こんにちは。
<りらいとらぼ>を運営する“しょうろんますたあ”(@ronbun_master)です。
「小論文はルールがむずかしそう」
「原稿用紙の使い方がよくわからない」
この記事は小論文対策でこんなお悩みを感じている受験生にオススメです。
記事で紹介するルールをマスターすれば、800字程度の小論文はけっして難しくありません。
私が担当している生徒さんも原稿用紙のルールをマスターして減点ゼロの答案を書き上げていますよ。
小論文をサクッと書き上げて高得点をゲットしたいならこの記事を読み込んでください。
きっと時間内に合格答案を完成できるようになります。
さっそく小論文の基本ルールについて解説します。
それでは、どうぞ!
【本記事はプロモーションを含みます】
「文章リズム」をつくる7ルール
あなたが書いた小論文は採点者が読んで評価します。
まず採点者(読み手)の心をガッチリつかむことを第一に考えましょう。
リズムのよい文章を書くことが採点者の心をとらえて高得点をゲットする近道になります。
リズムのよい文章をつくる7つのルールをひとつずつ解説しますね。
① 句読点のタイミングは重要
句読点は「1行に1つ」必ず入れます。
句点(。)は、文を区切るため。読点(、)は、文の意味を正確に伝えるため。
文字間にスペースができて、読みやすくなります。タテ方向の圧迫感を和らげてくれます。
句読点は採点者の心理的負担を減らすので、メリットは大きいですよ。
② 改行で圧迫感フリー
序論から本論、結論に移るタイミングで必ず改行します。話題を変えたいときも改行します。
いちばん伝えたいところにきたら、改行しておきましょう。
読み手にとって改行は息継ぎポイントになります。
ひと息ついた読み手の「眼」にあなたの意見が勢いよく飛び込めば、アピール効果バツグンですよ。
あと、行間にスペースが入って読みやすくなります。ヨコ方向の圧迫感を和らげてくれますよね。
改行は、読み手の負担を減らせるので、当然メリットは大きい!
③ 仮名と漢字の量比は見た目で!
読み手ファーストをめざし見やすさ×読みやすさ=圧迫感フリーを第一に考えましょう。
多画数の漢字が続くと、読み手は「あー、めんどうだな」と感じます。
おまけに誤字・脱字を発見されて減点された!・・・これもったいないですよね。
逆に、ひらがなが多いと幼稚さを与えてしまうし、漢字に変換しないと意味がわからず面倒くさい。
では、どうすればよいでしょうか?
漢字を「黒」ひらがなを「白」とみて白黒で文章をデザインしてみます。
白黒のコントラスト・バランスを考えて、ここは見た目で勝負!
黒が多いとゴチャゴチャ感、白が多いとスカスカ感が出てしまう。どちらもマイナス。ちょうどいいバランスは?
白のなかに黒をおく色彩感がよいと思いませんか? たとえばキーワードを漢字にするとちょっと目立ちますよね。
ひらがなの間に漢字を敷きつめて、ストレスなく読んでもらえれば大成功です。
ここまでをまとめます。
✔︎「句読点」「改行」「漢字・かなバランス」は文章リズムをつくる。
✔︎「圧迫感ゼロ」「よい文章リズム」は高得点につながる。
④ 接続語を使いこなす
さあここから後半です。
重要ポイントが盛りだくさん!しっかり頭に入れましょうね。
リズムよく文章をつないで、筋道をつくることで論理性が生まれます。
文章をつなぐ連結器の役目をするのが接続語です。
よく使われる接続語をリストアップしてみます。バラエティに富んでいますよね。
<逆説>・・・しかし、けれども、ところが、にもかかわらず
<並列>・・・また、同じように、最初に(次に、最後に)
<添加>・・・そして、しかも、さらに、そのうえ、とにかく
<対比>・・・反対に、逆に
<選択>・・・それとも
<説明>・・・なぜなら
<例示>・・・たとえば
<転換>・・・ところで
接続語は文章や段落の関係性をよく考えてから使いましょうね。
関係性を見誤ると、文章の筋道が渋滞し、論理性がこわれてしまいます。
接続語の乱用には要注意!
