はじめまして。
<りらいとらぼ>を運営する“しょうろんますたあ”(@ronbun_master
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文章力は受験やビジネスに役立つ最高のスキルです。
<りらいとらぼ>ではコスパよく文章力を磨くコツを伝えています。
公務員試験にチャレンジするあなたのためにテーマ別論文対策を記事にしました。
将来の進路を定めて、これから試験対策を始めるなら、まずこの記事を読み込んでください。
きっと合格へ第一歩を踏み出せますよ!
今回のテーマは資源・ごみ問題です。以下の3つを解説します。
1 ごみ問題のポイントを整理せよ!
2 具体的な取組を総チェック
3 コレが答案作成の超重要ポイント
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まずごみ問題のポイントについて解説します。それでは、どうぞ!
ごみ問題のポイントを整理する
近現代の経済は「大量生産・大量消費」によって発展してきました。
使い捨ての浪費型生活によって「ごみ」が大量に排出されるようになりました。
ごみ問題は、個人の心がけや精神論で解決できないレベルに達しています。
ごみ問題のポイントを整理すると、以下の3つになります。
① 種類・量が増え続け健康被害、環境汚染を拡大する
② 限りある資源・エネルギーを浪費している
③ ごみ処理をめぐり都市部と地方の利害が衝突する
問題が大きすぎてちょっと見えにくいですよね。ひとつずつ解説していきますね。
まず①について
ごみの種類は、生ごみから紙、プラスティックに置きかわりました。
紙を燃やすと有毒ガスが発生します。大気汚染の原因になります。
ポイ捨てされたプラスティック容器は、そのまま海に流れ込みますよね。
海洋生物が死滅し、漁場が汚染され、被害は年々拡大しています。
次に②について
大量生産・大量消費は「自然破壊」「動植物の絶滅」「資源の枯渇」を必ずひき起こします。
需要と供給のバランスを考えずに利益のみ追求すれば、限りあるエネルギー・資源をムダづかいすることになります。
最近「食品ロス」が大きな社会問題になっていますよね。
「消費」から「循環」へのシフトチェンジが解決へのポイントになりそうです。
最後に③について
都市部のごみは地方で処理されます。したがって、ごみを出す側に地方の被害は見えにくい。
「処理場はコストのかからない地方につくるのが経済的だ!」
「自分たちが出したごみの処理を地方だけに押しつけるのはおかしい!」
互いを非難し合い住民の利害が衝突することに。自治体トラブルの原因となっています。
具体的な取組を総チェック
ごみ問題を解決するための取組みのポイントが以下の3つです。
<ポイント①> 企業努力の徹底
<ポイント②> 日常生活の転換
<ポイント③> 資源の再利用
そして、ここで共通する有効な方法が<4R>です。
順番に説明します。
<リデュース>不要なものは買わない、最後まで使い切る。節約すること
<リサイクル>古紙からトイレットペーパーなど、新しい商品に作り替えること
<リユース> 中古自動車など、補修・修理して再利用すること
<リニューアル>太陽光や風力など再生可能エネルギーを利用すること
リデュース、リユースは、消費者の努力で取り組めそうですね。
リサイクル、リニューアルは、企業と専門業者の技術が必要で費用もかかります。
有力企業の高度な「技術」と良質の「コストパフォーマンス」は、ごみ減量への推進力になります。
では、ごみ問題についてあなたのアイデアを答案にどうまとめればよいか。
次のチャプターで解説しましょう。
コレが答案作成の超重要ポイント
広島市の過去問で解説します。
問題
「広島市におけるごみ排出量は、平成13年度以降減少傾向にあったが、平成23年度からおおむね横ばいの状況にあることから、本市はリサイクルの推進や食品ロスの削減等に取り組んでいる。こうした状況の背景を考察した上で、本市としてごみの減量化を推進するためにどのような取組を行うことが有効か、あなたの考えを述べよ」(令元 広島市)
答案作成を始める前に構成図(メモ)をフル活用すこと。
これ超重要です。
以下、構成メモのフローです。
(意見)→(問題点)→(解決策)→(根拠)→(結論)
これで構成メモを書いていきましょう。
構成メモ
(意見)
経済発展により「大量生産・大量消費」の時代に
↓
(問題点)
資源・エネルギー無駄づかい+ごみ排出量の増大
↓
(解決策①)
循環型社会の構築▶︎「4R」の推進・啓発 持続可能エネルギーの開発・利用
(解決策②)
リサイクル産業の育成
▶︎技術+コスパ→費用を抑制し効率よくリサイクル
↓
(根拠)
浪費型生活・消費型社会▶︎ごみの種類別に具体的に対策する必要あり
↓
(結論)
市民への啓発+企業努力▶︎ごみの減量化+資源の節約を実現
以上、構成メモを書けたら、さっそく答案作成に取りかかりましょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「具体的に挙げて・・」対策について。
ここの構成メモは、以下のフローで書けますよ。
<県のごみ問題・施策>
↓
<解決策提案>
↓
<得意分野・スキルアピール>
さりげなく自己アピールで締めくくることを忘れないで!
受験する自治体のごみ問題の<関連情報>は必ずインプットしておきましょう。
各地域の特徴、政策課題について情報を収集して、専用ノートに整理しておくとよいです。
日頃から、県の公式ウェブサイトをこまめにチェックすること!
これは対策において必須です!
「公務員試験の論述に強くなるには、どんな対策をとればいいの?」
こんな悩みをお持ちのあなたにアドバイスです。
まず、県内の最新トレンド、知識、情報のインプットは欠かさないこと。
そして、日々アップデートしておくこと。これ超重要です。
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過去問で頻繁に問われる分野の知識は積極的にインプットしておきましょう。
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まず「資源・ごみ問題」がテーマの小論文対策で大切なポイントは以下の2つです。
✔︎「循環型社会の構築」で論述構成する
✔︎自治体の「リサイクル推進」「食品ロス」に関して情報収集し整理しておく
そして・・・
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最後に。
スキマ時間を大切にして、テキストを読んで、資料で調べて・・・
そして書きましょう。
自分が納得いくまで書き続けてください。
日々積み上げた鍛錬のその先に、必ず“合格”への道は開けます。
合格を勝ち取る日まで、ともに励んでいきましょうね。
今回はここまで。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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「書くことは考えること。
文章力はきっとあなたの財産となる」
(by しょうろんますたあ_りらいとらぼ)