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【経験記述】丸写しダメ!施工管理技士試験は独学で一発合格【土木・建築2024】

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こんにちは。

<りらいとらぼ>を運営する“しょうろんますたあ”(@ronbun_master
)です。

この記事では、施工管理技士試験<経験記述>の対策について解説します。

経験記述は、ポイントをおさえて、しっかり対策すれば、試験に一発合格することは十分可能ですよ。

では、さっそく出題項目の確認からスタートしましょう。

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経験記述の出題項目は5つ

経験記述の出題項目は、以下の5つです。

・施工管理
・工程管理
・品質管理
・安全管理
・環境対策

1級土木施工管理技士については近年<品質管理><安全管理>が交互に出題されています

限られた時間で効率よく対策するのであれば、過去の出題から特定の項目を絞り込むのがオススメ。

では、どのような形式で答案を作成すればよいのでしょうか。

自分がこれまで経験した工事について、

<工事概要>→<技術的課題>→<検討内容>→<対応処置>というフローで内容を構成していきます。

次のチャプターでは<土木>を例にして、記述の内容をコンパクトに解説します。

経験記述は2つの設問で構成

土木施工管理技士の経験記述は2つの設問で構成されます

設問①で<工事概要>、設問②で<工事の詳細>を記述することになっています。

工事概要は、すべての問題に共通で、正確な記載が必須です。

工事概要として記載する項目は、以下の7項目です。ここをまずクリアしましょう!

工事概要

①工事名

注意点として、建築や造園など土木工事に該当しないことは記入してはいけません。

ただし、ビルの新築工事は建築工事に該当しますが、基礎工事は土木工事に該当しますので「基礎工事」と特記すれば問題なしです。

②発注者名

「◯◯県、◯◯市」と記載します。

ただし、下請けの場合は⬜︎⬜︎建設となります。自分の会社が発注者となる場合は「会社名」を記載しても問題なしです。

③工事場所

工事場所は、住所を「番地」まで正確に記載します。

④工期

工期は<契約書>に記載されているものを転記します。
和暦と西暦、どちらでもよいですが、必ず統一します。

⑤主な工種

自分が記述できる<工種>を選択して書きます。

⑥施工量

工事で発生した施工量を記述します。
(記述例)盛土 ◯◯㎥、ひび割れ補修 ◯◯m

⑦施工管理上の立場

あなたが携わった立場を記述します。会社での役職まで書く必要はありません。
(記述例)
 現場監督、主任技術者、現場主任

経験記述のモデルフロー3選

工事概要のつぎは、いよいよ設問②「工事の詳細」です。

試験に頻出の<工程管理><品質管理><安全管理>の3つで記述モデルを考えてみましょう。

工程管理は、基本的に工期が短縮できた内容とその根拠を記載すれば十分です。

<現場打ちの擁壁コンクリート施工>を例にします。

◯ 技術的な課題

「現場打ちのコンクリート打設で工期を4週間ほど要すること」を課題に設定します。

この課題ついては、具体的な数値を記述し、工期を短縮する必要性を強調します。

◯ 検討内容

・普通ポルトランドセメントから早強セメントへの変更を提言
・型枠解体の手間を省くため、ラス型枠を使用することを検討

毎年、全10行程度で記述する問題が出題されています。検討内容は2つ用意し、上記の通り列挙する形式がオススメです。

◯ 対応処置

・早強セメントを使用することで、養生期間を5日間に短縮できた
・擁壁背面型枠をラス型枠にすることで、型枠解体期間を5日間に短縮できた

検討内容への対応について、具体的な数字を挙げて記述しましょう。


次に、
品質管理のモデルフローを考えてみましょう。

品質管理は「コンクリートを使用した工種」をテーマにすると、スムーズに記述できます。

<コンクリートダム施工>の品質管理の例を挙げます。

◯ 技術的な課題
「雨天下での施工のため、降雨に対するコンクリートの品質管理が必須であること」を課題に設定します。

コンクリートに関しては、気温や構造物損傷、スランプ値も課題にして記述することができます。

◯ 検討内容

・雨量による中止基準
・異種配合によるコンクリート境界の施工

◯ 対応処置

・雨量1時間あたり2ミリ以上の場合は、施工中止とする
・ダム表面と内部のコンクリート配合の異なる境界は合致するよう十分転圧する


最後に、
安全管理のモデルフローを考えてみましょう。

品質管理や工程管理と比べて、安全管理は抽象的なため、難度が上がります。

でも、<事故防止>などをテーマにすれば、比較的記述しやすいです。

◯ 技術的な課題

「通行人が多い鋼橋塗装工事での飛来物落下事故防止対策」を課題と設定します。

工事での安全管理は最重要です。

人命に関わるテーマなので、労働災害の回避事例をインプットしておくことをオススメします。

◯ 検討内容

・落下防止ロープを工具に装着
・監視員が毎日チェックする点検シートを常備

◯ 対応処置

・すべての作業員が、安全帯に工具落下防止用のロープを取り付けた
・重要項目の点検シートを作成し、作業後毎日、監視員が実施した

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以上、<経験記述>のポイントを解説しました。

ある程度、現場での工事経験があれば、書く内容は十分理解できたと思います。

でも・・・

きちんと対策せずに、本番の試験で過去問の解答例を丸写すると、必ず採点者に見抜かれて加点できません。合格は難しくなりますよね。

それはじゅうぶん分かっているけど・・・

最近全く手書きをしていない、文書は全部パソコンで・・・」
「ショートメールは打つけど、文章を書くのは苦手・・・」

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今回はここまで。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

「書くことは考えること。
 文章力はきっとあなたの財産となる」
(by しょうろんますたあ_りらいとらぼ)

  • この記事を書いた人

しょうろんますたあ

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