基礎編 小論文

【大学入試800字小論文】課題文型<要約文>の合格答案・段落構成を徹底解説!

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はじめまして。
<りらいとらぼ>を運営する”しょうろんますたあ”(@ronbun_master)です。

「課題文をしっかり読み解けない」

「要約文の書き方を教えてほしい」

こんな悩みをお持ちの受験生のために、この記事では「課題文型」小論文対策について解説します。

記事を読み終えると<課題文を要約するコツ><論述問題に答えるスキル>を手に入れることができますよ。

以前、塾で担当した生徒さんも毎日演習を積み上げて、完成度の高い答案を書けるようになりました。

さっそく「課題文型」小論文攻略のコツについて解説していきますね。

それでは、どうぞ!

【本記事はプロモーションを含みます】

課題文の読解がカギ

ズバリ「課題文」とは小論文の試験で提供される資料のこと。

評論や随筆、新聞記事から抜粋したものが一般的で資料文ともよばれます。

課題文型小論文はこの資料文を読解したうえで、論述することが必須となります。

課題文を読解して要約するコツ、論述のテクニックについては次の章で解説します。

追加情報ですが・・・

小論文の出題形式には<5つの型>があります

1 課題文型
2 テーマ型
3 統計データ型
4 英文型
5 融合型

今回は入試で頻出の「課題文型」小論文にターゲットを絞りました。

5つの出題形式すべてに対策して、ライバルに差をつける超オススメのテキストがあります。

精鋭講師陣の解説がとにかく秀逸です。

要約文を完成させる5ステップ

課題文型を攻略するため、ぜひ要約スキルを磨いてください!

ここから課題文をサクッと要約するコツを<5ステップ>で解説します。

ステップ①
各段落を「かたまり」でとらえる

長文も段落で区切ると文章量が減る・・・少し気分が楽になりませんか?

大きな課題文を小さな<かたまり>にして、ゆっくり料理していけばよいのです

ステップ②
筆者の「主張+根拠」に注目する

ここは接続語に注目! 接続語に次に続く内容が重要ですよ

✔︎「したがって・要するに」のうしろ
 →筆者の「主張」

✔︎「なぜなら・だから」のうしろ
 →主張の「根拠」

大切なのは、体験談などはすべてカットして筆者の主張だけ残すこと

ひたすらひき算です。長文を徹底的に断捨離するのです。

そして筆者の<主張>を徹底的に追跡!

ここは課題文の結論を見つけ出すことに全力を傾けます。

ステップ③
結論を見つける

筆者の主張を特定したら、その<根拠>を追跡しましょう

筆者があなたに伝えようとしていること、その全体像が見えてきますよね。

それをブラッシュアップするとそれが課題文の結論です。

ステップ④
課題文のテーマを確かめる

次に課題文の<テーマ(問題)>を確定させましょう。

第一段落の「◯◯について、どう考えるか」などで表現された文章に注目します

筆者があなたに投げかけた問題、すなわちそれが課題文のテーマです。

「小見出し」を参考にすれば、テーマはかなりクリアになりますよね。

ステップ⑤
要約文を完成させる

もうひと息です!

<テーマ(問題)><根拠><結論(主張)>の3つのパーツで構成図(メモ)を書きます。

構成メモのフローは以下の通りです。

「コロナワクチン」を例にします。

<問題>
 ワクチン接種の義務化について
 どう考えるか(賛成か反対か)
     ↓
<結論>
 義務化には賛成だ
  ↓
<根拠>
 なぜなら、
 重症化リスクの抑制に効果があるから

要約文を書くとき必ず構成メモを書きます。効率的に答案を完成させるためです

字数制限があればその範囲内で文章量を調整します。

最後に、もうひとふんばり!

読む立場になってダブリ・モレ・ズレがないかチェック!

できあがった要約文を読んでみて、要旨がしっかり伝わりますか?

論理の飛躍や違和感があれば、課題文に戻って必ず修正してくださいね。

これで要約文の完成です。ようやくゴール。お疲れさまでした!


課題文を要約するコツ、小論文の構成法について基本から学びたい人はこの動画(無料)がオススメです。

小論文対策へのモチベアップまちがいなし!
https://academy.kirihara.co.jp/WTE/reg.cgi?m=essay

要約スキルは毎日30分で磨く!

<毎日30分トレーニング>を紹介します。ムリせず続けるところがミソです。

新聞の記事や社説、国語の教科書にある評論文がドンピシャの素材となりますよ。

最近、スマートフォンやパソコンで文章を読むことが多いのでは?

できれば紙をめくりながら、タテ書き文章での練習をオススメします。

試験本番での課題文に目を慣らしておくのがねらいです。

トレーニングのフローは以下の通りです。

30分トレ

1️⃣ 原本をコピーします

2️⃣ 文章を読み、思いついたことをコピーの行間に書き込みます

3️⃣<サイドライン><かこみ><やじるし>などを使いましょう。足跡を可視化するのがポイントです

4️⃣<筆者主張><体験><事例><根拠><結論><テーマ>など要約パーツをそろえます

これで、課題文の要約対策はバッチリ! 

前章の5ステップで毎日練習を積んでいきましょう。

課題文の要約が得意になれば、論述問題へのハードルがグッと下がりますよ。

今回の授業まとめ&特別告知

「課題文型」小論文の対策をまとめると以下の4点になります。

✔︎ 要約スキルを磨き上げる

✔︎ 要約文は5ステップで完成させる

✔︎ 新聞や教科書の評論文で練習を積む

✔︎添削を受けて合格答案に仕上げる

以上です。

そして今回の特別告知は・・・

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それでは今回の解説はここまで。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

「合格する小論文」毎日コツコツみがいていきましょう!

基礎対策に注力してライバルに差をつけるならこの記事もチェックしてください↓↓↓

「書くことは考えること。
  文章力はきっとあなたの財産となる」
(by  しょうろんますたあ_りらいとらぼ)

  • この記事を書いた人

しょうろんますたあ

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