<りらいとらぼ>を運営する“しょうろんますたあ”(@ronbun_master )です。
今回は<テレワーク>をテーマとした論文試験について以下の4つを解説します。
1 「テレワーク」は頻出テーマ
2 <書写>で論文スキルを磨け!
3 構成メモは答案作成必須ツール
4 重要キーワードを得点源にする
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いきなり「頻出問題」からどうぞ!
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「テレワーク・働き方改革」は頻出テーマ
次の<問題>をじっくり読み込んで、論文の<答案>をイメージしてください。
問題
新型コロナ感染症拡大の影響で、国内企業のテレワーク導入率が高まってきた。テレワークの普及・定着により社会的に期待される効果、その課題と解決策についてあなたの考えを述べなさい。
<書写>で論文スキルを磨く
はじめに400字詰め原稿用紙を3枚と鉛筆などの筆記道具を用意してください。
次に、ネットなどから索出した<模範答案>を最初から最後まで正確に書き写していきましょう。
書写のメリットは3つあります。
メリット
① 合格答案の内容をインプットする
② 原稿用紙の正しい使い方を覚える
③ 答案を完成させる時間を確かめる
この<書写トレ>を重ねることで、モチベとスキルは格段にアップしますよ。
原稿用紙のルールについては、以下に整理しておきますね。 原稿用紙ルール ✔︎ 文字は「楷書体」でマス内に収める ✔︎ 書き出し、改行後、段落の先頭は1マスあける ✔︎ 行中の句読点(、。)は1マスに入れる ✔︎ 行末の句読点は、文字と共に入れる(行頭に打たない)→行頭禁則 ✔︎ 行中のカッコ(かぎ・まる)は1マスに入れる ✔︎ 行末のカッコ(かぎ・まる)閉じは文字と共に入れる(行頭に書かない) →行頭禁則 ✔︎ 原則として縦・横書きすべて「漢数字」を用いる
✔︎ 行末のカッコ(かぎ・まる)始めは次行頭に入れる(行末に書かない) →行末禁則
✔︎ 固有名詞、数値、暦年は「算用数字」を用いる
✔︎ 数字は1マスに2字ずつ入れる
✔︎ アルファベットは縦書きに用いないが、固有名詞・略語は大文字で1マスに1字入れる
(横書きには用いることができ、大文字は1マスに1字、小文字は1マスに2字入れる)
構成メモは答案作成必須ツール
たとえ書きたいことが頭に浮かんできたとしても、
いきなり原稿用紙に文章を書き始めるのはゼッタイダメ!
これはとても重要なことです。
実際の試験場でゼロから答案を作成する時は構成メモをフル活用します。
構成メモを書いておけば、答案作成でフリーズしてしまうことはなくなりますよ。
頭に中がスッキリ整理されて、論文の方向性がクリアーになります。
論文は「序論・本論・結論」の3部構成が基本です。
したがって構成図も3つの「箱」をイメージして作りましょう。
序論の箱<現状・定義・課題>
↓
本論の箱<解決策・取組み>
↓
結論の箱<方向性・まとめ>
以上の流れで、構成メモを作ると、以下のようになります。 構成メモ 序論<現状・課題>
・テレワークの意味と類型
・新型コロナ感染拡大により導入増
・働き方の多様化により普及は必然
↓
本論<解決策・具体的取組み>
・期待効果①
→労働力不足解消
→地方の活性化・雇用創出
・期待効果②
→生産性向上・移動コスト削減
→人材流出の抑止
→ワークライフバランス実現
↓
・課題解決①
→勤務はクラウドシステムで管理
・課題解決②
→コミュ不足はウェブ会議で解消
・課題解決③
→情報セキュリティ教育を徹底
↓
結論<方向性・まとめ>
◎テレワークで地方創生と働き方改革を実現
◎政府と自治体、企業が連携して取組みを推進
重要キーワードを得点源にする
「テレワーク」「ワーク・ライフ・バランス」「働き方改革」「仕事と介護の両立支援」について、あなたが受験する自治体の最新情報を必ずインプットしておきましょう。
自治体の公式ウェブサイトを随時チェックしておくとよいです。
論文試験で高得点を取るには自治体の情報は欠かせません。随時アップデートすることもお忘れなく!
自治体のオリジナル情報で「模範解答」をブラッシュアップすれば、さらに内容の濃い合格答案が出来あがります。
「サテライトオフィス」「コワーキングスペース」「モバイルワーク」「クラウド型勤怠システム」「隠れ残業」「ワーケーション」等の重要キーワードについて情報収集し、専用ノートにまとめて、対策に活用することをオススメします。
専門知識と最新情報を駆使できれば、論文の説得力”爆上げ”まちがいないです。
さらに情報収集に役立つ省庁のウェブサイトを以下にリストアップしておきます。
総務省(テレワークの推進)
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/telework/
厚生労働省(テレワークガイドライン)
https://www.mhlw.go.jp/content/000828987.pdf
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最後に。
・読み手(採点者)の気持ちを慮(おもんばか)って書く
・与えられた問題(課題)に対する結論(答え)を示す
以上2つは論文対策の心得として、ぜひ肝に銘じてほしいことです。
スキマ時間を大切にして、テキストを読んで、資料で調べて・・・
そして書き上げましょう。
納得いくまで何回でも書いてください。
日々積み上げた鍛錬のその先に、必ず“合格”への道は開けます。
合格を勝ち取る日まで、ともに励んでいきましょうね。
今回はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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(by しょうろんますたあ_りらいとらぼ)