公務員試験 小論文

【情報公開・住民参加】公務員論文試験頻出テーマ・答案作成・構成メモ【2025年度最新】

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はじめまして。
<りらいとらぼ>を運営する“しょうろんますたあ”(@ronbun_master
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公務員試験にチャレンジするあなたのためにテーマ別論文対策を記事にしました。

将来の進路を定めて、これから試験対策を始めるなら、ぜひこの記事を読み込んでください。

きっと合格へ第一歩を踏み出せますよ!

今回のテーマは情報公開・住民自治です。以下の3つについて解説します。

1 情報公開の意義を整理
2 住民自治の実態を解説
3 ココが答案作成の超重要ポイント
 対策まとめ&特別企画

まず情報公開の意義について解説します。それでは、どうぞ!

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情報公開の意義を整理する


情報公開とは
行政機関が保有する情報を必要とする時、誰もが知ることができる制度のことです。

「情報公開法」が施行されて間もなく各自治体は「情報公開条例」を制定しました。

住民からの請求があれば、自治体は原則的に情報の公開が義務づけられています。

<住民による請求>が大切なポイントになりますよ。

憲法に保障された<知る権利の尊重>が基本になっています。

情報公開は住民の参政権の具体化につながるものです。

行政には特権意識があって、住民の目が届かないところで重要なことを決めてしまう傾向があります。

だから、住民が監視の目を光らせ、行政機関や議会に説明責任を負わせる制度が必要になるのです。

しかし情報公開には、次のようなデメリットもあります。

✔︎ 議会運営に支障 
✔︎ 行政側の負担増 
✔︎ プライバシーの侵害

しかし情報公開は、行政や議会の運営を正常化し住民自治を実現するのに不可欠な制度です。

機会をとらえて議会を傍聴するなど、住民の知る権利を積極的に行使しましょうね。

住民自治の実態を解説します!

地方自治体の財源は、中央政府からの補助金と交付税で賄われています。

行政が住民より政府とのつながりを重視するのは当然ですよね。

したがって行政の動向を監視の目やコントロールする道具が必要なのです。

住民が行政運営を制御する方法に「住民投票」の制度があります。

また「解職請求」「条例制定・改廃請求」などの請求権を住民に保障することにより、議会制民主主義を補完しています。

住民投票は地方自治法の「直接請求」に該当します。直接民主主義の手法ですよね。

住民の意思が施策に反映されず、議会や自治体に対する不信感を高まったとき法律に則って実施されます。

最近では、沖縄の米軍基地移転問題、原子力発電所の建設や再稼働問題に関して実施されましたよね。

直接請求のデメリットについて整理しておきましょう。

✔︎ コスト高(時間・費用) 
✔︎ 議論が不十分 
✔︎ 宣伝や煽動の影響 
✔︎ 専門知識の不足
✔︎ 利害関係による判断

以上は、直接民主主義のアキレス腱であり、乗り越えるべき課題ですよね。

できる限り利害関係を排除し、住民の合意を得て効率的に計画を策定するため、各自治体で様々な工夫がなされています。

「◯◯委員会」「△△プロジェクト」「◯◯構想会議」などなど・・・

これらは「とりあえず住民を参加させた」「意見を言わせてあげた」と単なる「ガス抜き」の場になってしまうケースが多い。

住民が「政策形成に参画できた!」と実感できるシステムとは・・・

同じコストをかけるなら、行政や議会への信頼を醸成するプロセスの構築をめざすべきです。

ココが答案作成の超重要ポイント!

堺市の過去問で解説します。

問題

「近年、多くの地方公共団体が政策の形成・決定過程等への住民参加を促進している。住民参加の必要性を踏まえながら、今後、住民参加をより一層促進していくために、堺市はどのような取組を行う必要があるか」(令元 堺市)

答案を組み立てるには構成図(メモ)をフル活用すこと!

以下が構成メモの作成フローです。

(意見)→(課題)→(解決策・取り組み)→(根拠)→(結論)

このフローに沿って構成メモを書いていきましょう。

構成メモ①

(意見)
「パブリックコメント制度・審議会傍聴」により市民需要に合致した行政執行を実現
  ↓
(課題)
★市民合意による市政運営には、政策形成プロセスの公正性、透明性担保が不可欠
  ↓
(解決策・取り組み)
▶︎意見募集により情報収集源を拡大
▶︎必要に応じて計画等を修正・公表
▶︎都市計画審議会等の傍聴を実施
▶︎会議は原則公開、会議録の作成・公開
  ↓
(根拠)
・堺市パブリックコメント制度要綱
・堺市都市計画審議会条例施行規則
  ↓
(結論・望ましい姿)
・市民ニーズと合致した行政運営の実現
・利害関係を調整し都市の将来像を決定

構成メモを書けたら、さっそく答案作成に取りかかりましょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あと「・・・の必要性を踏まえ」の論述対策について。

論述の構成メモは、以下のフローで作っていきましょう。

構成メモ②

<自治体の住民参加制度>
   ↓
<分析・提案>
   ↓
<自分の得意分野アピール>


さりげなく「自己アピール」でしめくくることを忘れないで!

自治体のオリジナルの施策に関する情報は、必ずインプットしておきましょうね。

日頃から公式ウェブサイトをこまめにチェックすること。

とくに「情報公開条例」「意見募集(パブコメ)制度」「会議傍聴」「公聴会」に関する情報を収集し、専用ノートに整理しておくとよいです。

これは必須ですよ。

「公務員試験の論述に強くなるには、どんな対策をとればいいの?」

論文対策にお悩みのあなたにアドバイス!

まず、あなたが住む自治体の最新情報のインプットは欠かさないこと。

そして、日々アップデートしておくこと。これはとても重要ですよ。

専門知識と最新情報を駆使して論述できれば、説得力”爆上げ”まちがいなし!

過去問頻出ジャンルに関する知識は、積極的にインプットしておきましょう。

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これで情報をガッツリ更新しておけば、あなたの論文の説得力は超速アップします!

対策まとめ&特別企画

「情報公開・住民自治」のテーマでポイントを整理すると以下の2つになります。

✔︎ <意見募集+公聴会・傍聴>→
→<情報公開>→<住民参加>の流れで論述構成する

✔︎ 自治体の情報公開に関する施策、とくに「公聴会・傍聴」「公開条例」「意見募集(パブコメ)」に関する情報を整理しておくこと


そしてここから【特別企画】です!

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最後に。

スキマ時間を大切にして、テキストを読んで、資料で調べて・・・

そして書きましょう。

納得いくまで書き続けてください。

日々積み上げた鍛錬のその先に、必ず“合格”への道は開けます。

合格を勝ち取る日まで、ともに励んでいきましょうね。

今回はここまで。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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「書くことは考えること。
   文章力はきっとあなたの財産となる」
(by しょうろんますたあ_りらいとらぼ)

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しょうろんますたあ

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