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【国際学系学部】「課題文・データ」型小論文頻出テーマ・模範答案【推薦入試2025最新】

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こんにちは。
<りらいとらぼ>を運営する“しょうろんますたあ”(@ronbun_master
)です。

・入試の小論文対策に困っている
・頻出の論文テーマを知りたい
・合格答案を書けるようになりたい

国際学・外国語学系学部を受験するみなさんのお悩みに答えます。

この記事では国際学・外国語学系学部の小論文対策について以下の3つを解説します。

1 頻出テーマと出題形式
2 出題形式と答案作成プロセス
3 小論文完成5つのポイント

もし受験を目前にして<小論文対策>に悩んでいるのならぜひこの記事を読み込んでください。

<解答例>を参考にすれば<合格答案>の書き方を超速でマスターできますよ。

最後に、実践に即役立つ「授業まとめ」と「特別企画」もあります

さっそく<頻出テーマ><出題形式>から解説していきます。それでは、どうぞ!

【本記事はプロモーションを含みます】

頻出テーマをすべてチェック

これが頻出の5テーマです。
① 感染症予防対策
② 多文化共生社会の意義
③ グローバリズムの功罪
④ 環太平洋パートナーシップ(TTP)
⑤ 外国人労働者の在留資格
(特定技能)

「新型コロナウィルス感染症」についてはひきつづき要注意です。

国家体制よるコロナ対策の違いを比較しまがら意見論述させる問題も予想されます。

東南アジア、欧米各国、中国・台湾・韓国、ロシアの新型コロナ政策を調べて<一覧表>にしておくとよいです。

あとは「外国人労働者」に関するテーマです。

過酷な生活環境や人権侵害が、昨今日本でも社会問題になっています。

データを読み解いて論述する問題が予想されますよね。

たとえば、次のような<問題>です。

問題

少子高齢化による労働力不足を解消するため、外国人労働者を日本に受け入れることについて、データを参考にあなたの意見を述べよ。

<少子高齢化×労働人口減少×移民受け入れ>で論理構成するパターンです。

このジャンルのトレンドとなる「キーワード」は日頃からコツコツ情報収集しておくこと。

ここは映像や書物などあらゆる媒体に当たって、網羅的に収集しておくことが大切ですよ。

出題形式をチェック!

ズバリ、出題形式の主流は<課題文型><統計資料型>です。

解答作成については以下のプロセス踏めばまったく問題なし。

資料(課題文 or データ)の読解
→設問1(課題文要約 or データ分析 or キーワード説明)→設問2(意見論述)

志望する学部の過去問を必ず手に入れてくださいね。直近3年分あれば、小論文の対策はバッチリです。

そして、過去問が手に入ったら、すぐに練習をはじめましょう!

過去問対策

1 課題文を読む
2 要約文を書く
3 統計を分析する
4 構成メモを作る
5 意見論述する


小論文の対策はこの5つにフルコミットして、トレーニングを積み上げます。

<課題文>を要約するテクニックについては以下の記事がオススメです。

小論文完成に必須!5つのポイント

合格レベルの小論文を完成させるには以下の2つが必須です。

✔︎「4つの力」をみがく
✔︎小論文完成5つのポイントを実行する

まず、4つの力とは、

4つの力

資料を分析・要約し設問に対応する<読解力>

論理的な展開で採点者を納得させる<構成力>

具体例を提示して解決策を提案する<発想力>

論理的な文章で分かりやすく伝える<表現力>

この「4つの力=文章スキル」が小論文攻略に欠かせない「武器」となります

次に小論文完成5ステップについて解説しますね。

資料を読み解く

小論文試験の資料とは<統計データ><課題文>の2つのことです。

統計データは「増減」と「意図」に注目して<問題→根拠→結論>の順で論述を組み立てます。

以下3つの<対>を意識して課題文を読み要約文を作成します。

対比
「日本」と「欧米」
「過去」と「現在」
「国家」と「人権」など

対照
「賛成論」か「反対論」
「メリット」か「デメリット」
「Aの意見」か「Bの意見」など

対論
「批判」と「主張」
「具体」と「抽象」など

特に③対論は<筆者の価値観>が見えるので超重要

筆者の主張は課題文の結論であり、テーマに対応する「答え」です

<筆者主張>に<自分意見>を加えることでバッチリ序論構成できますよ。

設問の意図をロックオン!

設問を分析するポイントはこの2つです。

✔︎なにを書くのか

✔︎なにが条件か

たとえば「具体例を挙げて、あなたの意見を述べなさい」

この設問の場合<具体例+自分の意見>を書くことが必須ですよね。

設問の指示はマストです

指示をスルーすれば大量減点です。採点対象外になるかも。

以下の3点をまず習慣づけてください。

① 試験のはじめと終わりに

② 設問の指示内容を

③ 必ず確かめること!

