<りらいとらぼ>を運営する“しょうろんますたあ”(@ronbun_master )です。
・入試の小論文対策に困っている
・小論文の頻出テーマを知りたい
・合格答案を書けるようになりたい
商学・経済・経営学系学部を受験するみなさんのお悩みに全力で答えます。
この記事では商学・経済・経営学系学部の小論文対策について以下の3つを解説します。
1 頻出テーマ
2 出題形式と答案作成プロセス
3 小論文の答案完成5つのポイント
もし受験を目前にして小論文対策で悩んでいるのならぜひこの記事を読み込んでください。
合格答案の書き方を超速でマスターできますよ。
最後に、実践に即役立つ「授業まとめ」と「特別企画」もあります。
さっそく頻出テーマについて解説します。 それでは、どうぞ!
【本記事はプロモーションを含みます】
頻出テーマをチェック
経済学系学部の頻出5テーマです。
① 新型コロナウィルスと経済対策
② インバウンドによる国内消費
③ グローバリゼーションへの対応
④ 格差社会とベーシックインカム
⑤ 暗号通貨、人工知能による経済効果
<格差社会>については、以下のような<掛け合わせテーマ>も予想されます。
⑥ ワーキングプアと最低賃金
⑦ ベーシックインカムと社会保障
⑧ 所得格差が教育にもたらす影響
たとえば、以下のような問題です。
「最低賃金引き上げ」と「ベーシックインカム導入」のどちらに賛成か。またその理由は?
自分の立場を表明した後、意見と根拠、具体例を提示して論述展開するパターンです。
ここでは「最低賃金」「ベーシックインカム」についての基礎知識と最新情報が必要ですよね。
必要なトレンドワードは<資料集>で調べて整理しておくとよいです。
<労働環境><インバウンド><グローバリゼーション><金融政策><税制><エネルギー問題>なども要チェック!
トレンドワードの勉強には「政治・経済資料集2024」(清水書院)が超オススメです。
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ひきつづき<新型コロナウィルス>関連は要注意です。
ここ3年間、観光・飲食業をはじめ国内の経済に大きな影響を及ぼしましたからね。
出題形式と答案作成プロセス
出題形式と答案作成について解説します。
出題形式は「課題文型」「統計型」「混合型」いずれかのパターンとなります。
「課題文」「統計」など、資料をふまえて論述させる設問はしっかり対策する必要がありますよ。
以下のような設問で答案作成をシミュレーションしてみましょう。
設問
「所得格差×貧困×ベーシックインカム」で論理構成させるパターンです。
資料(課題文 or 統計)の読み込み
→設問1(課題文要約 or 統計分析)
→設問2(キーワード含み条件論述)
→設問3(意見論述)
以上のプロセスで答案をつくっていけばスムーズです。
経済・経営学など、社会科学系学部の受験するならオススメのテキストがあります。
講師陣の解説が秀逸!<合格答案作成スキル>爆上がりまちがいなし。
小論文完成に必須!4つの力
合格レベルの小論文(答案)を書くには<4つの力>をみがくことが大切です。
4つの力
資料を分析し 条件にそって要約する<読解力>
論理的な展開で 読み手を納得させる<構成力>
アイデアを集約し 解決策を提案する<発想力>
論理的な文章で 分かりやすく伝える<表現力>
<4つの力=文章スキル>が小論文を完成する武器となります。
これらの力をどのようにして磨いていけばよいか?
以下の小論文攻略<5つのポイント>で解説しますね。
資料を読み解く3つの<対>
統計型は、資料の「増減」と「意図」に着目して「問題→意見→根拠→結論」の流れで論述します。
課題文型の要約問題は、以下3つの<対>を意識して論述するのがコツです。
<対比>
「国内」と「海外」
「過去」と「現在」
「格差」と「平等」など
<対照>
「賛成論」か「反対論」
「メリット」か「デメリット」
「Aの意見」か「Bの意見」など
<対論>
「批判」と「主張」
「具体」と「抽象」など
3つ目の「対論」は筆者の価値観が見えるので超重要です。
ちなみに課題文型は<設問1>が<要約問題>になるパターンが多いです。
筆者の主張をふまえて、自分の意見(根拠+事例)を書くとバッチリ序論構成ができますよ。
設問には100パーセント答える
以下の2点は答案作成でいつも意識しましょう。
✔︎なにを論述するか
✔︎なにが条件となるか
「具体例をあげて、意見を述べなさい」といった設問の場合、
「具体例」を挙げて「意見」することが必須ですよね。
設問の指示はマストです!
