公務員試験 小論文

【若年者の就労問題】公務員論文試験頻出テーマ・答案作成法・構成メモつき【2025年度最新】

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はじめまして。
<りらいとらぼ>を運営する“しょうろんますたあ”(@ronbun_master
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現在<りらいとらぼ>でコスパよく文章力を磨くコツを伝えています。

公務員試験をチャレンジするあなたのためにテーマ別論文対策を記事にしました。

将来の進路を定めて、これから試験対策を始めるなら、ぜひこの記事を読み込んでください。

きっと合格へ第一歩を踏み出せますよ!

今回のテーマは青少年問題です。以下の3つを解説します。

1 青少年問題のポイントを整理せよ!
2 若者の「ニート問題」を総チェック
3 ココが答案作成の超重要ポイント
 対策まとめ&特別企画!

まず青少年問題のポイントについて解説します。それでは、どうぞ! 

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青少年問題のポイントを整理

① 青少年の凶悪犯罪は戦後急激に減少した

② ニートは社会全体の問題である

以上の2つが青少年問題の論点です。

まず①について。

急速な情報化、人間関係の希薄化による若者の「不適応行動」が過剰にクローズアップされます。

特異な凶悪犯罪をショッキングに報道するマスコミの手法にも原因があります。

統計データによれば、1960年代をピークに青少年の犯罪は急激に減少しています

戦後の高度成長、バブル経済により生活は豊かになり、情報が簡単に手に入るようになり精神的にも余裕が出てきました。

青少年の凶悪化説は科学的根拠に乏しく、思い込みや偏見に起因しています。

つぎに②について。

ビジネスはグローバル化し、経済は自由競争の時代に突入しました。

労働者は「勝ち組・負け組」に分断され、非正規雇用や失業も増加しました。

雇用は安定せず、低賃金のまま長時間労働を強いるいわゆる「ブラック企業」が出現しました。

正社員が待遇のよい職を求めるため、離職率が上昇していきました。

コロナ禍がこの状況に追い討ちをかけましたよね。リストラの嵐は新卒採用にも波及しています。

このような環境で労働意欲が高まるはずがない。経済の失敗をすべて若年層に押しつけることは理不尽ですよね。

ニートは日本経済の失敗と停滞が引き起こした職場環境のブラック化に原因があると見るのが妥当です

ニートから解放され、若者が将来に希望を抱きつつ、豊かな生活を送るにはどんな施策が必要なのでしょうか。

次のチャプターで解説します。

若者のニート問題を総チェック

ニートとは<働く意欲のない若者>のこと??

これはニートに対する誤ったイメージですよね。

働いて収入を得たい気持ちはあるけど、マッチングしない、メンタルダウンして求職活動ができない・・・仕事探しに疲れ果て、働くことへのモチベーションを失くすことだってありますよね。

ニートの状態・原因は個人によって異なります。丁寧な分析、解決策、サポートが急務です。

この問題を建設的にとらえるキーワードは<発想の転換>です

①バッシングからサポートへ

②個人の矯正より困難の除去を


①②を同時に走らせることで、若者を取りまく劣悪な環境を変えることができます。

行政側にも対策に関して「発想の転換」が必要ですよね。

前向きにチャレンジして、仕事で社会貢献する若者を全力で応援するシステムが必要なのです。

従来の一方通行的な押しつけ指導ではなく、若い世代が持つすぐれたスキル、アイデアを生かせる制度・・・たとえば「リバースメンター制度」

ベテランは、これまで蓄積した知見、経験を若い世代に伝え、逆にデジタルネイティブの若者が、必要な情報スキルを使って先輩・上司に助言する・・・

双方向で、対等な職場の雰囲気をつくることが可能になりますよね。働きやすい雰囲気を醸成することで、若者の社会復帰を促すのです。

個人が持つスキルを社会資源として最大化することが行政の使命ですよね。

労働力が高まれば、企業の増益・賃金アップ・需要増も期待できます。

社会の購買層が元気になれば、必然的に国家経済も活性化するわけです。

ココが答案作成の超重要ポイント

東京都の過去問で解説します。

問題

「未来を担う人材を育成するために重要であると考える課題を述べ、それに対して都を含む行政は具体的にどのような取組を進めるべきか、都の現行の施策に言及したうえで述べよ」(令元 東京都)

答案作成には構成図(メモ)をフルに活用すこと。

以下が答案作成のフローです。

(意見)→(問題点)→(解決策)→(根拠)→(結論)

この流れに沿って構成メモを書いていきましょう。

(意見)
ニート問題の解決を最優先すべきと考える
労働意欲のない若者を矯正するといった発想では問題は解決しない
  ↓
(問題点)
ブラック化した職場環境の改善と若年層の就職率を上げる方策
  ↓
(解決策)
<就労支援>
▶︎プログラミングなどデジタル技能訓練を充実→求職型へ
<医療支援>
▶︎NPOや企業、医療の連携でメンタルケアや生活習慣の改善
  ↓
(根拠)
▷職に就くことを希望しない若年層
 →増えていない 
💡ここポイント!
▷職を探すために行動しない若年層
 →健康上やむを得ずできない

  ↓
(結論)
職場環境改善→若者とベテランのスキル交流→互助意識の向上→企業収益、都の予算アップ

以上、構成メモができたらさっそく答案作成に取りかかりましょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あと「現行の施策に言及したうえで・・・」の対策について。

この構成図(メモ)は、以下のフローで書けますよ。

<自治体の就労対策>
   ↓
<分析・提案>
   
<得意・積極性で自己アピール>

さりげなく自己アピールをはさむこと、忘れないで!

<若年層の就労対策>に関する自治体の情報は、必ずインプットしておきましょうね。

日頃から公式ウェブサイトをこまめにチェックすること!

「若者自立支援」「リバースメンター制度」「青少年健全育成施策」に関する情報を収集し専用ノートに整理しておくとよいです。

これ必須ですよ。

ところで・・・

「公務員試験の論述に強くなるには、どんな対策をとればいいの?」

論述対策でお悩みのあなたにアドバイス!

まず、あなたの自治体の最新情報のインプットは欠かさないこと。そして、日々アップデートしておくこと。

コレ超重要ですよ。

専門知識と最新情報を駆使して論述できれば、説得力”爆上げ”まちがいなし!

過去問頻出ジャンルに関する知識は、積極的にインプットしておきましょう。

あらゆる領域の最新情報を網羅する万能テキストを紹介します。

対策まとめ&特別企画!

「青少年問題」のテーマで大切なポイントを整理すると以下の2つになります。

✔︎ ニート問題→ブラック職場の改善→リバースメンターで論述構成すること

✔︎ 若年世代の「定住推進」「就労支援」「職能訓練」に関する自治体の情報は必ず整理しておくこと

そしてここから【特別企画】です!

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最後に。

スキマ時間を大切にして、テキストを読んで、資料で調べて・・・

そして書きましょう。

自分が納得いくまで書き続けてください。

日々積み上げた鍛錬のその先に、必ず“合格”への道は開けます。

合格を勝ち取る日まで、ともに励んでいきましょうね。

今回はここまで。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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 「書くことは考えること。
   文章力はきっとあなたの財産となる」
(by しょうろんますたあ_りらいとらぼ)

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