はじめまして。
<りらいとらぼ>を運営する“しょうろんますたあ”(@ronbun_master
)です。
<りらいとらぼ>では、文章力をコスパよく磨くコツを伝えています。
今年度、公務員試験にチャレンジするあなたのためにテーマ別論文対策を記事にしました。
将来の進路を定めてこれから試験対策を始めるなら、ぜひこの記事を読み込んでください。
きっと合格へ第一歩を踏み出せますよ!
今回のテーマは先端技術と地域課題です。以下の3つについて解説します。
1 科学技術の課題を整理
2 人工知能の特異性を解説
3 ココが答案作成の超重要ポイント
対策まとめ&特別企画
まずはじめに科学技術の課題について整理します。
それでは、どうぞ!
【本記事はプロモーションを含みます】
科学技術の課題を整理します
日本では明治の文明開化以降、科学技術の発達はめざましく、豊かな生活を実現させました。また開発された多くのものが、私たちの日常を支えています。
とくに石油化学、土木建築、食品製造における、電力、原子力エネルギー利活用の技術は産業の隅々まで浸透していますよね。
しかし、科学技術への過度な依存が、新たな社会問題をつくり出していることも事実です。
たとえば、森林破壊、海洋汚染、温室効果ガスによる気候変動、自然災害、医療ミス、健康被害、交通事故など・・・
そのなかでも地球規模での環境問題・・・深刻ですよね。
科学技術の進歩は、人間に豊かな生活を与えてくれました。
私たちは大量の物資を消費することで生活と命を維持しています。
自然界から授かった「いのち」を加工し「食糧」として消費します。
余ったもの、残ったものは再利用されないまま廃棄されます。
化学製品を焼却して有毒ガスを発生させ、未処理のまま投棄して自然を汚染しています。
人間にとって便利なモノが、自然環境には大きな負荷となっているのです。
再処理できない物質を排出し続けた結果、地球から予想をこえるとても厳しい報復を受けています。
地球温暖化による大規模な自然災害、世界規模での新型感染症など・・・。
破壊された自然を修復し保護するのは、イノベーションを推進し、恩恵を享受している、私たち人間の責任なのです。
人工知能の特異性を解説します
人工知能(Artificial Intelligence)とは
「過去と同じ行動例から得た広範で大量のデータを集積して、人間の行動や思考を模倣すできるようにプログラムされたコンピューター」のことです。
開発初期においては、将棋や囲碁、チェスなど、対戦ゲームのレベルでした。
近年のビックデータを活用した技術進歩により、特定分野ではディープラーニング(コンピューター学習システム)が可能となりました。
人工知能が人間の頭脳をこえる場面も出てきましたよね。
すでに人工知能は生活の一部となり、工場での品質管理、医療、金融サービス、教育、交通システムなど、あらゆる分野に導入されています。
また、人工知能がロボットの作業をコントロールする「ロボティクス」の技術分野が注目されています。
これは人間が行っていたことをロボットに担当させる、いわゆる作業代替として導入されています。
昨今の超高齢化による「働き手不足」が、大きな社会問題となっています。
ロボットによる作業代替で、労働力不足を一気に解消しようとしていますが・・・
それは作業代替によって、業務を行なっていた人間が不要になることを意味します。
今後20年先、定型単純作業だけでなく、創造的で複雑な業務も人工知能が代替できると予想されています。
人工知能が人間を超えるこの時節が特異点といわれるものです。
これまで人間が行なってきた活動や仕事のほとんどが、人工知能にとって代わられる・・・
人間は、機械が正常に働いているかどうか、そばでじっと監視するだけ。
「見守り業務」がメインとなってしまうのでしょうか。
人工知能のミスを発見し、プログラム改善のスキルを修得するため、未来に向けて人間サイドが努力を積み上げることが大切になってくるのです。
ココが答案作成の重要ポイント
山口県の過去問で解説します。
問題
未来技術を活用した地域課題の解決のために必要な取組について、あなたの考えを論述しなさい
(令2 山口県)
まず、答案の骨格を組み立てます。ここは構成図(メモ)をフル活用すこと。
以下が構成メモのフローです。
(意見)→(地域課題)→(解決策・取組)→(根拠)→(結論)
この流れに沿ってメモを作成していきましょう。
構成メモ
(意見)
「DX推進官民協働フォーラム」活用により地域課題を解決し、新たな価値の創造を持続的可能にする
↓
(地域課題)
★行政サービスの簡略化、効率化による利便性向上、現場の負担軽減
★災害発生直後の初動の迅速化、人員・装備品の適正配備
↓
(解決策・取組)
▶︎デジタル端末での予約簡略化により健診の受診率向上を図る
▶︎デジタル端末での公共施設利用申請により手続きの簡略化を図る
▶︎新型コロナに関する相談業務をAIと連動し現場の負担軽減を図る
▶︎自治体、警察、防災関係機関が情報共有し、システムの構築を図る
↓
(根拠)
○令和5年度施策重点化方針
「環境・エネルギー、医療、バイオ、航空機、宇宙、水中ロボット、デジタル関連産業の創出・育成」
↓
(結論・効果)
◎官民協働で取り組むことで、多種多様な企業実績が集結すれば、県が抱える地域課題をデジタル技術で解決でき、県民に利益をもたらす。
構成メモを書けたら、さっそく答案作成に取りかかりましょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あと「地域課題の解決のために必要な取組」について。
この対策の構成メモは、以下のフローで書きましょう。
<自治体の優先課題>
↓
<選択・考察>
↓
<独自アイデアをアピール>
さりげなく<アイデア・アピール>でまとめることを忘れないで!
あなたの自治体の優先課題に関する情報は、必ずインプットしておきましょう。
日頃から受験する自治体の公式ホームページをチェックしておくこと!
「デジタルテクノロジー」「業務のオンライン化」「官民協働」「DX(デジタルトランスフォーメーション)」に関する情報を収集し、専用ノートに整理しておくとよいです。これ必須です。
「公務員試験の論文に強くなるには、どんな対策をとればいいの?」
論文対策にお悩みのあなたにアドバイス!
まず、あなたの自治体の最新情報のインプットは欠かさないこと。
そして、日々アップデートしておくこと。
ここはとても重要なところ。
専門知識と最新情報を駆使して論述できれば、説得力”爆上げ”まちがいなし!
過去問頻出ジャンルに関する知識は、積極的にインプットしておきましょう。
あらゆる領域の最新情報を網羅する万能テキストを紹介します。
公務員試験対策に最適の一冊。これで情報をガッツリ更新しておけば、あなたの論作文の説得力は超速アップします!
対策まとめ&特別企画
まず「人工知能・人工知能」のポイントを整理すると以下の2つになります。
✔︎<アナログ課題>→<デジタル技術導入>→<住民の利益>の流れで論述構成すること
✔︎自治体のデジタル化推進に関する施策、特に「AIの導入」「行政サービスのオンライン化」「官民協働」「ビックデータ」「ロボティクス」「作業代替」の情報を整理しておくこと
そしてここから【特別企画】!
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最後に。
スキマ時間を大切にして、テキストを読んで、資料で調べて・・・
そして書きましょう。
納得いくまで書き続けてください。
日々積み上げた鍛錬のその先に、必ず“合格”への道は開けます。
合格を勝ち取る日まで、ともに励んでいきましょうね。
今回はここまで。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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(by しょうろんますたあ_りらいとらぼ)