はじめまして。
<りらいとらぼ>を運営する“しょうろんますたあ”(@ronbun_master
)です。
<りらいとらぼ>では文章力をコスパよく磨くコツを伝えています。
今年度、公務員試験にチャレンジするあなたのためにテーマ別論文対策を記事にしました。
将来の進路を定めて、これから論文対策を始めるなら、ぜひこの記事を読み込んでください。
きっと合格へ第一歩を踏み出せますよ!
今回のテーマは感染症対策・危機管理です。以下の3点について解説します。
1 コロナ対策の経緯を検証
2 危機管理の課題を解説
3 ココが答案作成の超重要ポイント
対策まとめ&特別企画
まずコロナ対策の経緯について検証します。それでは、どうぞ!
【本記事はプロモーションを含みます】
コロナ対策の経緯を検証する
新型コロナウィルス感染症は2019年冬に中国で発生し、その後、世界全体に拡大しました。
新型コロナウィルスは、飛沫や接触によって人から人へ感染し、今日まで幾度もその型を変異させています。
感染者、重症者が急増した時期、医療機関のひっ迫が大きなトピックにもなりましたよね。
発熱、喉・頭痛、味覚障害や呼吸障害、治癒後の倦怠感などが主症状です。
発生当時、治療法が確立されず、有効な対策を打てないまま「手洗い励行」「マスク着用」「三密回避」「人流抑制」など基本的な感染対策のみで、個人の心がけに期待するしかなかった・・・
政府が「緊急事態宣言」を発出した結果、教育機関の休業措置、企業の出社制限によるリモートワーク、オンライン授業で、社会経済活動は大幅に後退しました。
日本でもワクチンや経口薬が開発、承認されましたが、新規感染者・重症者・死者は増減を繰り返してきました。
アフターコロナに向かって、社会経済活動を流行前のレベルに回復させる取組みが各分野で続けられています。
令和5年5月8日、新型コロナウイルスの法律上の位置づけは、季節性インフルエンザと同じ「5類相当」に移行しました。
これに伴い厚生労働省による新規感染者数の発表が廃止される一方で、3年以上に及んだコロナ禍に対する、政府の施策を検証する動きもあります。
まず、初期対応の失敗が指摘されています。「水際対策」が機能せず、渡航制限も後手に回り、感染を拡大させる結果となりました。
予防効果低い「布マスク」の配布や「定額給付金」の振込遅延など、繰り出す対策は的外れ。
ワクチンは欧米からの輸入待ち、国民に行動変容を求めるのみですべてが他力本願・・・。
「政府が有効な対策を打った!」とは考えにくいですよね。
コロナ禍で露呈した防疫システムの不備は、政府の危機管理の課題であり、原発事故や自然災害時の緊急対応と類似していると考えられます。
次のチャプターでは「危機管理の課題」について解説します。
<コスパ>が危機管理の課題です
毎年、全国各地域で自然災害が発生しています。
過去のデータを根拠にインフラ整備が進み、確実に災害対策は進歩しました。
そして日本で暮らす私たちにとって、災害への備えは国民の常識となりました。
自然災害は想定外でも不可抗力でもなく、ある程度、予測可能で人為的にコントロールできます。
一方で、生活の安心・安全を追求してリスクを軽減しようとすると相当に「コスト」が膨らみます。
新たなリスクを生む可能性もゼロではありません。原発事故を想起すれば容易に理解できます。
東日本大震災後の福島原発事故の処理に、莫大な国家予算が投入されいますよね。
<リスク>と<コスト>のバランスをどのようにとればよいのでしょうか。
これは、国民の生命と財産にかかわる大切な問題です。
国民は、政府・自治体の対策がよりよい方向に動くよう注視する必要があります。
「拙速な対応をせず、国民のために様々なことを考慮し結論を出して実行する」
行政はこのメッセージを発信し続けることで国民の信頼を得ていく。これは大切なポイントです。
ココが答案作成の超重要ポイント!
青森県の過去問で解説します。
問題
「新しい生活様式の下での経済活動について、どうすればよいか」
(令2 青森県)
答案作成には構成図(メモ)をフル活用すこと。
以下が構成メモの作成フローです。
(意見)→(課題)→(解決策・取り組み)→(根拠)→(結論)
この流れに沿って構成メモを作りましょう。
構成メモ① (意見)
新しい生活様式の下、防疫対策を徹底すると同時に「現金給付」で家計を支援し、消費マインドを喚起する
↓
(課題)
「長期のデフレ」と「コロナ禍」による家庭生活の困窮
↓
(解決策・取り組み)
▶︎感染防止の基本(三密回避・マスク着用・手洗い励行)徹底
▶︎「生活福祉資金」
「住居確保給付金」の活用
▶︎生活困窮者自立支援金の活用
▶︎事業者への融資制度、助成金活用
↓
(根拠)
・「新しい生活様式」の実践例
・事業者の適切な感染防止対策例
↓
(結論)
◎感染拡大防止と経済活動を両輪として「ウィズコロナ」の生活を実現
構成メモができたら、さっそく答案作成に取りかかりましょう。
あと「新しい生活様式を踏まえ・・・」の対策について。
これは以下のフローで構成メモを書いて、答案を作りましょうね。
構成メモ②
<自治体の感染症対策>
↓
<考察・解説>
↓
<独自のアイディアアピール>
さりげなく<アイディアアピール>でしめくくることを忘れないで!
「公務員試験の論文に強くなるには、どんな対策をとればいいの?」
こんなお悩みにちょっとアドバイス!
日頃から受験する自治体の公式ウェブサイトをチェックすること!
施策や事業に関する情報は必ずインプットしておきましょう。
そして、日々のアップデートもお忘れなく。これとても重要ですよ。
「まん延防止等重点措置」「持続化給付金」「クーポン事業(消費支援)」「感染拡大防止策」「観光支援」などに関する情報を収集し専用ノートに整理しておきましょう。
専門知識と最新情報を駆使して論述できれば、説得力”爆上げ”まちがいなし。
過去問頻出ジャンルに関する知識は、積極的にインプットしておきましょう。
あらゆる領域の最新情報を網羅する万能テキストを紹介します。
これで、情報をガッツリ更新しておけば論作文の説得力、超速アップします!
対策まとめ&特別企画
まず<コロナ対策・危機管理>についてポイントを整理すると以下の2つです。
✔︎<新しい生活様式>
↓
<社会経済活動>
↓
<家計支援・貧困対策>
以上の流れで論述構成すること
✔︎自治体の感染症対策に関する施策として「家計支援」「観光支援」「企業支援」に関する情報を整理しておくこと
そしてここから【特別企画】!
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最後に。
スキマ時間を大切にして、テキストを読んで、資料で調べて・・・
そして書きましょう。
納得いくまで書き続けてください。
日々積み上げた鍛錬のその先に、必ず“合格”への道は開けます。
合格を勝ち取る日まで、ともに励んでいきましょうね。
今回はここまで。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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「書くことは考えること。
文章力はきっとあなたの財産となる」
(by しょうろんますたあ_りらいとらぼ)