<りらいとらぼ>を運営する“しょうろんますたあ”(@ronbun_master
)です。
・入試の小論文対策に困っている
・小論文の頻出テーマを知りたい
・合格答案を書けるようになりたい
情報学・環境学系学部を受験するみなさんのお悩みに全力で答えます。
この記事では情報・環境・社会系学部の小論文対策について以下の3つを解説します。
1 頻出テーマ
2 出題形式
3 小論文攻略5つのポイント
推薦入試を目前にして、小論文対策に悩んでいるのならぜひこの記事を読み込んでください。
きっと合格答案の書き方を超速でマスターできますよ。
記事の最後には実践で即役立つ「授業まとめ」と「特別企画」もあります!
さっそく頻出テーマ・出題形式について解説します。
それでは、どうぞ!
【本記事はプロモーションを含みます】
頻出テーマを総チェック!
これが頻出の5テーマです。
① 少子高齢化と地方創生
② 情報化社会と個人情報保護
③ 地球温暖化と自然災害
④ エネルギー問題
⑤ 持続可能な開発目標(SDGs)
さらに過去問を分析すると以下のテーマも重要です。
⑥ 超高齢社会の課題と環境改善
⑦ SNSによる誹謗中傷と法規制
⑧ 防災対策と防災意識の向上
たとえば以下の問題に対してどんな答案をつくりますか?
「ソーシャルメディアの法規制に賛成か反対か。あなたの意見を述べよ」
自分の立場を表明して<意見+根拠+事例・体験>で論述させるパターンです。
「SNSの利便性」「表現の自由」「個人情報の保護」の基礎知識と最新情報が必要ですよね。
情報・環境系は時事問題から幅広く出題されます。テーマに関する知識のインプットは必須です。
特にトレンド・キーワードは調べてこまめに整理しておくとよいです。
オススメのテキストはコレ↓↓↓
あと「新型コロナウィルス感染症」関連もひきつづき要チェックです。
感染は収束に向かっていますが、これまでに社会に多大な影響と変化をもたらしました。たとえばこのような設問です。
「新型コロナウィルス感染拡大によりリモートワークを導入する企業が増えたが、日本人の労働に対する意識の変化について、あなたの考えを述べなさい」
これは<三密回避×リモートワーク×ライフワークバランス>で論理構成するパターンです。
<統計データ><課題文>を分析して論述させる「テーマ型」小論文対策が必要となります。
出題形式をチェック!
次に出題形式について解説します。
情報・環境関連の小論文は<課題文+統計データ>型が主流です。
各設問にはそれぞれ字数制限があります。
① 資料(課題文 or 統計)の読み込む
② 設問1(課題文要約 or 統計分析)に取り組む
③ 設問2(意見論述)に取り組む
以上①②③のプロセスで答案作成を進めていきましょう。
小論文攻略でやるべき5つのこと
合格レベルの小論文を書くには<4つの力>を磨くことが大切です。
資料を分析し条件にそって要約する読解力 論理的な展開で読み手を納得させる構成力 アイデアを集約し解決策を提案する発想力 論理的な文章で分かりやすく伝える表現力
4つの力が積み上がって<文章力>となり小論文を攻略する武器となります。
つぎに小論文を完成させる<5つのポイント>について1つずつ解説しますね。
資料を読み解く
データを扱う問題は<数値の変化><資料の意図>に着目して、
「仮説→根拠→意見」の流れで論述するとよいです。
課題文を要約する問題は<3つの対>を意識して論述するのがコツです。
<対比>
「国内」と「海外」
「自由」と「規制」
「開発」と「保護」
<対照>
「賛成論」か「反対論」
「メリット」か「デメリット」
「Aの意見」か「Bの意見」
<対論>
「批判」と「主張」
「具体」と「抽象」
3つ目の<対論>は筆者の価値観がわかるので超重要です。
「筆者の主張」+自分の意見(根拠+事例)を構成すれば<序論>ができます。
設問に100パーセント答える
1 なにを書くか
2 なにが条件か
この2つはいつも意識して答案をつくりましょう。
「具体例をあげて、意見を述べなさい」といった設問の場合「具体例」と「意見」が必須となります。
<設問の指示>はマストです。
これをスルーすれば大幅減点、採点対象外となります。
以下の3点は必ず実行してくださいね。
✔︎試験の「はじめ」と「終わり」に
✔︎設問の指示と答案内容にズレがないか
✔︎必ず確かめること!