自分の意見で説得する

統計を分析し、課題文を要約すると、筆者の主張を整理できます。

筆者の主張に共感か反対か。ここは<共感>がオススメです

<筆者主張(結論)+自分意見>の提示で「序論」ができあがります。

つぎは「本論」に取りかかります。ここでは「根拠(理由)」を述べます。

筆者の主張に共感する根拠(理由)を書くのに準備することは以下の2つ。

・材料をそろえる

・構成メモをつくる

「材料」は、知識・情報、経験、事例など頭に浮かぶことを総動員します。

でも知識・情報のストックがなければ、そもそも小論文は書けませんよね。

大切なことなので何度も言います。「情報収集は日頃からやっておくこと」

素材として新聞、業界誌、専門書など、信頼度の高いものを参考にしましょう。

これ1冊で、あらゆるジャンルの情報収集はカバーできます。超オススメです!

インプットしたことは、大切にストックしておきましょうね。

「ネタ帳」(情報収集ノート)をつくることをぜひオススメします。

情報のひきだしを増やしていきましょう!

<構成メモ>を作れば、思考が可視化され内容を整理できます

家を建てるには「設計図」が必要ですよね。構成メモは、おもに本論の設計図となります。

なにより小論文全体のでき映えを左右しますよ。

構成図(メモ)から答案作成

いよいよ、原稿用紙へ全力投稿!

小論文は「序論」「本論」「結論」の3部構成が基本ですね。

答案作成の条件を「90分・800字」として文字数と時間配分をシュミレーションします。

・序論(意見提示)
→20パーセント(160字程度)
・本論(根拠・論証)
→70パーセント(560字程度)
・結論(主張・解決策)
→10パーセント(80字程度)

・要約+構成メモ
→30パーセント(約30分)
・論述作成+推敲
→60パーセント(約50分)
・点検+清書
→10パーセント(約10分)

以上はあくまで目安です。

あとは、原稿用紙の<マス・ルール>を守って一気に書き上げましょう!

推敲と点検を忘れずに!

「最後まで書き上げたぞ!はいおわり」

ホッと一息つきたいところですが・・・

誤字脱字はありませんか? 

ここまできたら減点ゼロをめざしましょう。終わりのチャイムがなるまで<推敲と点検>に全力集中!

<見直しのコツ・減点防止ポイント><原稿用紙のルール>についてこの記事で解説しています。


これが合格答案!

頻出テーマ<多文化共生>の模範答案を示します。

① まず原稿用紙に<書写>してみましょう。合格答案のイメージをつかんでください

② あとは具体例(体験談)などを加えて400字から800字へとボリュームアップするとよいです。

例題

多文化共生は、日本社会の喫緊課題である。多文化共生の意味を示し、なぜこれが重要なのか、具体例を挙げてあなたの考えを400字以内で述べなさい。

模範答案

 多文化共生とは、日本在住の外国籍の人々を日本社会の構成員としてとらえ多様な文化や歴史を背景とする人々が、それぞれの個性を発揮できる豊かな社会をめざす考え方のことである。 
 多文化共生が必要とされる理由として、近年のグローバル化により、人・経済・情報が世界規模で流動するようになり、今後は国家レベルでの交流だけではなく個人間の関係がより重要になることが挙げられる。
 たとえば、日本において外国にルーツをもつ子どもが、日本語を十分に習得できない状態で小学校に入学し、ほとんど授業を理解できないという問題が生じている。これは、日本語だけの授業システムに原因があり、既存の学校教育そのものが問われていると考える。
 国籍やルーツに関係なく、個々人が十分に能力を発揮し、互いに尊敬し合える社会の構築が切望させる。そのような社会を構築する原動力が多文化共生であると考える。
(400字)


授業まとめ&特別企画

まず今回の授業をまとめます。

✔︎外国語・国際学系頻出5大テーマ
① 多文化共生の意義
② グローバリズムの功罪

③ 環太平洋パートナーシップ(TTP)
④ 外国人労働者の在留資格
⑤ コロナウィルス感染対策

✔︎ 4つの力をブラッシュアップ!

✔︎ 小論文完成5ステップで対策実行!
 プラス文章力アップ!

以上です。

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最後に・・・

スキマ時間を大切にして、過去問をチェックし資料を調べて・・・

そして書きましょう。

納得いくまでガッツリ書き続けてください。

合格する小論文、コツコツみがいていきましょう。

答案は信頼できる人に読んでもらい書き直し、完成させること。

日々積み上げた鍛錬のその先に、必ず“合格”への道は開けます。

合格を勝ち取る日まで、ともに励んでいきましょうね。

今回はここまで。

さいごまで読んでくださりありがとうございました。

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