公務員試験 小論文

【地方創生・地域おこし】公務員論文試験頻出テーマ・答案作成法・構成メモ【2025年度最新】

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はじめまして。
<りらいとらぼ>を運営する“しょうろんますたあ”(@ronbun_master
)です。

公務員試験にチャレンジするあなたのためにテーマ別論文対策を記事にしました。

将来の進路を定めて、これから試験対策を始めるなら、ぜひこの記事を読み込んでください。

きっと合格へ第一歩を踏み出せますよ!

今回のテーマは地方創生です。以下の3つを解説します。

1 地域創生の課題を整理
2 地域おこしの成功例を総チェック
3 ココが答案作成の超重要ポイント
 対策まとめ&特別プレゼント

まず、地域創生の歴史と課題について解説します。それでは、どうぞ! 

【本ページはプロモーションを含みます】

地域創生の課題を整理

地域振興とは、
人口減少や過疎化に悩む地方自治体が試みる様々な取組のことで

「地域おこし」「地方創生」もこれとほぼ同じ意味です。

1960年代に政府が全国各地域で展開した<新産業都市計画>は戦後のインフラ整備をテコにして、地方の産業振興をねらったものでした。

首都東京の一極集中を解消し、大規模施設を分散して地方を活性化することを目的としましたが・・・

大都市圏への人口流入が止まらず、地方の過疎化が進んでしまう結果となりました。

1980年代に入ると電子情報産業を発展させるため、地方の拠点に<テクノポリス構想>が誘致されました。

しかし国から予算を渡されても地方には専門的なノウハウがないため、計画立案はコンサルタント会社に丸投げでした。

その結果は・・・簡単に予想できますよね。

コピー事業ばかりで内容で差別化できず、実績もつくれず、収益を出せず、雇用も芳しくなく赤字累積で結果的に失敗でした。

その後、政府主導の地域振興に見切りをつけた自治体は、地域創生にどのようにチャレンジしたのでしょうか。

これまでの流れを整理しておきましょう。

過去の地域振興

地方に産業を投げれば経済は活性化、人口は増加し発展するにちがいない(先入観)
       ↓
地方にはノウハウがなく、コンサル会社による画一的なプランを押しつけられる
       ↓
雇用は生まれず自然環境は悪化し、住民との不調和を引きおこす結果となる

次の3つをキーワードにして新たな取組みをスタートさせた自治体があります。

<文化芸術・歴史伝統・スローフード>

次のチャプターで解説しますね。

地域おこしの成功例を総チェック

地域創生を成功に導くキーワードは
<文化芸術><歴史伝統><スローフード>

ある自治体の成功事例を紹介します。

成功事例

<事例1️⃣
田園の音楽ホール、野外美術展示場

<事例2️⃣
校舎や民家を改装した宿泊施設

<事例3️⃣
複合型(商業・文化・情報)施設

<事例4️⃣
地元実行委員会による国際映画祭

<事例5️⃣
地元野菜を地産地消
 「伝統野菜認証制度」

成果を出した取組みには、共通するポイントが4つあります。

成功ポイント

1️⃣ 国に頼らず、地域の歴史を掘り起こし、地元の強み、独自性を前面に出す
2️⃣ 地元住民がスタッフとして参加することで、施設や行事に対すて愛着を醸成する
3️⃣ 観光客を呼び込むことで、地域の特色が全国に拡散され、さらに活性化につながる
4️⃣ 人の流れができれば、そこに「にぎわい」がおこり、必然的に収益が発生する

「国の振興策の下請けでなく全国のトレンドも視野に入れつつ、しっかり地元の魅力を発信していく」

地域創生に成功した自治体の取組みから確固たるビジョンが見て取れますよね。

そして、文化的事業を軸に地域創生を成功させるポイントは以下の通り整理できます。

<文化的事業で地域創生>
=地域リソース×独自性アピール×住民参画

ココが答案作成の超重要ポイント

秋田県の過去問を例に解説します。

問題

「地域の住民や観光客が気付かない秋田県の魅力を一つ挙げ、その魅力を知ってもらい、また、活かしていくためにはどうすればよいか、あなたの考えを述べなさい」(令元 秋田県)

答案を組み立てるには構成図(メモ)をフル活用すること。

以下が構成メモのフローです。

(意見)→(課題)→(解決策・取り組み)→(根拠)→(結論)

この流れで構成メモを作っていきましょう。

構成メモ①

(意見)
「ふるさと教育」の推進と魅力的で良質な教育環境づくりに関する情報発信
  ↓
(課題)
・ベテラン教員の大量退職と新規採用教員の増加で、知識・技術等が十分に継承されない
・GIGAスクール構想のネッ トワーク環境活用について学校や教員によって差が見られる
  ↓
(解決策・取り組み)
▶︎キャリアステージに応じた研修
▶︎ICT活用指導力の向上を図る研修
▶︎最新技術・資格者による授業
▶︎高校間・学科間連携で商品開発
▶︎地元企業と連携した起業体験活動
  ↓
(根拠)
✔︎科学技術の進展や産業構造の変化に伴い地元企業が生徒に求める専門的な知識・技術も変化している
✔︎教員に必要とされる指導スキルが専門化・高度化している
  ↓
(結論・望ましい姿)
◎ICTを活用して専門家と授業交流→個別最適化した学び提供→世界に情報発信
◎企業ニーズを先取りした研究開発→脱炭素化に向けた技術の実用化
◎農林水産業でAI利用→スマート技術で効率的な生産活動を展開

構成メモができたら、さっそく答案作成に取りかかりましょう!

「本県の魅力を一つ挙げ・・・」の論述対策について。

答案の構成メモを以下のフローで作りましょう。

構成メモ②

<自治体の重要政策>
   ↓
<分析・提案>
   ↓
<得意・積極性で自己アピール>

最後はさりげなく<自己アピール>でしめくくることを忘れないで!

自治体独自の<地域おこし情報>は、必ずインプットしておきましょうね。

日頃から公式ウェブサイトをチェックすること。

<観光資源><地域ブランド><芸術文化施設>に関する情報を収集し、専用ノートに整理しておくこと。

これは必須です。

「公務員試験の論文に強くなるには、どんな対策をとればいいの?」

論文対策にお悩み中のあなたにアドバイス。

まず、受験を予定している自治体の最新情報のインプットは欠かさないこと。

そして、日々アップデートしておくこと。ここはとても重要です。

専門知識と最新情報を駆使して論述できれば、説得力”爆上げ”まちがいなし!

過去問の頻出ジャンルに関する知識は、積極的にインプットしておきましょう。

あらゆる領域の最新情報を網羅する万能テキストを紹介します。公務員試験即パスに最適の一冊!

対策まとめ&特別プレゼント

まず<地域創生>の対策ポイントを整理すると以下の2つになります。

✔︎「地域創生の効果→地元資源の活用+住民の協力・参画」で論述構成する

✔︎ 自治体の「観光資源」「地域ブランド」「文化・芸術施設」に関する情報を整理しておく

そして・・・

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最後に。

スキマ時間を大切にして、テキストを読んで、資料で調べて・・・

そして書きましょう。

納得いくまで書き続けてください。

日々積み上げた鍛錬のその先に、必ず“合格”への道は開けます。

合格を勝ち取る日まで、ともに励んでいきましょうね。

今回はここまで。

最後まで読んでくださりありがとうございました。


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(by しょうろんますたあ_りらいとらぼ)

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