<りらいとらぼ>を運営する“しょうろんますたあ”(@ronbun_master )です。
医療看護福祉系大学・学部を志望している受験生のこんなお悩みに答えます。
・入試の小論文対策に困っている
・頻出テーマで集中的に練習したい
・合格答案を書けるようになりたい
今回は再生医療をテーマにした小論文について以下の4つを解説します。
1 これが合格答案
2 まず書写からスタート
3 構成メモは答案作成必須ツール
【特別企画】<小論文超対策マニュアル>
4 重要キーワードを得点源にする
もし受験を目前にして<小論文対策>に悩んでいるのならぜひこの記事を読み込んでください。
きっと合格答案の書き方を超速でマスターできますよ。
それでは<模範答案>からスタート!!
【本記事はプロモーションを含みます】
「再生医療」の模範答案
例題を使って練習してみましょう。
まず、<問題>と<模範答案>をじっくり読み込んでください。
問題
再生医療の実用化に向け、解決すべき課題と整理し、具体的方策について400字程度で述べなさい。
模範答案
iPS細胞は、作製した臓器に分化していない細胞が含まれると未分化なiPS細胞が腫瘍化してしまうため、移植する分化細胞の段階で慎重に試験を行った後に使用する必要がある。受精卵の研究については、倫理的な観点を踏まえ、実験データがなし崩し的に拡散されることがないように、国民的議論を促進させ合意形成を図ると同時に、法的規制も明確にすべきである。
さらに、政府からの支援がiPS細胞の研究のみに偏重しないように、欧米各国の動向を勘案しながら、どのような疾患の治療に適しているのかを精査し、有効性がきちんと証明され、実用化への見通しがつく治療法を選定することが重要である。
今後、再生医療が発展するためには、研究機関と民間企業が連携し、基礎研究から実用化までの確固たる流れをつくる必要がある。国内企業や投資家、さらに海外の投資を呼び込む工夫や大手製薬会社との協業を模索しなければならない。
(400字)
まずは書写からスタート
<模範答案>を読み込んだら、400字詰め原稿用紙と鉛筆などの筆記道具を用意してください。
気持ちを集中させて<模範答案>を最初から最後まで正確に書き写していきましょう。
この<書写トレ>を重ねることで、文章スキルと練習モチベは格段にアップします。
書写トレの目的は3つあります。
書写トレ
① 合格答案の内容をインプットする
② 原稿用紙の正しい使い方を覚える
③ 答案を完成させる時間を確かめる
あと原稿用紙のルールについて、以下に整理しておきますね。
原稿用紙ルール ✔︎ 文字は「楷書体」でマス内に収める ✔︎ 書き出し、改行後段落の先頭は1マス空ける ✔︎ 行中の句読点(、。)はマスの右上隅に入れる ✔︎ 行末の句読点は、文字と共に入れる(行頭に打たない)→行頭禁則 ✔︎ 行中のカッコ(かぎ・まる)は1マスに入れる ✔︎ 行末の閉じカッコ(かぎ・まる)は文字と共に入れる(行頭に書かない)→行頭禁則 ✔︎ 原則として縦・横書きすべて「漢数字」を用いる
✔︎ 行末の始めカッコ(かぎ・まる)は次行頭に入れる(行末に書かない)→行末禁則
✔︎ 固有名詞、数値、暦年は「算用数字」を用いる
✔︎ 数字は1マスに2数字ずつ入れる
✔︎ アルファベットは縦書きに用いないが固有名詞・略語は大文字で1マスに1字入れる
(横書きには用いることができ、大文字は1マスに1字、小文字は1マスに2字入れる)
構成メモは答案作成必須ツール
試験本番で答案をゼロから作成する時は構成図(メモ)をフル活用します。
頭に中がスッキリ整理されて、論文の見通しがクリアーになります。
構成メモを書いておけば、答案作成でフリーズしてしまうことはなくなりますよ。
いきなり原稿用紙に文章を書き始めるのはゼッタイダメ!
400字程度の小論文では、答案の内容に応じて<段落>を構成するのが基本です。
今回は<3つの箱>をイメージして以下のような構成メモを作りましょう。
第一段落の箱<懸案事項>
↓
第二段落の箱<合意形成>
↓
第三段落の箱<資金調達>
以上のフローで例題の構成メモを作ると以下のようになります。 構成メモ 第一段落<懸案事項>
◯細胞の腫瘍化への理解
↓
第二段落<合意形成>
・倫理的視点
・法的位置づけ
↓
第三段落<資金調達>
◎政府の援助と海外からの投資
以上の<構成メモ>を参考に答案の<下書き>を作成します。
<小論文超対策マニュアル>完成しました!
さて今回の【特別企画】は・・・
小論文試験で合格を狙うなら
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「小論文の書き方が分からない」
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と思っているあなたに、大学入試で出題される論文テーマに対する<合格への道筋>をお届けします。
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重要キーワードで得点アップ!
今回は400字の<書写>からスタートしましたが、本試験では800字から1,200字の内容が要求されます。
内容のボリュームアップを図るには<関連キーワード>について、日頃からの情報収集は必須です。
「移植医療」「体性・多能性幹細胞」「ホメオスタシス」「ES細胞」「腫瘍化」等の重要キーワードについて調べて、専用ノートにまとめて論文対策に活用することをオススメします。
専門知識と最新情報を駆使できれば、小論文の説得力”爆上げ”まちがいないです。
情報収集に役立つ省庁などのウェブサイトを以下にリストアップしておきます。
厚生労働省(再生医療等安全性確保法)
https://www.mhlw.go.jp/content/000679801.pdf
<再生医療>を深掘りしたいあなたに必携のテキストをご紹介!↓↓↓
看護医療福祉系大学の小論文対策テキストとしても最適です。
これでガッツリ対策しておけば、あなたの小論文の完成度は超速アップ!
あなたが自力でゲットした情報で<解答例>をブラッシュアップすれば、さらに内容の濃い合格答案が出来あがります。
あとは受験する学部・大学の<アドミッションポリシー>について、直近の情報を必ずインプットしておきましょう。
大学・学部の公式ウェブサイトをチェックすることをオススメします。
小論文試験で高得点を取るには、アドミッションポリシーの理解は欠かせませんよ。
定期的に確認することをお忘れなく!
最後に。
・読み手(採点者)の気持ちを慮(おもんばか)って書くこと
・与えられた問題(課題)に対する結論(答え)を示すこと
以上2つは小論文対策の心得としてぜひ肝に銘じてほしいです。
スキマ時間を大切にして、テキストを読んで、資料で調べて・・・
そして書き上げましょう。
納得いくまでガッツリ書いてください。
日々積み上げた鍛錬のその先に、必ず“合格”への道は開けます。
合格内定を勝ち取る日まで、いっしょに励んでいきましょうね。
今回はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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「書くことは考えること。
文章力はきっとあなたの財産となる」
(by しょうろんますたあ_りらいとらぼ)