文章リズムを崩す原因となり、採点者を不愉快にさせる原因になってしまいます。
⑤「常体×短文」で組み立てる
日本語の文体には敬体(です・ます調)と常体(だ・である調)があります。
どちらかに統一すれば問題なしです。
・読み手にズバッと意見を伝えるため常体がオススメ。
・くれぐれも文章は短くすること。
文章が2行以上になったら、いったん文を句点で区切って分けましょう。
短い文章を重ねるほうが書きやすいし意味がブレない、リズムが出る、読み手の負担も軽くなります。
すべてメリットですよね。
⑥ 否定表現をリフレーミング
「できない」「わからない」「だめです」みたいなネガティブワードはできるだけ使わないようにしましょう。
相手に消極的なメッセージを伝えますよね。日頃から肯定的、積極的な言葉を意識すること。
ポジティブワードを増やすにはリフレーミングの技法をつかってみましょう。
リフレーミングについて、こちらの専門サイトが参考になります↓↓
「リフレーミングとは?豊富な例で完全理解!」
https://studyhacker.net/what-is-reframing
解説がわかりやすくて、とっても勉強になりますよ。
⑦ 「流行語・略語」はNG!
「コンビニ」「スマホ」「SNS」「サブスク」「リスケ」「アプデ」・・・
日常には「略語」「流行語」があふれていますが、小論文では「正式名称」を使います。
言葉をていねいに扱っている気持ちを採点者にきちんと伝えるためです。
それにしても・・・「コンビニエンスストア(10字)」 原稿用紙のマス目がもったいないような。
「?」(疑問符)「!」(感嘆符)も使用禁止です。
「〜に疑問を感じた」
「〜に感動した」
「〜に驚嘆した」などの文末表現を使いましょう。
制限字数内で書くこと!
指定された字数の8割以上書けば採点の対象となります。
指定が600字なら480字以上、800字なら640字以上が目安ですね。
できれば9割くらい書くと安全圏内です。ただし1字でもオーバーするとアウト、採点対象外となります。ここは必ず守ってください。
せっかく苦労して書いた小論文が、くれぐれも採点対象から除外されてしまう結果にならないように。
試験終了前に必ず「文字数」を確認すること!
誤字脱字についても、しっかり見直してくださいね。
原稿用紙のルールは厳守!
原稿用紙のきまり(以後「マスルール」)は、意識しすぎて損ナシですよ。超重要なのでくわしく解説します。
小論文は「文字」で原稿用紙のマスを埋めていく作業です。必ず守らなければならない「ルール」があります。
マスルールを厳守する理由は3つです。
厳守理由
① 採点者は、文章を「眼」で読む
②「この小論文、読みやすそう!」と好印象をもってもらう
③ 視覚的リズムのよさは加点を生む
採点者の気持ちを無視したオキテ破りの小論文は、必ず減点対象になりますよ。
ここは読み手(採点者)の気持ちを慮(おもんばか)ってここはサービス精神を発揮しましょう!
公式マスルールをリストアップします。
マスルール
✔︎ 文字は「楷書体」でマスに収める
✔︎ 書き出し、改行後、段落の先頭は1マスあける
✔︎ 行中の句読点(、。)は一マスに入れる
✔︎ 行末の句読点は、文字と共に入れる(行頭に打たない)→行末禁則
✔︎ 行中のカッコ(かぎ・まる)はひとマスに入れる
✔︎ 行末のカッコ閉じ(かぎ・まる)は文字と共に入れる →行頭禁則
✔︎ 行末のカッコ始め(かぎ・まる)は次行頭に入れる →行末禁則
✔︎ 原則として縦・横書きすべて「漢数字」を用いる
✔︎ 固有名詞、数値、暦年は「算用数字」を用いる
✔︎ 数字はひとマスに二字ずつ入れる
✔︎ アルファベットは縦書きに用いないが、固有名詞・略語は大文字で一マスに一字入れる
(ただし横書きには用いることができ、大文字は一マスに一字、小文字は一マスに二字入れる)
なお原稿用紙の起源については、日本出版学会のホームページをぜひご覧ください。
https://www.shuppan.jp/reports/shunkikenkyu/2016/12/05/944/
学術的な内容でとても勉強になりますよ。
合格答案は添削後に完成する!
まず今回の授業を3つにまとめます。
✔︎ 文章のリズムで読み手の心を動かすこと
✔︎ 制限字数のボリューム感をつかむこと
✔︎ 原稿用紙のルール厳守で加点をねらうこと
そして最後に。
答案(小論文)が完成したら、必ず信頼できる人に添削してもらいましょう。
小論文の添削はプロに依頼するのが、スキルアップと高得点ゲットへの早道です。
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最後まで読んでくださりありがとうございました。
今回は原稿用紙のルールなどを解説しました。
高得点をゲットする文章、コツコツみがいていきましょうね!
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(by しょうろんますたあ_りらいとらぼ)