがよいです。
対面式指導ではないので、プレッシャーもありません。
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要約スキルは毎日30分で磨く
<毎日30分トレーニング>を紹介します。ムリせず続けるところがミソです。
新聞の記事や社説、国語の教科書にある評論文がドンピシャの素材となりますよ。
最近、スマートフォンやパソコンで文章を読むことが多いのでは?
できれば紙をめくりながら、タテ書き文章での練習をオススメします。
試験本番での課題文の形に目を慣らしておくのがねらいです。
トレーニングのフローは以下の通りです。
30分トレ
1️⃣ 原本をコピーします
↓
2️⃣ 文章を読み、思いついたことをコピーの行間に書き込みます
↓
3️⃣<サイドライン><かこみ><やじるし>などを使いましょう。足跡を可視化するのがポイントです
↓
4️⃣<筆者主張><体験><事例><根拠><結論><テーマ>など要約パーツをそろえます
これで、課題文の要約対策はバッチリ!
前章の5ステップで毎日練習を積んでいきましょうね。
課題文の要約が得意になれば、論述問題へのハードルがグッと下がりますよ。
今回の授業まとめ
「課題文型」小論文の対策をまとめると以下の4点になります。
✔︎ 要約スキルを磨き上げる
✔︎ 要約文は5ステップで完成させる
✔︎ 新聞や教科書などで練習を積む
✔︎添削を受けて合格答案に仕上げる
以上です。
今回はここまで。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
合格する小論文、毎日コツコツみがいていきましょうね!
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「書くことは考えること。
文章力はきっとあなたの財産となる」
(by しょうろんますたあ_りらいとらぼ)