自分の意見で説得する
「課題文」を要約すると、筆者の主張を整理できます。
そこで筆者の主張に<共感する>か<反対する>か。
ここは<共感>がオススメです。
「筆者の主張+自分の意見」の提示によって序論の構成ができます。
つぎに「本論」へ進み、共感する「根拠」を示せばよいのです。
説得力のある根拠を書くために、準備することが2つあります。
✔︎「材料」をそろえる
✔︎「構成図(メモ)」をつくる
ひとつずつ解説しますね。
まず<材料>について。
知識・情報、経験、事例など、頭に浮かんだアイデアをすべてリストアップします。
もし知識と情報のストックがないと、そもそも小論文は書けません。
情報収集は日頃からやっておくこと。
新聞、業界誌、専門書など信頼度の高いものを参考にしましょう。
この1冊であらゆるジャンルの情報収集はできますよ。
インプットしたことは、大切にストックしておきましょうね。
ネタ帳(情報収集ノート)をつくることをぜひオススメします。
情報のひきだしをどんどん増やしていきましょう。
つぎに<構成メモ>について。
家を新築するには「設計図」が必要ですよね。構成図は、本論を論理的に展開する設計図のようなもの。
書きたいことが図式化、可視化されて、思考の整理ができますよ。小論文全体のでき映えを左右するので超重要です。
構成メモの作り方は、こちらの記事で解説しています。
構成メモから答案をつくる
構成メモができたら、いよいよ原稿用紙とご対面です。
書きはじめる前に全体フレームをザッとイメージしておきましょう。
試験時間(90分)文字量(800字)でシミュレーションしてみます。
小論文は「序論」「本論」「結論」の3部構成が基本です。
・序論(意見提示)
→20パーセント(160字程度)
・本論(根拠・論証)
→60パーセント(480字程度)
・結論(主張・解決策)
→20パーセント(160字程度)
・要約+構成メモ
→30パーセント(約30分)
・答案作成+推敲
→60パーセント(約50分)
・点検+清書
→10パーセント(約10分)
これはあくまで目安です。あとは、原稿用紙のルールを守って、一気に書き上げましょう!
推敲と見直しを怠らない
「最後まで書きあげたぞ、これでおわり!」思わずホッとするところですが・・・
誤字脱字はありませんか?
設問に100パーセント答えていますか?
ここまできたら減点ナシをめざしましょう!
終わりのチャイムがなるまで、気を抜かず<推敲・見直し>に全力集中!
「見直しのコツ・減点防止ポイント」と「原稿用紙のルール」は、この記事で紹介しています。
最後に超重要なこと
志望する学部の過去問は必ず手に入れてくださいね。
直近3年分あればじゅうぶん小論文対策はできますよ。
過去問を手に入れたら、まず「テーマ」「出題形式」の傾向を頭にインプットしてすぐに練習に取りかかりましょう。
① 課題文を読む
② 統計を分析する
③ 要約文をつくる
④ 構成メモをつくる
⑤ 意見を書く
この5つの作業にフルコミットして、トレーニングを積み上げます。
情報系学部の受験するならオススメのテキストがあります。頻出テーマと関連キーワードの解説がとても丁寧でわかりやすい。
練習モチベがグッと上がること、まちがいなし!
授業まとめ&特別企画
まず今回の授業をまとめます。
✔︎頻出の5テーマ
① 少子高齢化と地方創生
② 情報化社会と個人情報保護
③ 地球温暖化と自然災害
④ エネルギー問題
⑤ 持続可能な開発目標(SDGs)
✔︎<4つの力>をブラッシュアップ!
✔︎<5つのポイント>で小論文攻略!
文章力アップ!
そして・・・
小論文試験で合格を狙うなら
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最後に・・・
スキマ時間を大切にして、テキストを読んで、資料で調べて・・・
そして書きましょう。
納得いくまでガッツリ書き続けてください。
合格する小論文、コツコツみがいていきましょう。
日々積み上げた鍛錬のその先に、必ず“合格”への道は開けます。
合格を勝ち取る日まで、ともに励んでいきましょうね。
今回はここまで。
さいごまで読んでくださりありがとうございました。
第2、第3志望で他学部の対策が必要ならこちらの記事もどうぞ。
基礎からサクッと対策してライバルに差をつけたいならこちらの記事がオススメ。
「書くとは考えること。
文章力はあなたの財産となる」
(by しょうろんますたあ_りらいとらぼ)