公務員試験 小論文

【介護問題・高齢社会】公務員論文試験テーマ・答案作成法・構成メモつき【2025年度最新】

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はじめまして。
<りらいとらぼ>を運営する“しょうろんますたあ”(@ronbun_master
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公務員試験にチャレンジするあなたのためにテーマ別論文対策を記事にしました。

将来の進路を定めて、これから試験対策を始めるなら、ぜひこの記事を読み込んでください。

きっと合格へ第一歩を踏み出せますよ!

今回のテーマは高齢社会です。以下の4つを解説します。

1 高齢化の課題を整理せよ
2 現状の問題点を総チェック
3 コレが答案作成の超重要ポイント
 対策まとめ&特別企画!

さっそく高齢化の課題について解説します。それでは、どうぞ!

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高齢化の課題を整理する

社会の高齢化が進むと様々な問題が出てきますよね。
① 労働力の絶対量が不足する  
② 収入や貯蓄の減少で経済が停滞する
③ 社会保障費の増大が財政を圧迫する
④ 年金制度への不公平感が助長される

高齢社会の課題は、おおむね以上の4つになります。

ちょっとネガティブな内容ばかりで気持ちが暗くなりますよね。でもちょっと視点をかえて考えてみませんか。

① 高齢者が活躍するチャンスが広がる
→労働力不足は解消できる

② シニア向けのビジネスモデルができる
→シニア業界が活性化する

③ 少子化で教育費減となる
→バランスを欠くような財政圧迫はおこりにくい

④ 高齢者の年金
→将来の若い世代への援助として所得移転する

身近に高齢者がいて、日頃から接していれば、①②はイメージできますよね。

将来的には④の「年金制度」と超高齢化による「介護」の2つが重要なテーマになります。

次のチャプターで解説しますね。

現状の問題点を総チェック

まず「年金制度」の問題から。 

日本の年金制度は賦課方式です。

現役世代の納付金が、現在の高齢者に受給されるシステムです。

したがって若い世代の不満や不信感は根強く、若年層の未納者も増えています。

このまま少子高齢化が進めば、年金の財政基盤はますます危うくなりますよね。

この制度を維持するには、以下の3つ方法が考えられます。

①納付額の引き上げ 
②受給年齢の延長 

③支給額の引き下げ

①は若い世代の負担、不満を高め、②③は高齢者から賛同を得にくい。

まさに、袋小路・・・。

「世代間のギャップを解消し、年金制度を維持するには、どう施策転換すればよいのか」

近い将来、到来する超高齢化社会を考えるテーマになりそうですね。

次に「介護」の問題です。

医学の進歩により、日本人の平均寿命は格段に延びました。

社会福祉が未整備の時代、家庭内介護があたりまえでしたよね。

最近では介護する・される、双方が高齢化することで家族の介護能力も限界に達しています。

介護人材、マンパワーの養成・提供も追いつかない状況・・・。

若い世代が家族の介護を負担するヤングケアラーが社会問題となっています。

介護者不足を解消するため、外国人労働者の採用も進められました。

ここで行政と企業の出番でしたが・・・

「介護保険制度」が導入されましたが介護業界の活躍は期待はずれでした。

思ったほど利益は上がらず、国からの補助金でなんとか維持している状態。

非営利団体、ボランティア団体も専門性に問題あり不安が大きい。

さてさて、介護の問題、解決の糸口は見つかるのでしょうか?

キーワードは介護の社会化です。

次のチャプターでじっくり解説します。

コレが答案作成の超重要ポイント

千葉県の過去問を使って解説します。

問題

少子高齢化社会の問題点を具体的に挙げ、行政としてどう取り組むべきか、あなたの考えを述べなさい」
(平30 千葉県)

答案作成には構成図(メモ)をフル活用すこと。

これとても重要です。

以下が答案作成のフローです。

(意見)→(問題点)→(解決策)→(根拠)→(結論)

このフローで構成メモを作れば、答案が論理的な展開になりますよ。

構成メモ

(意見)
「労働力不足」「経済停滞」「財政圧迫」「世代間不公平」は価値転換で解消
  ↓
(問題点)
家族の介護能力は限界に達している
  ↓
(解決策)
<前期高齢者>
◎知識・スキルを更新し働き続ける
<後期高齢者>
◎介護サービスで社会自立をめざす

  ↓
(根拠)
✔︎学び直しシステム構築 
✔︎介護ヘルパー需要増▶︎自治体と企業の資源を集中▶︎経済効果大

  ↓
(結論)
専門施設・人材確保+非営利団体補助▶︎「介護の社会化」を加速させる

構成メモができたら、さっそく答案作成に取りかかりましょう。

「具体的に挙げて・・」対策について。

構成図(メモ)は、以下のフローで作りましょう。

<県の重点政策課題>
   ↓
<解決策・提案>
   ↓
<得意分野・スキルアピール>

さりげなく自己アピールをはさむこと、忘れないで!

自治体の<高齢化対策>に関する情報は必ずインプットしておきましょう。

日頃から、県の公式ウェブサイトをこまめにチェックすること!

各地域の特徴、政策課題について情報収集し専用ノートに整理しておくとよいです。

「公務員試験の論述に強くなるには、どんな対策をとればいいの?」

こんな疑問をお持ちのあなたにアドバイスです。

まず県内の最新トレンド、知識、情報のインプットは欠かさないこと。

そして、日々アップデートしておくこと。ここがとても大切です。

専門知識と最新情報を駆使して論述できれば、説得力”爆上げ”まちがいなし。

過去問で頻繁に問われる分野の知識は、積極的にインプットしておきましょうね。

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対策まとめ&特別企画!

「高齢社会」の対策ポイントを整理すると以下の2つになります。

✔︎「介護の社会化」で論述構成する

✔︎少子高齢化対策に関する情報を収集・整理しておくこと

そしてここから【特別企画】です!

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最後に。

スキマ時間を大切にして、テキストを読んで、資料で調べて・・・

そして書きましょう。

自分が納得いくまで書き続けてください。

日々積み上げた鍛錬のその先に、必ず“合格”への道は開けます。

合格を勝ち取る日まで、ともに励んでいきましょうね。

今回はここまで。

最後まで読んでくださりありがとうございました。



「書くことは考えること。
   文章力はきっとあなたの財産となる」
(by しょうろんますたあ_りらいとらぼ)

  • この記事を書いた人

しょうろんますたあ

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