<りらいとらぼ>を運営する“しょうろんますたあ”(@ronbun_master )です。
今回は<介護>をテーマとした論文試験について以下の4つを解説します。
1 「介護」は頻出テーマ
2 <書写>で論文スキルの基礎を磨け!
3 構成メモは答案作成必須ツール
4 重要キーワードを得点源にする
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さっそく<頻出問題>からどうぞ!
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「介護」は頻出テーマ
まず<問題>をじっくり読み込んで、論文の<答案>をイメージしてみましょう。
問題
少子高齢化により、要支援・要介護認定者が急増する傾向にある。この現状を踏まえ、介護をめぐる課題を整理し、行政として各課題にどのようにアプローチしていけばよいか、あなたの考えを述べなさい。
<書写>で論文スキルを磨く
まず、400字詰め原稿用紙を3枚と鉛筆などの筆記道具を用意してください。
次に、気持ちを集中させて<模範答案>を最初から最後まで正確に書き写していきましょう。
書写のメリットは3つあります。
メリット
① 合格答案の構成・内容をつかめる
② 原稿用紙の正しい使い方を覚える
③ 答案完成までの時間を確認できる
この<書写トレ>を重ねることで、モチベとスキルは格段にアップします!
原稿用紙のルールについては、以下に整理しておきますね。
原稿用紙ルール ✔︎ 文字は「楷書体」でマス内に収める ✔︎ 書き出し、改行後、段落の先頭は1マスあける ✔︎ 行中の句読点(、。)は1マスに入れる ✔︎ 行末の句読点は、文字と共に入れる(行頭に打たない)→行頭禁則 ✔︎ 行中のカッコ(かぎ・まる)は1マスに入れる ✔︎ 行末のカッコ(かぎ・まる)閉じは文字と共に入れる(行頭に書かない) →行頭禁則 ✔︎ 行末のカッコ(かぎ・まる)始めは次行頭に入れる(行末に書かない) →行末禁則 ✔︎ 原則として縦・横書きすべて「漢数字」を用いる ✔︎ 固有名詞、数値、暦年は「算用数字」を用いる ✔︎ 数字は1マスに2字ずつ入れる ✔︎ アルファベットは縦書きに用いないが、固有名詞・略語は大文字で1マスに1字入れる
(横書きには用いることができ、大文字は1マスに1字、小文字は1マスに2字入れる)
構成メモは答案作成必須ツール
実際の試験場でゼロから答案を作成する場合は構成図メモをフル活用すること。
たとえ書きたいことが頭に浮かんできたとしても、
いきなり原稿用紙に書き始めてはダメ!
これはとても重要なことです。
論文は「序論・本論・結論」の3部構成が基本です。
したがって構成図も3つの「箱」をイメージして考えます。
序論の箱<現状・定義・課題>
↓
本論の箱<解決策・取組み>
↓
結論の箱<方向性・まとめ>
以上の流れで、構成メモを作っていきましょう。
構成メモを書いておけば、答案作成でフリーズしてしまうことはなくなります。
頭に中がスッキリ整理されて、論述の方向性がクリアーになりますよ。 構成メモ 序論<現状・課題>
・介護認定者が急増
・施設と人材が不足
・介護離職者の増加が深刻
↓
本論<解決策・具体的取組み>
◎施設不足の解消策
→社会福祉法人等が運営する施設の受け入れ拡大
→訪問看護やデイサービスで在宅介護を充実
→地域の相談窓口を充実
◎人材不足の解消策
→介護人材の育成、やりがい発信
→介護職員の待遇を改善
→人工知能や介護ロボットの導入
◎介護離職への対応
→柔軟な勤務形態を推奨
→職場改善に取り組む企業を表彰
→諸制度(介護休暇等)を周知
↓
結論<方向性・まとめ>
・介護は誰もが経験する問題
・官民が連携協働して効果的な支援のあり方を模索
重要キーワードを得点源にする
「介護制度・施設」「地域包括支援センター」「介護休業・休暇」「職場改善に係る施策」について、あなたが受験する自治体の最新情報を必ずインプットしておきましょう。
自治体の公式ウェブサイトを随時チェックしておくとよいです。
論文試験で高得点を取るには、自治体の情報は欠かせませんよ。
随時アップデートすることもお忘れなく!
「介護保険制度」「在宅介護」「介護人材」「介護ロボット」「介護離職」「ヤングケアラー」「介護の社会化」等の重要キーワードについて情報収集し、専用ノートにまとめておいて、対策に活用することをオススメします。
専門知識と最新情報を駆使できれば、論文の説得力”爆上げ”まちがいないです。
情報収集に役立つ省庁のウェブサイトを以下にリストアップしておきますね。
厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/
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最後に。
・読み手(採点者)の気持ちを慮(おもんばか)って書く
・与えられた問題(課題)に対する結論(答え)を示す
以上2つ、論文対策の心得として、ぜひ肝に銘じてほしいことです。
スキマ時間を大切にして、テキストを読んで、資料で調べて・・・
そして書き上げましょう。
自分が納得いくまで何回もチャレンジしてください。
日々積み上げた鍛錬のその先に、必ず“合格”への道は開けます。
合格を勝ち取る日まで、ともに励んでいきましょうね。
今回はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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(by しょうろんますたあ_りらいとらぼ)