<りらいとらぼ>を運営する“しょうろんますたあ”(@ronbun_master
)です。
・入試の小論文対策に困っている
・頻出の論文テーマを知りたい
・合格答案を書けるようになりたい
人文科学系学部を受験するみなさんのお悩みに全力で答えます!
この記事では人文科学系学部の小論文対策について以下の2つを解説します。
1 頻出テーマと出題形式
2 小論文攻略!5つのポイント
もし受験を目前にして<小論文対策>に悩んでいるのならぜひこの記事を読み込んでください。
<出題例>を参考に<合格答案>を書くコツを超速でマスターできますよ!
最後に、実践に即役立つ「授業まとめ」と「無料プレゼント」もあります。
まず<頻出テーマ><出題形式>について解説します。それでは、どうぞ!
【本記事はプロモーションを含みます】
出題形式は課題文型にシフト
これが人文系学部の頻出5テーマです。
① 文学論
② 文化論
③ 言語論
④ 歴史論
⑤ 人生論
他にも現代社会のテーマとして<家族><能力主義><多文化共生>も要注意!
「言語×文化」「文学×歴史」「科学×生活」のようなダブルジャンル型も増えています。
たとえば、以下のような問題です。
問題
多文化共生を実現させるには、言語理解に加えて、なにが必要か。具体的な体験を交えてあなたの意見を論じなさい。
<多文化共生×言語×体験>で論理構成させるパターンです。
ところでトレンドワードに関しては、日頃からマメに情報収集しておきましょうね。
直接体験しなくても、映像・書物・知識レベルでじゅうぶん対応できます。
次に、出題形式について解説します。
課題文型で<課題文+設問2題>のパターンが主流です。
出題形式
課題文(評論などの抜粋)の読解
↓
設問1(課題文の要約)
↓
設問2(意見論述)
直近3年分あれば小論文対策はじゅうぶんにできます。
過去問を手に入れたら以下の5つにフルコミットしてトレーニングを積み上げてください。
過去問対策
① 課題文を読む
② 要約する
③ 統計を分析する
④ 構成図(メモ)をつくる
⑤ 意見を書く
<課題文型>小論文の答案作成法については以下の記事がオススメです。
「課題文型」攻略!5つのポイント
<4つの力>をみがけば、合格レベルの小論文を書けるようになります。
4つの力
課題文を要約し、設問に的確に答える<読解力>
論理的な展開で、採点者を納得させる<構成力>
体験や事例を示し、解決策を提案する<発想力>
論理的な文章で、分かりやすく伝える<表現力>
4つの力を積み上げると合格答案に欠かせない文章力が手に入ります。
この4つの力を使って小論文を完成させるにはどうすればよいのでしょうか?
これから<課題文型>小論文を攻略する5つのポイントについて解説しますね。
課題文を読み解く
課題文は3つの<対>を意識しながら読み込むのがコツです。
① 対比
・「日本」と「西洋」
・「過去」と「現在」
・「詩」と「小説」など
② 対照
・「賛成論」か「反対論」
・「メリット」か「デメリット」
・「Aの意見」か「Bの意見」など
③ 対論
・「具体」と「抽象」
・「批判」と「主張」など
特に③対論は<筆者の価値観>が見えてくるので超重要!
課題文を読んだら<設問>に進みます。
設問①→要約文作成
問題提示(テーマ)→課題文の結論(主張)→根拠(事例・体験)の順で要約文を構成します。
設問②→意見論述
<筆者主張+自分意見>で序論を構成します。序論に続いて本論(根拠・事例・体験)の執筆に進みます。
設問の指示を厳守する
試験のはじめと終わりに設問の指示内容を必ず確かめること!
ポイントは以下2つです。
✔︎なにを書くのか
✔︎なにを条件としているか
たとえば「具体例をあげて、あなたの意見を述べなさい」の場合。
この設問であれば<具体例+自分の意見>を書くことが必須となりますよね。
設問の指示はマストです!
