大学入試 小論文

【認知症・模範答案】看護福祉系推薦入試800字小論文対策<構成メモつき>

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医療看護福祉系大学・学部を志望している受験生のお悩みに全力で答えます。

・入試の小論文対策に困っている
・頻出テーマで集中的に練習したい
・合格答案を書けるようになりたい

今回は<認知症>といったテーマについて以下の4つを解説します。

1 これが合格答案
2 まず書写からスタート
3 構成メモは答案作成必須ツール
4 重要キーワードを得点源にする

もし受験を目前にして<小論文対策>に悩んでいるのならぜひこの記事を読み込んでください。

きっと合格答案の書き方を超速でマスターすることができます。

記事の最後には【特別企画】のご案内もありますよ

それでは<模範答案>からスタート!!

【本記事はプロモーションを含みます】

<認知症>の模範答案

例題を使って練習してみましょう。

まず、次の<問題>と<模範答案>をじっくり読み込んでください。

問題

認知症患者に対してケアを行う際に、医療・介護関係者が留意しておくべきことを400字程度で述べなさい。

模範答案

 まず、認知症患者を私たちと同じ人間として尊重し、患者の立場になってケアを行うことを前提とすべきであり、すべての関係者が同じ認識を持ってパーソン・センタード・ケアに取り組むことが重要である。
 認知症の周辺症状は、患者の健康状態や家族との関係、さらに患者個人の人生観や生活など複数の要因が影響している。また、認知症患者には、気持ちの安定や周囲との親和関係、自分の存在を意識してほしいといった心理的ニーズがある。患者が自己の価値を十分感受できるパーソンフッドによるケアを導入することで認知症の改善が期待できる。
 そして、医療や介護の現場では、スムーズに意思疎通を行う技法として「ユマニチュード」を採用することにより、認知症患者に安心感を与え、介護者とのあいだに強い信頼関係を築いていくことが求められる。(400字)

まずは書写からスタート

<模範答案>を読み込んだら、400字詰め原稿用紙と鉛筆などの筆記道具を用意してください。

気持ちを集中させて<模範答案>を最初から最後まで正確に書き写していきましょう。

この<書写トレ>を重ねることで、文章スキルと練習モチベは格段にアップします。

書写トレの目的は3つあります。

書写トレ

① 合格答案の内容をインプットする
② 原稿用紙の正しい使い方を覚える
③ 答案を完成させる時間を確かめる

あと原稿用紙のルールについて以下に整理しておきますね。

原稿用紙ルール

✔︎  文字は「楷書体」でマスに収める

✔︎  書き出し、改行後段落の先頭は1マス空ける

✔︎  行中の句読点(、。)はマスの隅に入れる

✔︎  行末の句読点は、文字と共に入れる(行頭に打たない)→行頭禁則

✔︎  行中のカッコ(かぎ・まる)は1マスに入れる

✔︎  行末のカッコ(かぎ・まる)閉じは文字と共に入れる(行頭に書かない)→行頭禁則

✔︎  行末のカッコ(かぎ・まる)始めは次行頭に入れる(行末に書かない)→行末禁則 

✔︎  原則として縦・横書きすべて「漢数字」を用いる

✔︎  固有名詞、数値、暦年は「算用数字」を用いる


✔︎  数字は1マスに2数字ずつ入れる


✔︎  アルファベットは縦書きに用いないが固有名詞・略語は大文字で1マスに1字入れる

(横書きには用いることができ、大文字は1マスに1字、小文字は1マスに2字入れる)

構成メモは答案作成必須ツール

試験本番で答案をゼロから作成する時は構成図(メモ)をフル活用します。

構成メモを書いておけば、答案作成でフリーズしてしまうことはなくなりますよ。

頭に中がスッキリ整理されて、論文の見通しがクリアーになります。

いきなり原稿用紙に文章を書き始めるのはゼッタイダメ!

400字程度の小論文では、答案の内容に応じて段落を構成するのが基本です。

今回は<3つの箱>をイメージして以下のような構成メモを作りましょう。

第一段落の箱<前提>
 ↓
第二段落の箱<理解>
 ↓
第三段落の箱<方策>

以上のフローで例題の構成メモを作ると以下のようになります。

構成メモ

第一段落<前提>
◯パーソン・センタード・ケアの重要性

第二段落<理解>
・認知症の特徴
・患者の心理的ニーズ 

第三段落<方策>
◎ユマニチュードの有効性


重要キーワードを得点源にする

今回は400字の<書写>からスタートしましたが、本試験では800字から1,200字の内容が要求されます。

内容のボリュームアップを図るには<関連キーワード>について、日頃からの情報収集は必須です


「パーソン・センタード・ケア」「ユマニチュード」「アルツハイマー型認知症」「アデュカヌマブ」「認知症サポーター」等の重要キーワード
について調べて、専用ノートにまとめて論文対策に活用することをオススメします。

専門知識と最新情報を駆使できれば、小論文の説得力”爆上げ”まちがいないです。

情報収集に役立つ省庁などのウェブサイトを以下にリストアップしておきます。

厚生労働省(認知症施策)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/ninchi/index.html

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これでガッツリ対策しておけば、あなたの小論文の完成度は超速アップ!

あなたが自力でゲットした情報で<解答例>をブラッシュアップすれば、さらに内容の濃い合格答案が出来あがります。

あとは受験する学部・大学の<アドミッションポリシー>について、直近の情報を必ずインプットしておきましょう。

大学・学部の公式ウェブサイトをチェックすることをオススメします。

小論文試験で高得点を取るには、アドミッションポリシーの理解は欠かせませんよ。

定期的に確認することをお忘れなく!

<小論文超対策マニュアル>完成しました!

さて今回の【特別企画】は・・・

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最後に。

・読み手(採点者)の気持ちを慮(おもんばか)って書くこと

・与えられた問題(課題)に対する結論(答え)を示すこと

以上2つは小論文対策の心得としてぜひ肝に銘じてほしいです。

スキマ時間を大切にして、テキストを読んで、資料で調べて・・・

そして書き上げましょう。

納得いくまでガッツリ書いてください。

日々積み上げた鍛錬のその先に、必ず“合格”への道は開けます。

合格内定を勝ち取る日まで、ともに励んでいきましょうね。

今回はここまで。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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