はじめまして。
<りらいとらぼ>を運営する“しょうろんますたあ”(@ronbun_master)です。
看護医療福祉系大学や専門学校の小論文試験にチャレンジするあなたのために、今回の記事では合格答案の段落構成について解説します!
「読みやすい段落構成にして合格レベルの小論文を書きたい」
この記事を読み込んで練習を積めば、小論文対策のハードルもググッと下がるはず。
シンプルで高得点をゲットできる、小論文の<段落構成法>を紹介していきます。
それでは、どうぞ!
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小論文は3部構成が基本
小論文は「序論」「本論」「結論」の3部(段落)構成が基本です。
制限字数が800字以上なら、本論を2部(段落)構成にしてもよいです。
序論では、テーマの説明や用語の定義、課題文があればその要約(筆者の主張)を書きます。
本論では、デメリット(課題)とメリット(利益)、体験談(具体例)と自分の意見(主張)を述べて読み手を説得します。
最後の結論で、テーマに対する解決策(答え)と今後の展望を簡潔に述べて締めくくります。
以上、これだけ。
どうです、シンプルでしょう?
全体フローは構成メモでつくれ
小論文の「枠」と「型」を理解できたところで、実際に演習してみましょう。
テーマはこの分野で定番の<インフォームド・コンセント>を取り上げます。 構成メモ <第一段落>(テーマの定義)
原稿用紙に清書する前の作業として、必ず構成図(メモ)を描きましょう。
インフォームド・コンセントとは、医療行為を受ける前に、医師および看護師からわかりやすく十分な説明を受け、それに対して患者が疑問があれば解消し、内容に十分納得した上で同意を得ることである。
↓
<第二段落>(課題の提示)
たしかに、このプロセスは容易ではない。患者や家族が説明された内容を十分理解できなかったり、医療職が患者の権利を尊重せずコンセンサスを得ないまま治療が行われたりするケースがある。日頃のコミュニケーションの質も厳しく問われる。
↓
<第三段落>(利益の確認)
しかし、インフォームド・コンセントを実施することで、医療職と患者との意思疎通がスムーズになり、信頼関係が深まるほか、患者が治療や投薬の必要性が理解でき、安心して治療に専念できる。
↓
<第四段落>(結論・考え)
インフォームド・コンセントはそのプロセスにおいて困難もあるが、その価値は高くこれからの医療に不可欠であると考える。
私も◯◯◯をめざしているが、インフォームド・コンセントの意義を十分理解し、患者との信頼関係を築きながら、日々の職務に最善を尽くす所存である。
以上、構成メモを使って全体の流れができました。
あとは、字数のボリュームを勘案しながら、第二または第三段落に「体験談」などを挿入、最終調整して下書き完成!
つぎは原稿用紙に清書です。
清書では仕上げまで要した時間を計って記録しておきましょうね。
400字詰め1枚を書き上げる時間を把握しておけば、試験本番で慌てることなく余裕をもって取り組めますよ。
専門知識をブラッシュアップ!
看護医療福祉系の仕事は専門職です。実際、現場では専門用語が「共通語」になります。
専門用語は、アルファベットの略語やカタカナ語が多いですよね。
意味(定義)は、今から計画的に勉強していきましょう。もちろん小論文の答案作成では大きな武器となります。
小論文テーマの頻出用語をピックアップしておきます。どんどん調べて自分のモノにしてください。
<専用ノート>に情報をストックしておくと仕事をする上でも役に立ちます。
キーワード 「インフォームド・コンセント」「ヤングケアラー」「遺伝子治療」「虐待」「医療ミス」「合理的配慮」「LGBTq」「貧困」「格差社会」「少子高齢社会」「尊厳死」「安楽死」「バリアフリー」「ノーマライゼーション」「セカンドオピニオン」etc.
あと統計の「数値」はいつも意識してください。グラフや図表を読み取る力、数値を分析する力を養いましょう!
小論文に専門用語や数値を引用できれば、まちがいなく合格答案に近づきます。
言葉の意味が曖昧だったり、統計の解釈法が分からない場合は、必ず自分で調べてマスターしてくださいね。
あなたの勉強に必ず役立つ、とっておきのテキストを2冊紹介します。
必須用語を広くカバーしているので、ぜひ活用してみてください。
まとめ
今回は、看護医療福祉系の合格小論文に必須の<段落構成>について解説しました。
要点は以下の3つです。
・小論文の基本構成(型・枠)をまずマスターしょう
・「序論・本論・結論」(型)に書く内容(枠)を構想メモにしましょう
・専門知識はすぐに調べる。いつでも活用できるようにノートにストック
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✔︎何から勉強してよいかわからない
✔︎学校で小論文の指導がなく困っている
オススメのポイント
・合格するための答案を書くことができるようになる
・そもそも小論文とは何かが理解できる
・小論文の勉強方法が分かり、独力により書く力の向上が可能
・実施時期の早い総合型選抜型・推薦入試に効率良く対応することが可能
・多彩な設問形式に対応できる考え方、書き方を学ぶことができる
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25分×4回 6,600円→今なら3,300円
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25分×1回 3,630円
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今回はここまで。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
「書くことは考えること。
文章力はきっとあなたの財産となる」
(by しょうろんますたあ_りらいとらぼ)