指示をスルーすれば、大幅減点か採点対象外にされてしまうので要注意です。
自分の意見で説得する
まず、筆者の主張に<賛成><反対>どちらの立場で論述するか。
オススメは<賛成・共感>の立場です。
課題文を読み、内容を要約すると、筆者の主張を整理できますよね。
<筆者の主張+自分の意見>で序論を書けばスタートダッシュは成功です。
次に、意見の<根拠>を述べます。いわゆる本論になるところ。
賛成する<理由>を述べるのに準備すべきことが以下2つです。
✔︎ 材料をそろえる
✔︎ 構成図(メモ)をつくる
まず材料集めについて。
知識、情報、経験、事例など頭に浮かぶことを総動員して<理由の材料>を集めましょう。
でも頭の中にストックがなければ、そもそも小論文は書けませんよね。
情報収集は日頃からやっておくこと。ネット情報より新聞、業界誌、専門書など信頼度の高いものを活用します。
超オススメのテキストを紹介します。
これ1冊であらゆるジャンルの情報収集はカバーできます。
インプットしたことは大切にストックしておきましょうね。
ネタ帳(情報収集ノート)づくりをぜひオススメします。情報のひきだしを増やしていきましょう。
つぎに構成図(メモ)づくりについて。
書きたいことを構成図(メモ)で可視化します。これで頭の中を整理できます。
頑丈な家を建てるとき、まず<設計図>を描きますよね。構成メモは小論文の設計図なのです。
構成メモがあれば、内容を論理的に展開できるようになります。
構成メモの作り方については以下の記事をご覧ください。
構成メモから答案をつくる
いよいよここで原稿用紙とご対面!
小論文は<序論><本論><結論>の3部構成が基本です。
制限時間90分・制限字数800字でシミュレーションしてみましょう。
以下を目安にしてください。
あとは原稿用紙のルールを守って一気に書き上げるのみです。
字数配分 序論(意見提示)
→20パーセント(160字程度)
本論(根拠・論証)
→70パーセント(560字程度)
結論(主張・解決策)
→10パーセント(80字程度)
時間配分
要約〜構成メモ
→30パーセント(約30分)
答案作成〜推敲
→60パーセント(約50分)
点検〜清書
→10パーセント(約10分)
推敲と見直しを忘れずに!
「最後まで書きあげたぞ、これでよし!」
思わずホッとしたいところですが・・・
誤字脱字はありませんか?ここまできたら減点ゼロをめざしてください!
終わりのチャイムがなるまで気持ちを緩めず、推敲と見直しに全力集中!
<見直しのコツ・減点防止ポイント><原稿用紙のルール>は以下の記事をご覧ください。
授業まとめ&特別企画
まず今回の授業をまとめます。
1. 頻出5テーマ
「文学論」「文化論」「言語論」「歴史論」「人生論」
2. 社会問題に関して日頃から情報収集しておく
3 . 合格答案は4つの力を駆使して完成させる
4. <課題文型>は5つのポイントで完全攻略!
そして・・・
小論文試験で合格を狙うなら
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「小論文の書き方が分からない」
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と思っているあなたに、大学入試で出題される論文テーマに対する<合格への道筋>をお届けします。
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最後に・・・
スキマ時間を大切にして、過去問を使って、資料で調べて・・・
あとはひたすら書きましょう。
納得いくまでガッツリ書き続けてください。
日々積み上げた鍛錬のその先に、必ず“合格”への道は開けます。
合格を勝ち取る日まで、ともに励んでいきましょうね。
今回はここまで。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
第2、第3志望で他の学部の対策が必要ならこちらの記事をどうぞ。
基礎からサクッと対策してライバルに差をつけたいならこちらの記事がオススメ。
「書くとは考えること。
文章力はあなたの財産となる」
(by しょうろんますたあ_りらいとらぼ)