公務員試験 小論文

【格差・貧困対策】公務員論文試験頻出テーマ・答案作成法・構成メモつき【2025年度最新】

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はじめまして。
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現在は<りらいとらぼ>でコスパよく文章力を磨くコツを伝えています。

公務員試験にチャレンジするあなたのためにテーマ別論文対策を記事にしました。

将来の進路を定めて、これから試験対策を始めるなら、ぜひこの記事を読み込んでください。

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今回のテーマは格差・貧困対策です。以下の3つを解説します。

1 貧困問題のポイントを整理
2 セーフティネットを総チェック
3 ココが答案作成の超重要ポイント
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さっそく貧困問題のポイントについて解説します。それではどうぞ!

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貧困問題のポイントを整理する

✔︎「貧富」の固定化により、貧困はさらに深刻化する

✔︎「貧富」は次の世代に継承され、貧困の連鎖を生む

以上の2点が貧困問題のポイントです。

コロナ禍による経済の停滞などで、社会的格差がより一層拡大しました。

格差が広がることで職業、財産などの社会的地位が固定化し、生活苦から将来に不安を感じる人が増えつづけています。

格差は、家庭や個人の力だけでコントロールできないレベルになってしまいました。

格差は子どもの教育にも影響を及ぼし、世代間に渡って格差を継承していきます。

この格差・貧困は人々の不満、不信を増長させます。

貧困による失意は社会のムードを沈滞させ、凶悪事件や重大事故が頻発する遠因にもなります。

日々の生活が立ち行かない命の危機にさらされている人々を救う制度とは?

次のチャプターで解説しますね。

セーフティネットを総チェック

生活に困窮する人に対するセーフティネットとして生活保護制度があります。

日本では生活保護への偏見が根強く、受給者に対するバッシングもあとを絶たない状況です。

敢えて受給を申請せず、さらに生活を苦しくするケースも多いようです。

先進国において、日本はダントツ受給率が低く「保護されるべき人が救われていない」のが現実なのです。

ここで生活保護制度のポイントを以下3つに整理しておきますね。

① 無差別平等性
② 補足性の原理
③ 国庫負担の原則

①は読んで字の如く「本人が生活に困っていれば、どんな事情があろうと国は援助しなければならない」ということ。

②は本人にどのくらい経済力があるか、徹底的にチェックが入るということ。

申請時には就労意欲、親族の支援、所有財産について細かく査定されます。

③は自治体に負担をかけないように、財源については国が責任をもつということ。

①②③によって「真に保護が必要な人に支援が届けられる」対策が講じられています。

ただ、昨今のコロナ禍もあり生活保護の申請件数が激増しています。

このまま増えつづけば、財源不足で制度の維持が難しくなりますよね。

ここの状況を打開するキーワードが入りやすく出やすい制度です。

申請・受給のハードルを下げる一方で、社会復帰を促す環境をつくっていきます。

社会復帰には「教育支援」「就労支援」「住居支援」が必要です。

国民の安全と生存を保障するための最低限度の支援ですよね。

生活保護は貧困の深刻化と連鎖を防ぐのが目的であり、健全な社会をつくる先行投資なのです。

ココが答案作成の超重要ポイント

神奈川県の過去問で解説します。

問題

「格差社会について、あなたが感じる最も強い格差とその対処について述べよ」
(令3 神奈川県)

答案作成には構成図(メモ)をフル活用すこと。

以下が答案作成のフローです。

(意見)→(問題点)→(解決策)→(根拠)→(結論)

この流れにそって構成メモを書いていきましょう。

構成メモ

(意見)
近年の格差問題で、最も深刻化しているのは「子どもの貧困」である
  ↓
(問題点)
親から子に連鎖する貧困状態をどのようにして防止するか
  ↓
(解決策)
①住居・就労支援
▶︎就業自立支援センターなど厚生施設を充実(親の支援)

②教育・学習支援
▶︎行政とNPOや企業の連携で無料の塾を提供(子の支援)
  ↓
(根拠)
◉生活保護へのバッシングに配慮し、秘密厳守でケースワークの体制をとる
 
◉行政とNPO等の民間が協働して、相談者に有効な支援を提供する
  ↓
(結論)
まず親の生活支援→学校と民間塾の連携で子の教育支援→貧困の連鎖解消へ

構成メモができたら、さっそく答案作成に取りかかりましょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あと「具体的な取組と理由・・・」の対策について。

この構成メモも、以下のフローで書けますよ。

<自治体の貧困対策>
   ↓
<分析・提案>

   ↓
<得意・積極で自己アピール>

さりげなく自己アピールをはさむこと、忘れないで!

受験する自治体の「生活保護」に関連する施策は必ずインプットしておきましょう。

日頃から公式ウェブサイトをこまめにチェックすること!

とくに「教育・就労・住居支援」「NPO等支援団体」に関する情報を収集し専用ノートに整理しておくとよいです。

これ必須ですよ。

「公務員試験の論文に強くなるには、どんな対策をとればいいの?」

対策で困っているあなたにアドバイス。

まず、あなたが住む自治体の最新トレンド、情報のインプットは欠かさないこと。

そして、日々アップデートしておくこと。これは超重要。

専門知識と最新情報を駆使して論述できれば説得力”爆上げ”まちがいないですよね。

過去問によく出てくるジャンルは積極的にインプットしておきましょう。

あらゆる領域の最新情報を網羅する万能テキストを紹介します。公務員試験対策に最適の一冊。

これで情報をガッツリ更新しておけば、あなたの小論文の説得力は超速アップ!

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「貧困・格差問題」に関して大切なポイントを整理すると以下の2つになります。

✔︎「生活保護の活用→貧困の連鎖防止」で論述構成する

✔︎自治体の「生活保護」「就労・住居・教育支援」「NPO法人との連携」に関する情報は必ず収集し、整理しておく

そして・・・

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最後に。

スキマ時間を大切にして、テキストを読んで、資料で調べて・・・

そして書きましょう。

自分が納得いくまで書き続けてください。

日々積み上げた鍛錬のその先に、必ず“合格”への道は開けます。

合格を勝ち取る日まで、ともに励んでいきましょうね。

今回はここまで。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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「書くことは考えること。
   文章力はきっとあなたの財産となる」
(by しょうろんますたあ_りらいとらぼ)

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