これをスルーすれば大幅減点です。採点対象外になることも。
以下のルーティンを必ず実行してくださいね。
◎試験の「はじめ」と「終わり」に
↓
◎設問と答案にズレがないか
↓
◎必ず確かめること!
自分の意見で説得する
課題文(資料文)を要約して<筆者の主張>を明確にします。
筆者の主張に<共感>か<反発>か。ここは共感がオススメです。
<筆者の主張+自分の意見>の提示で<序論>ができ上がります。
つぎに<本論>へ進み、共感する<根拠>(事例+体験)を述べればよいのです。
<根拠>を書くために、準備することが2つあります。
✔︎ 材料をそろえる
✔︎ 構成図(メモ)をつくる
まず材料について。
知識、情報、経験、事例など、頭に浮かんだアイデアを総動員します。
知識と情報のストックがなければ、そもそも小論文は書けません。
日頃から情報収集をマメにやっておくこと。
新聞、業界誌、専門書など信頼度の高いものを参考にしましょう。
あらゆるジャンルの情報を収集できるテキストを紹介します。
小論文対策に必携の1冊!
せっかくインプットしたことは、大切にストックしておきましょうね。
<ネタ帳>(情報収集ノート)をつくることをぜひオススメします。
情報のひきだしをどんどん増やしていきましょう。
つぎに構成図(メモ)について。
家を新築するには<設計図>が必要ですよね。 構成メモは小論文を書くための設計図なのです。
思考を図式にすると、内容が整理、可視化され文章が論理的になります。
論点が明確になって、小論文全体のでき映えもよくなります。
構成メモの作り方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
構成メモから答案をつくる
構成メモができたら、いよいよ原稿用紙とご対面です。
書きはじめる前に全体の<フレーム>をイメージしておきましょう。
試験時間(90分)・文字量(800字)でシミュレーションしてみます。
字数 序論(課題・意見)
→20パーセント(160字程度) 時間配分
小論文は「序論」「本論」「結論」の3部構成が基本です。
本論(根拠・論証)
→60パーセント(480字程度)
結論(意見・解決策)
→20パーセント(160字程度)
要約+構成メモ
→30パーセント(約30分)
答案作成+推敲
→60パーセント(約50分)
点検+清書 →10パーセント(約10分)
以上はあくまで目安です。
あとは、原稿用紙のルールを守って一気に書き上げましょう!
推敲と見直しを怠らない
「最後まで書きあげた、これでおわり!」
思わずホッとするところですが・・・
誤字脱字はありませんか? 設問に100パーセント答えていますか? ここまできたら減点ナシをめざしましょう。
終わりのチャイムが鳴るまで、気を抜かず<推敲・見直し>に全力集中!
<見直しのコツ・減点防止ポイント><原稿用紙のルール>は、以下の記事で詳しく解説しています。
そして最後に・・・
志望学部の過去問は必ず手に入れてくださいね。
直近3年分あれば、小論文対策はじゅうぶんできます。
過去問を手に入れたら、すぐに練習です!
1 課題文を読む
2 統計を分析する
3 要約文を書く
4 構成図を作る
5 意見を書く
この5つの作業にフルコミットして、トレーニングを積み上げましょう!
授業まとめ&特別企画
まず今回の内容をまとめます。
✔︎頻出5テーマ
① 新型コロナウィルスと経済政策
② インバウンドによる国内消費
③ グローバリゼーションへの対応
④ 格差社会とベーシックインカム
⑤ 暗号通貨、人工知能による経済効果
✔︎4つの「力」をブラッシュアップ!
✔︎「5つのポイント」で小論文完成!文章力アップ!
以上です。
そして・・・
小論文試験で合格を狙うなら
まずはこれを見てください!
「小論文の書き方が分からない」
「合格のためのポイントを知りたい」
と思っているあなたに、大学入試で出題される論文テーマに対する<合格への道筋>をお届けします。
・実際の出題テーマに基づいた「答案作成アドバイス」
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最後に・・・
スキマ時間を大切にして、テキストを読んで、資料で調べて・・・
そして書きましょう。
納得いくまでガッツリ書き続けてください。
合格する小論文、コツコツみがいていきましょう。
日々積み上げた鍛錬のその先に、必ず“合格”への道は開けます。
合格を勝ち取る日まで、ともに励んでいきましょうね。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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「書くとは考えること。
文章力はあなたの財産となる」
(by しょうろんますたあ_りらいとらぼ)