こんにちは。
<りらいとらぼ>を運営する“しょうろんますたあ”(@ronbun_master)です。
「文章を書くのが遅すぎて時間内に答案を完成できない」
小論文対策に苦労しているあなたは多分こんな悩みを抱えていることでしょう。
でもこの記事で紹介する書写トレを積めば、時間内に答案を完成させるのは難しいことではありません。
じつは私が担当する生徒さんがこの練習法を実践して時間内に答案を完成するようになりました。
もし時間内に小論文を書き上げたいなら、この記事を読み込んで練習に役立ててください。
さっそく文章練習法<書写トレ>について解説します。
それでは、どうぞ!
【本記事はプロモーションを含みます】
<書写トレ>のポイントは5つです
明治大学文学部教授の齋藤孝先生は、
精読には<音読><書き込み><書き写し>の3つ方法があり「書き写し」の実践を推奨しています。
そこで齋藤先生の理論を小論文の練習にも取り入れてみました。
名づけて<書写トレ>
書写トレには3つのメリットがあります。
書写メリット
① 集中力を高められる
② 大脳のはたらきがよくなる
③ 文字が美しくなる
書写トレは「心・技・体」を同時に鍛えることができるのです。
仏教の経典を毛筆で和紙に書き写す「写経」をイメージするとわかりやすいかも。
そして「書写トレ」を実践するポイントは5つです。
実践ポイント
✔︎ 原稿用紙をつかう
✔︎ つかいなれた筆記具をつかう
✔︎「トメ・ハネ・ハライ」まで意識する
✔︎ マスからはみ出さない
✔︎ 最後まで手をとめずに書きあげる
「お手本」を書き写すだけの超シンプルな練習法です。スポーツ選手の「素振り」と同じですね。
むずかしく考えずに、続けることだけをめあてにします。
でもコピペするだけではもったいない。3つのことにも注目しましょう。
① 比喩(たとえ)表現
② 接続語
③ 筆者の主張(結論)
「巧みな比喩はどれか?」
「どこで接続語をつかっているか?」
「結論はどこにあるか?」
これらを意識するだけでトレーニング効果は倍増します。
書写トレを積むと、書いた文字が原稿用紙のマス内にフィットしていくのを実感できます。
手が止まらなくなり書くスピードもどんどんアップしますよ。
コスパ最高のお手本は3つ
書写トレのお手本は、小論文試験の「課題文」「模範答案」あと「新聞記事」です。
ひとつずつ解説しますね。
小論文試験の「課題文」は定番
課題文とは小論文の試験時に提示される資料文のこと。
著名な評論文などから抜粋されたものが引用されます。
課題文をお手本にしてひたすら書写トレに励みましょう!
書き終えたら必ず音読します。句読点を意識することで、文章のリズムをつかめます。誤字脱字のチェックもおこないます。
書写トレに注力することで小論文を書くのに必要なスキルが一気に手に入りますよ。
小論文スキル
◎ 段落構成力
◎ 文章リズム
◎ 漢字の読み書き
◎ 熟語の知識
◎ 専門用語
まさに一石二鳥ですね。課題文はドンドン活用しましょう!
「模範解答」は得点サプリメント
小論文の過去問には「模範解答」がついています。
その模範解答には合格のノウハウがタップリつめ込まれていますよ。
これを使って書写トレすると合格答案の「型」をマスターできます。
ここでひとつアドバイス。
書き終わるまでの時間を記録しておくこと。これはマストです。
その記録に10%増したものが実際の答案作成にかかる時間です。
そして、時間短縮がスキルアップのバロメーターとなります。
新聞記事でネクストステージへ
新聞記事で書写トレにオススメは<社説><コラム><特集欄>です。
とくに<特集欄>はお手本に最適ですよ。
少子高齢化、少年犯罪、外国人労働者、先端科学技術、新型コロナ感染症・・・
日本社会が抱える問題をほぼカバーしています。小論文試験の課題文にもたびたび採用されます。
書写トレ後に「記事の要約」「記事に対する意見」をまとめておくとよいです。
文章スキルを鍛えて小論文対策をスタートする準備を整えていきましょう。
新聞記事には「トレンドワード」がたくさん出てきますよね。
知識や情報はこまめに調べてインプットしておくこと。
説得力のある小論文を書くためには必須ですよ。情報収集に超オススメのテキストを紹介します。
あらゆるジャンルの勉強に役立つことまちがいナシ!オススメです。
今回の授業まとめ
今回の授業をまとめます。
✔︎ 書写トレのポイントは「トメ・ハネ・ハライ」「マスからはみださない」
✔︎ 模範解答を書写して<目標タイム>を設定する
✔︎ 新聞記事を要約して自分の意見をまとめておく
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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「書くことは考えること。
文章力はあなたの財産となる」
(by しょうろんますたあ_りらいとらぼ)