はじめまして。
<りらいとらぼ>を運営する“しょうろんますたあ”(@ronbun_master
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文章力は、受験やビジネスに役立つ最高のスキルです。
<りらいとらぼ>であなたも文章力を磨くコツを手に入れてくださいね。
公務員試験にチャレンジするあなたのためにテーマ別論文対策を記事にしました。
将来の進路を定めて、これから試験対策を始めるなら、ぜひこの記事を読み込んでください。
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今回のテーマは高齢社会です。以下の4つを解説します。
1 高齢化の課題を整理せよ
2 現状の問題点を総チェック
3 コレが答案作成の超重要ポイント
対策まとめ&特別企画!
さっそく高齢化の課題について解説します。それでは、どうぞ!
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高齢化の課題を整理する
社会の高齢化が進むと様々な問題が出てきますよね。
① 労働力の絶対量が不足する
② 収入や貯蓄の減少で経済が停滞する
③ 社会保障費の増大が財政を圧迫する
④ 年金制度への不公平感が助長される
高齢社会の課題は、おおむね以上の4つになります。
ちょっとネガティブな内容ばかりで気持ちが暗くなりますよね。でもちょっと視点をかえて考えてみませんか。
① 高齢者が活躍するチャンスが広がる
→労働力不足は解消できる
② シニア向けのビジネスモデルができる
→シニア業界が活性化する
③ 少子化で教育費減となる
→バランスを欠くような財政圧迫はおこりにくい
④ 高齢者の年金
→将来の若い世代への援助として所得移転する
身近に高齢者がいて、日頃から接していれば、①②はイメージできますよね。
将来的には④の「年金制度」と超高齢化による「介護」の2つが重要なテーマになります。
次のチャプターで解説しますね。
現状の問題点を総チェック
まず「年金制度」の問題から。
日本の年金制度は賦課方式です。
現役世代の納付金が、現在の高齢者に受給されるシステムです。
したがって若い世代の不満や不信感は根強く、若年層の未納者も増えています。
このまま少子高齢化が進めば、年金の財政基盤はますます危うくなりますよね。
この制度を維持するには、以下の3つ方法が考えられます。
①納付額の引き上げ
②受給年齢の延長
③支給額の引き下げ
①は若い世代の負担、不満を高め、②③は高齢者から賛同を得にくい。
まさに、袋小路・・・。
「世代間のギャップを解消し、年金制度を維持するには、どう施策転換すればよいのか」
近い将来、到来する超高齢化社会を考えるテーマになりそうですね。
次に「介護」の問題です。
医学の進歩により、日本人の平均寿命は格段に延びました。
社会福祉が未整備の時代、家庭内介護があたりまえでしたよね。
最近では介護する・される、双方が高齢化することで家族の介護能力も限界に達しています。
介護人材、マンパワーの養成・提供も追いつかない状況・・・。
若い世代が家族の介護を負担するヤングケアラーが社会問題となっています。
介護者不足を解消するため、外国人労働者の採用も進められました。
ここで行政と企業の出番でしたが・・・
「介護保険制度」が導入されましたが介護業界の活躍は期待はずれでした。
思ったほど利益は上がらず、国からの補助金でなんとか維持している状態。
非営利団体、ボランティア団体も専門性に問題あり不安が大きい。
さてさて、介護の問題、解決の糸口は見つかるのでしょうか?
キーワードは介護の社会化です。
次のチャプターでじっくり解説します。
コレが答案作成の超重要ポイント
千葉県の過去問を使って解説します。
問題
少子高齢化社会の問題点を具体的に挙げ、行政としてどう取り組むべきか、あなたの考えを述べなさい」
(平30 千葉県)
答案作成には構成図(メモ)をフル活用すこと。
これとても重要です。
以下が答案作成のフローです。
(意見)→(問題点)→(解決策)→(根拠)→(結論)
このフローで構成メモを作れば、答案が論理的な展開になりますよ。
構成メモ
(意見)
「労働力不足」「経済停滞」「財政圧迫」「世代間不公平」は価値転換で解消
↓
(問題点)
家族の介護能力は限界に達している
↓
(解決策)
<前期高齢者>
◎知識・スキルを更新し働き続ける
<後期高齢者>
◎介護サービスで社会自立をめざす
↓
(根拠)
✔︎学び直しシステム構築
✔︎介護ヘルパー需要増▶︎自治体と企業の資源を集中▶︎経済効果大
↓
(結論)
専門施設・人材確保+非営利団体補助▶︎「介護の社会化」を加速させる
構成メモができたら、さっそく答案作成に取りかかりましょう。
「具体的に挙げて・・」対策について。
構成図(メモ)は、以下のフローで作りましょう。
<県の重点政策課題>
↓
<解決策・提案>
↓
<得意分野・スキルアピール>
さりげなく自己アピールをはさむこと、忘れないで!
自治体の<高齢化対策>に関する情報は必ずインプットしておきましょう。
日頃から、県の公式ウェブサイトをこまめにチェックすること!
各地域の特徴、政策課題について情報収集し専用ノートに整理しておくとよいです。
「公務員試験の論述に強くなるには、どんな対策をとればいいの?」
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まず県内の最新トレンド、知識、情報のインプットは欠かさないこと。
そして、日々アップデートしておくこと。ここがとても大切です。
専門知識と最新情報を駆使して論述できれば、説得力”爆上げ”まちがいなし。
過去問で頻繁に問われる分野の知識は、積極的にインプットしておきましょうね。
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対策まとめ&特別企画!
「高齢社会」の対策ポイントを整理すると以下の2つになります。
✔︎「介護の社会化」で論述構成する
✔︎少子高齢化対策に関する情報を収集・整理しておくこと
そしてここから【特別企画】です!
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最後に。
スキマ時間を大切にして、テキストを読んで、資料で調べて・・・
そして書きましょう。
自分が納得いくまで書き続けてください。
日々積み上げた鍛錬のその先に、必ず“合格”への道は開けます。
合格を勝ち取る日まで、ともに励んでいきましょうね。
今回はここまで。
最後まで読んでくださりありがとうございました。