こんにちは。
<りらいとらぼ>を運営する“しょうろんますたあ”(@ronbun_master
)です。
・入試の小論文対策に困っている
・小論文の基本から勉強したい
・合格答案を書けるようになりたい
大学入試にチェレンジする受験生のこんなお悩みにお答えします。
志望大学を決めてこれから小論文対策を始めるならこの記事を読み込んでください。
きっとあなたは合格への一歩を踏み出せます!
<例文+演習+解説>で論理的文章をマスターするコツをつかめますよ。
今回のテーマは<単語と文の構成>で以下の2つを解説します。
1 採点者の心を動かす「文・文章」の書き方
2 <マチガイ文>を見直して減点ナシに!
まず読みやすい単語の並びについて解説します。
それでは、どうぞ!
【本記事はプロモーションを含みます】
読みやすさは<単語の並び>で決まる
<単語>の並びがポイント
いきなり質問ですが、読みやすい「文」の条件とは?
「日本語の文法をきちんと守ること・・・」
コレ大前提。でも意外とむずかしい。
単語の並びを整えて、文を読みやすくする最強のツールが<文法>です。
ここで小論文を分解してみましょう。
まず「段落」があります。各段落は「文章」で構成されていますよね。
文章はいくつかの「文」がつながったもので、その文は「単語」を並べて構成されています。
整理すると「単語」→「文」→「文章」→「段落」→小論文となります。
小論文は「単語」という大量のパーツを「文法」という取説で組み立てた「作品」です。
小論文の最小パーツである単語の並びを整えることで、スラスラと読める文章ができます。
その結果、採点者の心をガッチリつかむ小論文ができあがるのです!
単語の関係(並び)について、まず以下の3つを頭に入れましょう。
①「主語・述語」の関係
②「修飾語・被修飾語」の関係
③「主述・修飾並列」の関係
①②③の関係(並び)が基本となるので必ず押さえてくださいね。以下の例文でイメージをつかんでください。
例文1
① 空は青い。
→主語「空」と述語「青い」
(主語・述語関係)
② 青い空。
→修飾語「青い」と被修飾語「空」
(修飾語・被修飾語関係)
①は「文」で②は「文」ではない。
「文」には「主・述関係」が必ずワンセットです。
例文2
③ 私とあなたが学級委員に選ばれた。
→「私」「あなた」が並列で主語
③ 娘は美しくて、やさしかった。
→「美しい・やさしい」が並列で述語
③ 彼がペンと教科書を貸してくれた。
→「ペン・教科書」が並列で修飾語
③ 紅組が勝って、白組が負けた。
→2つの文が並列で連結
③の並列関係では同じ「性質」の単語だけ並べることができます。
ところで、つい長い文を書いてしまう人、とくに気をつけましょうね。
単語の関係が途中でねじれてしまい意味不明になります。小論文の論理構成が崩れる原因となります。
採点者を納得させるどころか不愉快にさせてしまう結果に・・・。
「どうすればこのようなミスを防ぐことができますか?」
次に、単語の関係を見直し、修正する方法を解説しますね。
マチガイ文のリライト法
<マチガイ文>のリライト(修正)法をタイプ別に解説します。
述語がない!
例文①
「私は、国際社会では食料不足で発展途上国の飢餓が深刻なことが問題だ。」
主語・述語→「私は、問題だ」・・・えっ!?意味不明ですよね。
修正①
「国際社会では食料不足で発展途上国の飢餓が深刻なことが問題だ。」
どうです?カンタンでしょう。
「私は」はカットです。書き手は「私」なので書く必要なし!小論文では「私は」は省略してくださいね。
主語はどっち?
例文②
「最近の企業がコンプライアンスを遵守することが常識とされている。」
「企業が」「遵守することが」で主語が2つ。意味のねじれ発生です!
修正②
「最近の企業ではコンプライアンスを遵守することが常識とされている。」
これもカンタンでしょう。「が」→「では」として、主語の座からおりてもらえば即解決!
主語がない!
例文③
「新型コロナウィルスによって感染が急拡大し、疲弊している。」
「感染が」「急拡大する」で主語・述語のペアは成立していますが「疲弊している」の主語はどこ?
文の途中で主語が変わる場合、片方の主語は省略できません!
修正③
「新型コロナウィルスによって感染が急拡大し、医療従事者は疲弊している。」
「医療従事者は」を復元して、主語・述語のペアをハッキリさせましょう!
主語・述語がバラバラ!?
例文④
「各学校の実践は児童生徒の学力向上に重点を置かれるべきだ。」
「各学校の実践は」→「重点を置かれるべきだ」・・・ちょっとモヤっとしませんか?
これは主語・述語のネジレです。
修正④
「各学校の実践は児童生徒の学力向上に重点を置くべきだ。」
述語の「置かれる」を「置く」と変えれば、ネジレは即解消します。
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以上「マチガイ文」の代表例を4つピックアップしました。いかがでしたか?
✔︎主語・述語のペアを意識すること
✔︎主語・述語をできる限り近づけること
この2点を少し意識するだけで、凡ミスは防ぐことができますよ。
答案の「文法ミス」は必ず減点の対象となります。
試験が終わるまでに、文章を読み直して修正する時間を確保しましょうね。
採点者に気持ちよく答案を読んでもらいましょう。減点ゼロをめざしてください!
合格答案は添削後に完成!
今回は、論理的文章の重要パーツである「単語」と「文」について解説しました。
まず要点をまとめると以下の2点となります。
✔︎「単語」の並びを整えることで、読みやすい「文」になる
✔︎「主語・述語」の関係を必ずチェックして、減点ゼロをめざそう
小論文は<論理性>が命ですよね。
この記事で「読みやすい文」の基本をマスターできましたね。
そして・・・
答案(小論文)が完成したら、必ず信頼できる人に添削してもらいましょう。
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同じ問題にくりかえしチャレンジしましょう。
納得いくまでガッツリ書き続けてください。
日々練習を積み上げたその先に、“合格”への道は必ず開けます。
合格を勝ち取る日まで、ともに励んでいきましょうね。
今回はここまで。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
入試まで時間がない受験生のための<まとめページ>です。一気読みがオススメです!
「書くことは考えること。
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(by しょうろんますたあ_りらいとらぼ)